ニューバウハウスカラーのコレクションとトゥーゲンハットチェア発売のお知らせ

2024.10.03 10:00
Knoll Japan 株式会社
ミース・ファン・デル・ローエによるデザインのトゥーゲンハットチェア

モダンファニチャーを代表するノルでは、バウハウスの精神を体現したアイコニックなデザインにバウハウスカラーを採用した「ニューバウハウスカラー」とミース・ファン・デル・ローエによるデザインの「トゥーゲンハットチェア」をリリースいたします。

ニューバウハウスカラ―コレクション
ミース・ファン・デル・ローエのプロダクトはクローム製フレームで広く知られていますが、当初はさまざまな色で塗装されたフレームも存在していました。いくつかのサンプルは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のアーカイブに残されていますが、今回のノルのコレクションはレッド、ブラック、ホワイトのウルトラマット仕上げのカラーを採用し、当時のバウハウスのデザイン精神を現代に再現しました。バウハウスは、アート、デザイン、産業の実験的な融合を目指し、色彩はその活動において重要な役割を果たしていました。特に当時のバウハウスでは、知覚や感情的な反応を探求するために、原色を使用したさまざまな実験を行っていました。ミース・ファン・デル・ローエとマルセル・ブロイヤーのデザイン哲学に基づいて再構築されたこの新しいカラーパレットは、インテリア空間に新たな深みを与え、現代的なトーンと質感を伴ったプロダクトとして再登場しました。ニューバウハウスカラーのコレクションでは、ミース・ファン・デル・ローエとマルセル・ブロイヤーによる4つのバウハウス時代のプロダクトが、装いを新たに登場します。クラシックなチューブラースチールのフォルムを現代的に再構築し、デザインと機能性が一体となった新しい価値を提供します。
ニューバウハウスカラーよりオキニス・ウルトラマットのMRチェア
ミース・ファン・デル・ローエによるデザインMRチェアのホワイト・ウルトラマット
ニューバウハウスカラーよりダークレッド・ウルトラマットのMRチェアとラッチオテーブル
ニューバウハウスカラーよりオキニス・ウルトラマットのワシリーチェア
ニューバウハウスカラーよりダークレッド・ウルトラマットのワシリーチェア

今も生き続けるバウハウスの理想
バウハウスは、機能的なシンプルさ、ミニマリズム、そしてアート、デザイン、産業の統合という理想を掲げていました。その精神は、この新しいコレクションにも反映されています。
ダークレッド・ウルトラマット
バウハウスのデザイナーたちは、知覚と感情の反応を探るため、原色を使用して多くの実験を行いました。アーカイブに残されたダークレッドは、その実験の成果を体現しています。
ダークレッド・ウルトラマット

オニキス・ウルトラマット
深いオニキスの黒は光を吸収し、フォルムにエレガントさと透明感を与えることで、バウハウスのデザイナーに愛されてきました。この色は、クラシックなチューブラースチールに洗練された表情を与えます。
オニキス・ウルトラマット

ホワイト・ウルトラマット
光と空間の知覚を高め、素材の自然な質感を引き出すホワイトは、バウハウスにおいてしばしば採用されました。今回のコレクションでは、インテリア空間にクリーンな印象をもたらします。
ホワイト・ウルトラマット

【ニューバウハウスカラー対象製品】
MRチェア&テーブル/デザイン:ミース・ファン・デル・ローエ(¥315,700~)
1927年にデザインされたカンチレバー構造のスチールフレームを持つMRチェアは、モダニズムを代表するプロダクト。ニューバウハウスカラーのウルトラマット仕上げで新たに登場し、ミースのデザイン哲学がさらに際立ちます。
MRチェアは籐とレザーの背と座面をお選びいただけます。右端はガラス天板のMRテーブル(写真はブラックガラス)

チェスカチェア/デザイン:マルセル・ブロイヤー(¥190,300~)
伝統的な職人技と工業的な素材を融合させたチェスカチェアは、1928年に発表されました。今回のニューバウハウスカラーを採用した新しいバージョンが、この洗練されたシンプルなデザインをさらに引き立てます。
チェスカチェアの背と座面は籐、または様々なファブリックの張地からお選びいただけます

ワシリーチェア/デザイン:マルセル・ブロイヤー(¥477,400~)
モダニズムを象徴するワシリーチェアは、バウハウスの理想に基づき設計されました。シンプルでありながらも構造の美しさが引き立つニューバウハウスカラーが、プロダクトに新しい視点をもたらしています。
ワシリーチェアはキャンバス、レザーより張地からお選びいただけます

ラッチオテーブル/デザイン:マルセル・ブロイヤー(¥170,500~)
ラッチオテーブルの幾何学的なデザインは、シンプルさと強さを兼ね備えており、今回のバウハウスカラーでさらにモダンな雰囲気が強調されています。
ラッチオテーブルの天板はラミネートまたは大理石からお選びいただけます



トゥーゲンハットチェアのタイムレスな魅力
建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエとリリー・ライヒは、1929年にチェコスロバキア(現在のチェコ共和国)ブルノにあるトゥーゲンハット邸を設計しました。この邸宅は、機能主義建築の傑作として称賛されており、コンクリート構造、ガラスの外壁、自然光に満ちたオープンなインテリアが特徴的です。ミースは、照明のスイッチから家具に至るまで、インテリアのすべてをデザインしました。その中の一つが、「フィーダーゼッセル」(スプリングチェア)として知られるこのチェアで、トゥーゲンハット邸の写真がメディアに掲載された際に「トゥーゲンハットチェア」として知られるようになりました。トゥーゲンハットチェアは、その優雅なカンチレバーのフォルムによって、ミースが手がけたすべての仕事に共通する技術的な精密さと芸術的な意図を体現しています。スチールのフレームは、構造と素材の両面で洗練されており、厚みのあるクッションが高い快適性を提供しています。この洗練されたラウンジチェアは、カンチレバーベース、レザーストラップの背もたれ、そしてエレガントなフォルムによって、快適さを提供します。2つのクッションとオプションで追加できるアームレストが、このチェアの心地よい動きのあるフレームを支えています。仕上げは2種類から選べ、幅広い張地オプションが用意されています。
タイムレスな美しさを今に伝えるデザインのトゥーゲンハットチェア

トゥーゲンハットチェア/デザイン:ミース・ファン・デル・ローエ(¥1,408,000~)
トゥーゲンハットチェアは、スチール構造で、クローム仕上げまたはオニキス・ウルトラマット仕上げが選べます。クッション部分は、密度の異なるポリウレタンで構成されており、ポリエステルのプレカバーが施されています。張地は取り外し可能で、ファブリックまたはレザーからお選びいただけます。
左:トゥーゲントハットアームレスチェア/クロームベース 右:トゥーゲントハットアームチェア/クロームベース
左:トゥーゲントハット アームレスチェア/オニキス・ウルトラマットベース 右:トゥーゲントハットアームチェア/オニキス・ウルトラマットベース

【Knoll Japan Showroom】
ノルジャパンショールーム  
〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル1F
TEL. 03-6447-5405 11:00~19:00 定休日:日曜日
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目」駅0 番出口直結

本プレスリリースは下記よりダウンロードいただけます。

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