岐阜県広報課
~「清流の国ぎふ」文化祭2024の事業として、リトアニア、フランス・アルザス欧州自治体、そして、ハンガリーと交流事業を開催~
岐阜県では、国際交流を通じて、世界に開かれた岐阜県づくり・誇りの持てるふるさとづくりを目指していくため、各国・地域との交流を進めています。この交流をさらに深化させることを目的に、今秋、リトアニア、フランス アルザス欧州自治体、ハンガリー等との交流事業を実施します。いずれも、それぞれの地域の文化を楽しみながら理解でき、関係性を深める内容となっています。(各事業は、「清流の国ぎふ」文化祭2024の事業として開催されます。)
◇◇「清流の国ぎふ」文化祭2024についてー
岐阜県では、「清流の国ぎふ」文化祭2024を、10月14日(月・祝)から11月24日(日)までの42日間、県内全42市町村で開催します。キャッチフレーズは、「ともに・つなぐ・みらいへ ~ 清流文化の創造 ~」。 文化芸術活動を通して、清流がもたらした自然、歴史、伝統、技、文化など、岐阜県の魅力を発信します。また、年齢、性差、障がいの有無などにかかわらず誰もが参加できる新たな交流によって人と人とのつながりや生きがいを生み、新しい未来の創造につなげていきます。
・ 正式名称:第39回国民文化祭/第24回全国障害者芸術・文化祭
・ 統一名称:「清流の国ぎふ」文化祭2024
・ 会 期:10月14日(月・祝)~11 月24 日(日) 42日間
・ 開催会場:岐阜県内42市町村の各会場
・ 事業数:333
・ 目指すもの: 1 内なる深化(identityの探求)
(1)地域の発見・発信 (2)自然と文化との関わり
(3)「文化的処方」(アート体験による身体と心のケア)(4)伝統技術の保存・継承
2 外への発信(open)(1)オールジャパンの交流 (2)世界に開かれた交流
3 能登半島地震からの学び(復興祈念)
→ 地域への愛着と誇りを再確認しながら、一人ひとりがともに輝く「共生・共創社会」の実現を目指します。
・ 応援大使(敬称略):竹下景子(俳優),紺野美沙子(俳優) ,伊藤英明(俳優) ,大前光市(義足のダンサー)
・ 公式ホームページ:
◆ 国や言語を超えて大交流!「 海外・国内大交流プログラム ~踊りでつながる岐阜と世界~」
「清流の国ぎふ」文化祭2024での国際交流事業として開催。踊りを通して、世界や日本の文化に触れることができる大交流イベントです。
会場では、誰でも参加できる郡上踊で、国や言語を超えて、踊りの輪でつながります。ユネスコ無形文化遺産に登録された「風流踊」や、リトアニア・インドネシアの伝統あるダンス・音楽も披露します。世界と岐阜のグルメ・物産ブース、能登半島地震の復興を祈念したステージや石川県の物産ブースも出店し、踊って、観て、食べて、多彩な文化を体感できます。海外各国を訪問しているお笑い芸人・みやぞんも登場します。
【 「海外・国内大交流プログラム ~踊りでつながる岐阜と世界~」開催概要 】
事業名:海外・国内大交流プログラム ~踊りでつながる岐阜と世界~
開催日時:10月19日(土) 10:00~17:00
会 場:信長ゆめ広場(JR岐阜駅北口駅前広場)、杜の架け橋(JR岐阜駅歩行者用ウッドデッキ)
料 金:無料
主なプログラム:・風流踊 「寒水の掛踊」、「郡上踊」、「綾子舞」、「西馬音内の盆踊」、「京都の六斎念仏」
・リトアニア フォークダンス(ユネスコ無形文化遺産:バルト地方の歌と踊りの祭典/2003年)
・アンクルン演奏 ※アンクルン=インドネシアの伝統打楽器(ユネスコ無形文化遺産:アンクル/2010年)
・県民による海外ダンス
問い合わせ先:海外・国内大交流プログラム担当(セレスポ名古屋支店) TEL052-771-7510
◆ リトアニアとの交流事業
岐阜県では、多くのユダヤ人避難民を救うため、リトアニア・カウナス市で「命のビザ」を発給した岐阜県出身の元外交官杉原千畝氏を縁に、文化、学術、経済、観光等オール岐阜でリトアニアとの交流を進めています。2017年、岐阜・リトアニア友好協会が発足、2018年には、在岐阜リトアニア共和国名誉領事館が開館しました。
◇ 「リトアニアNOW2024」~ネムナスによる公演、駐日リトアニア大使講演会などを通じ、文化や風土を紹介
「命のビザ」の発給で知られる県出身の外交官杉原千畝氏を縁とした、岐阜県とリトアニア
との友好交流の発展を目的に、リトアニアの魅力を多彩な分野で紹介するイベントです。
フォークダンス・アンサンブル ネムナス(Nemunas)による公演、駐日リトアニア大使特別
講演会や、リトアニア出身の国際交流員アグネ・ヴェゲソーテさんによるリトアニア文化教室、
物産フェア、写真展、パネル展などを開催します。
【 リトアニアとの交流事業 開催概要 】
開催事業:「リトアニアNOW2024 森と水の国からの贈り物」
開催期間:10月18日(金)~11月15日(金)
開催催事:
・オープニングセレモニー : 定員 450名(先着順) ※無料
日時/会場:10月18日(金)18:00~19:15(予定)/サラマンカホール(岐阜市薮田南5-14-53)
「 リトアニアフォークダンス・アンサンブルによるコンサート」
出演 リトアニア共和国 フォークダンス・アンサンブル「ネムナス」
・駐日リトアニア大使特別講演会 定員 200名 ※無料、使用言語:日本語
日時/会場 10月29日(火)13:30~14:30/岐阜大学 講堂(岐阜市柳戸1-1)
・フォークダンス・アンサンブル公演 定員 400名 ※無料
日時/会場: 10月20日(日)15:00~16:30/八百津町ファミリーセンター(八百津町八百津3827-1)
・リトアニア文化教室 定員 30名 ※無料(事前申込制、先着順)
日時/会場 10月26日(土)、11月3日(日・祝)各回14:00~15:00/アクティブG 2階会議室(岐阜市橋本町1-10-1)
そのほか、写真パネル展、物産展、ハーブティフェアが開催されます ※詳細は、下記までお問い合わせください。
問い合わせ先:岐阜県国際交流課 TEL058-272-1874
◆フランス・アルザス欧州自治体との交流事業
岐阜県とフランス・アルザス地方にあるオ=ラン県の間では、アルザスワイン街道と飛騨地酒ツーリズム協議会との交流をきっかけに、2014年より多方面にわたって交流が行われてきました。 その後、2021年にオ=ラン県と隣接のバ=ラン県が合併しアルザス欧州自治体として組織再編されたことから、一層の交流の発展を進めるべく、2023年に新たな協力協定を締結。観光や文化交流、自治体間交流(高山市とコルマール市、白川村とリクヴィル村)を進めています。
◇ 本場アルザス欧州自治体と連携し、飛騨高山でONSEN・ガストロノミーウォーキングを開催
ガストロノミーウォーキングの本場であるフランス アルザス欧州自治体と連携し、 10月16日(水)に「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin飛騨高山」を開催します。ONSEN・ガストロノミーウォーキングは、地域に根ざした食、その背景にある地域の自然や歴史などの魅力に触れることを目的としたツーリズムです。秋の爽やかな気候のなか、飛騨牛や高山ラーメンなどの地元の食のほか、フランス アルザスのワイン・料理を堪能しながら、飛騨高山の魅力あふれる自然や歴史を満喫できます。
◎参加には事前の申し込みが必要です(申込みは10/6に締め切りとなりました)。
(詳細は、
)
また、ONSEN・ガストロノミーウォーキングのほか、岐阜駅のアクティブGではアルザス地方のワインが楽しめる「アルザスワインナイト」が、THE GIFTS SHOPでは、「フランス・アルザス物産展」が、開催されます。
◎「ガストロノミーツーリズム(ガストロノミーウォーキング)」とはー
ガストロノミーツーリズムとはその土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズムで、欧米を中心に世界各国で取り組まれています。ここに日本が世界に誇る「温泉」をプラスした新しい体験が「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」です。
【 フランス アルザス欧州自治体との交流事業 開催概要 】
開催事業: 「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」、「ワインナイト」、「アルザス物産展」
・ONSEN・ガストロノミーウォーキングin飛騨高山 定員/料金:100名/4,000円
[申込みは10/6に締切となりました]
開催日時:10月16日(水)9:30~15:00 ※出発式:9:30~、スタート:10:00から順次スタート
会 場:高山市 ※スタート、ゴール地点:飛騨高山まちの体験交流館(高山市上一之町35-1)
問い合わせ先:岐阜県環境生活政策課自然環境活用交流促進係 TEL058-272-1111 (内線:2927)
※当事業は、「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環であるとともに、2025年大阪・関西万博国際交流プログラムに基づく事業です。
・アルザスワインナイト
開催日時/会場: 11月23日(土・祝)、24日(日) 17:00~20:00(予定)
/アクティブG(岐阜市橋本町1-10-1)
・アルザス物産展
開催日時/会場: 11月15(金)~11月24日(日)
/アクティブG THE GIFTS SHOP(岐阜市橋本町1-10-1)
(アルザスワインナイト、アルザス物産展についての問い合わせ先:岐阜県国際交流課 TEL 058-272-8175)
◆ ハンガリーと日本の陶芸作家による、芸術を介した交流事業
10月18日(金)から岐阜県現代陶器美術館で開催される「Ways of Earth ハンガリー・日本陶芸作家交流展」は、ハンガリーと岐阜の陶芸作家による国際交流プロジェクト「Ways of Earth」から生まれた作品の展覧会です。異なる国と文化に身を置きながらも、土や素材に対する繊細な感性を共有する作家たちが、両国を行き来し、それぞれの土地をみて・ふれて感じた、交流の成果を展示します。
◇ 作品が伝える、同じ地球上の土や岩のなかにある多様性と豊穣な個性への気づき
「Ways of Earth」は、大地・土・風土に対する繊細な感性を共有する陶芸作家、ネーマ・ユリア(ハンガリーブダペスト在住)、日置哲也(瑞浪市在住)、阿曽藍人(美濃加茂市在住)による国際交流プロジェクトです。作家たちは、互いのフィールドである、多様な陶芸文化を擁する古くからの陶磁器産地である岐阜県東濃地域と「地質のワンダーランド」と称されるハンガリー・ヴェスプレーム県バコニュ山地・バラトン湖エリアを、歩き、見て、ふれて、感じ、時間を共有するなかで、同じ地球上の土や岩のなかにある多様性にあらためて気づき、その豊穣な個性について考えを深めました。
本展では、作家たちが両国を行き来して見つけた素材や感覚を、それぞれに表現した作品約45点を展示。あわせて、3人の作家による「アーティストトーク」や、作家作品を取り入れた室礼で、ネーマ・ユリア、日置哲也、阿曽藍人による茶碗でお茶を召し上がっていただける「呈茶 美濃焼の茶碗で一服:ハンガリーの旅」も開催します。
ツェガーニュ・アーコシュ(Czigany Akos)
【 「Ways of Earth ハンガリー・日本陶芸作家交流展」開催概要 】
事業名: 「Ways of Earth ハンガリー・日本陶芸作家交流展」
会 期:10月18日(金)~11月17日(日) 会期中無休
開館時間:10:00~18:00 (最終入館 17:30まで) ※ただし、10月18日は12:00より
会 場:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム (岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内)
観覧料:無料
主 催:岐阜県現代陶芸美術館 公式ホームページ
以下、関連催事
・アーティストトーク
日 時:10月18日(金)16:00~17:00、20日(日)13:30~14:30
会 場:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
出 演:ネーマ・ユリア氏、日置哲也氏、阿曽藍人氏(出品作家)
参加費:無料 ※事前申込不要(日本語通訳あり)
・呈茶「美濃焼の茶碗で一服:ハンガリーの旅」(国際陶磁器フェスティバル美濃’24 連携催事)
日 時:10月18日(金)、19日(土)、20(日)、11月2日(土)、3日(日・祝)、4日(月・休)
各日10:00~15:00(売切次第終了) ※10月18日のみ12:00から
会 場:セラミックパークMINO茶室 「懸舟庵」
参加費:800円(お菓子付き) ※事前申込不要
・巡回展(東京)
会 期:11月20日(水)~12月4日(水) 土日祝日休館
会 場:リスト・ハンガリー文化センター東京 (東京都港区麻布十番3丁目8-1)
TEL 03-6459-4931 公式ホームページ
◎巡回展は、一部の作品のみの展示となります
◇◇ 岐阜県の国際交流についてー
岐阜県では、国際交流を通じて世界に開かれた岐阜県づくり・誇りの持てるふるさとづくりを目指していくため、国レベル、自治体レベル、そして、県内各自治体での各国各地との姉妹都市提携により、交流を行っています。
現在は、国レベルでの交流としては、リトアニア、フランス、モロッコ。自治体レベルでは、中国 江西省、ベトナム ゲアン省/トゥアティエン=フエ省、モロッコ ウジュダ・アンガッド府/マラケシュ=サフィ州、フランス アルザス欧州自治体、ドイツ バーデン=ヴュルテンべルク州、ポーランド シロンスク県との交流を進めています。