ACTUS
アクタスオリジナルセルフケアライン1シリーズと30年以上続く欧州のロングセラー家具2点が受賞
インテリア販売を行う株式会社アクタス(東京都新宿区/代表取締役社長 村田 謙)は、この度2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)で、オリジナルセルフケアライン1シリーズと、当社がヨーロッパから輸入を行う家具2点、計3点が受賞しましたことをお知らせいたします。
<「グッドデザイン」賞受賞商品>
・アクタスオリジナルセルフケアラインシリーズ「KITOKIE(キトキエ)」
・ドイツ・TECTA社「M21」ダイニングテーブル
・デンマーク・Werner社「SHOEMAKER STOOL(シューメーカースツール)」
上記受賞対象商品は、全国のアクタス直営店他でご覧いただける他、11月1日(金)から11月5日(火)まで東京ミッドタウンで開催されるグッドデザイン賞受賞展に展示されます。
2024年度グッドデザイン賞受賞展 GOOD DESIGN EXHIBITION 2024
会場 | 東京ミッドタウン
東京都港区赤坂9-7-1
会期 | 2024年11月1日(金)~11月5日(火)
開場時間 | 11:00~19:00 *最終日5日は18:00まで
|グッドデザイン賞2024 受賞商品詳細
■アクタスオリジナルセルフケアライン「KITOKIE(キトキエ)」
香り高いヒノキの産地、岐阜県中津川の「加子母(カシモ)ヒノキ」の間伐材から抽出した枝葉精油を使用した、アクタスオリジナルのフレグランスとボディケア製品です。森林保全活動の中で生まれるヒノキの精油を製品に使用し流通させることで、ヒノキの効能と加子母の認知を広げ、サステナブルな活動の一翼を担っています。
シリーズ名「KITOKIE」は、「木と木への想いを大切に木と過ごす時間を楽しむ」という製品開発のコンセプトが込められています。
グッドデザイン賞審査員コメント
高品質なフレグランス&ボディケア製品であるだけでなく、日本のものづくりの保存と地域復興活動の象徴でもあります。 これは、伝統的な職人技と、産地の自然、文化、産業の保護に対する同社のコミットメントを反映しています。 この製造方法は、生産地との密接なつながりを強調し、地元の自然遺産と文化遺産を継承および保護しており、将来のものづくりの重要な方向性の1つと見なすことができます。 日本らしい個性的なデザインは、自然と共生するライフスタイルを消費者に提供し、地域の発展と伝統工芸の継承に貢献しています。
■TECTA 「M21」 TABLE(テクタ/M21テーブル)
四角でも丸でもない、その不定形で正面のない形状のため、空間のどこに設置しても違和感がないドイツ・TECTA(テクタ)社の「M21テーブル」は、20世紀を代表する芸術学校バウハウスのデザイン思想の流れを汲む機能性と唯一無二のデザインで、1990年の発売以来現在に至るまで30年以上にわたり製造が続けられているロングライフデザインのテーブルです。
株式会社アクタスでは、1984年よりTECTA社と日本輸入総代理店契約を結び、1990年よりM21テーブルの販売を続けています。
グッドデザイン賞審査員コメント
特徴的な天板形状と脚部、さらにベースに至るまですべてが面材で構成されており、高いデザイン性を有するテーブルである。本デザインには、複数のデザイナーとバウハウスが提唱する機能性と造形美を融合させたオリジナル家具への追求が根底にあり、優れた造形美を実現している。特徴的な不定形の天板は、人と人とが正対することなく緊張感を和らげる効果があり、テーブルの方向によって見え方や印象が異なり、飽きさせないデザインとなっている。また、頑丈で長期使用に耐え得る設計が施されている。特筆すべき点は、30年以上にわたり一定数量以上の製造販売が継続されていることであり、この実績は本テーブルの市場における高い評価を裏付けるものである。
■werner SHOEMAKER STOOL(ワーナーシュー/メーカースツール)
お尻のカタチをしたシューメーカースツールのユニークなフォルムが誕生した背景には、デンマークの民俗史を遡ることになります。ルーツは15世紀デンマークの酪農家が牛の乳搾りに使っていた3本脚の椅子。その後17世紀に入って長時間の着座作業を強いられる靴職人たちが自分のお尻のカタチに合わせて木材を削り、現在のカタチの原型となりました。
名もなき職人たちの手により時代とともに進化したアノニマスなスツールを、デンマークの日常の営みから生まれた椅子として1970年代に製品化。そして現行のアイコニックなデザインは1990年に完成し、現在もなお工程のほとんどに手仕事が加わっています。
株式会社アクタスでは、1991年よりwerner社との取引を開始し、30年以上にわたりこの製品を販売しております。
グッドデザイン賞審査員コメント
フォークやパスタの形状と同じで、長い歴史の中で生まれた原型を元に現在の形を完成させ、今もハンドメイドでその形をも守りながら作り続けている製造者の姿勢と、そのデザインを伝え続ける販売企業の関係性を高く評価した。だれもが一度は目にしたことがある個性的な形状だが、詳細を見るととても理にかなった構造で、歴史の中から必然的に生まれてきたことを窺い知ることができる。これからも作り続けて欲しい、時代を代表するデザインである。
|SHOEMAKER STOOLが、グッドデザイン賞審査委員が選ぶ「私の選んだ一品」に選出
グッドデザイン賞の審査会時に、審査委員が個人的に選んだお気に入りの受賞デザインをコメントとともに展示・紹介するグッドデザイン賞の企画展「私の選んだ一品」が、GOOD DESIGN Marunouchiにて開催されます。
本年は103名の審査委員により86点が選出されましたが、審査員のひとりデザイナー柳原照弘氏の推薦によりSHOEMAKER STOOLが選出されています。
こちらは10月16日(水)から10月29日(火)までGOOD DESIGN Marunouchiにて展示されます。
審査委員/柳原 照弘氏コメント
デザイナーがデザインした形状ではなく、15世紀から使い手によるアップデートの繰り返しの中で生まれてきた形を作り続けている事に物語としての美しさを感じます。これから何年、何百年も作り続けて欲しいです。
私の選んだ一品2024 ‐グッドデザイン賞審査員セレクション‐
会場 | GOOD DESIGN Marunouchi
東京都千代田区丸の内3-4-1 国際ビル1F
第一会期 | 10月16日(水)~10月29日(火)
開場時間 | 11:00~20:00 *最終日29日は18:00まで
|グッドデザイン賞とは1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
「豊かなくらしとはただ消費を繰り返すことではなく、作り手の顔が見える製品とできる限り長い時間を過ごすこと」創業メンバーが残したこの言葉を現在にも受け継ぎ、1969年の創業以来、欧州のモダンインテリアを日本のマーケットに広めてきました。
アクタスはライフスタイルストアという独自の立ち位置をとり、“丁寧なくらし”というテーマのもと、永く使い続けることのできる良質なデザインのヨーロッパの家具、オリジナル家具、インテリア小物、アパレル、グリーンの提供までライフスタイル全般をサポートします。また、環境負荷を最小限に抑えたサステナブルなサプライチェーンを運営し、独自のサーキュラーエコノミーの推進にも取り組んでいます。
会社名:株式会社アクタス
代表者:代表取締役社長 村田 謙
事業内容:オリジナル家具・雑貨の開発と小売、卸売、レストラン・カフェ、アパレル事業、公共施設、商業業施設等のインテリアデザイン・設計施工など
公式HP URL