【日常に「読書」の「栞」を】オールジャンルの雑誌「スピン/spin」第9号(9月28日発売予定)の表紙と目次を公開。

2024.09.20 08:00
河出書房新社
表紙はピノキオピーさんの「ことば」と共にお届け。青島もうじきさんの短篇&岡野大嗣さんの「短歌」にもご注目を。最果タヒさんの連載にヒグチユウコさんが登場! 鈴木涼美さんの小説が連載完結です。
株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役小野寺優)は、2024年9月28日(土)に発売予定のオールジャンルの雑誌「スピン/spin」第9号の「表紙」と「目次」を公開します。

ジャンルを超えてお届けする「スピン/spin」第9号!
東京都新宿区神楽坂より、オールジャンルの雑誌「スピン」第9号をお届けします。ポール・コックスさんの絵と共に「表紙」を飾るのは、今年デビュー15周年を迎える音楽クリエイターのピノキオピーさんの「ことば」です。

「表紙」と「目次」の紙は、紙の専門商社・株式会社竹尾とコラボレーションし、現在庫限りとなった紙や、新しい紙など、毎号違う「紙」を使用してお届けしております。

○表紙の紙=「クロコ グロス」*現在庫限り
○目次の紙=「スプレンダーラックスVS-FS」(グレー)*新製品
表紙は名前の通り、クロコダイルの皮革をイメージしたエンボスペーパー「クロコGA」から派生した、グロス感を持つ厚物のファインペーパー。目次は強い光沢感が特徴の新製品。グレーに輝く紙に刷られた白のオペークインキの文字にもご期待を。今号も実物でなければ伝わらない「紙」の魅力溢れる資材でお届けします。ぜひ手に取って、視覚・触覚でお楽しみください(本誌掲載「紙の話」「紙のなまえ」もあわせてご覧ください)。
ジャンルを超えた豪華小説連載陣(一穂ミチさん、大森美香さん、尾崎世界観さん、恩田陸さん、鈴木涼美さん、堂場瞬一さん、中村文則さん、藤沢周さん)でお届けする第9号、ついに鈴木涼美さんの大好評連載「典雅な調べに色は娘」が完結です。現在、単行本刊行に向けて改稿中。お楽しみに!
巻頭は青島もうじきさんの短篇「うたうきかい」。版面の中で文字が奏でる至極の物語をご堪能ください。
歌人・岡野大嗣さんが「スピン」初登場。安福望さんが描くイラストと共に、岡野さんの短歌18首が誌面で躍ります。
好評連載「警察小説アンソロジー」第2回は天祢涼さんの短篇「県警の番人」後篇です。ぜひ8号掲載の前篇から一気読みを!
先日、萩原朔太郎賞を受賞した最果タヒさんがキャラクターに捧げる「詩」の連載「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」第6回は「トーマの心臓詩集」、さらに最果さんがさまざまな方々を「宝塚」へお誘いする往復書簡連載「ときには恋への招待状」、第7回のゲストに画家のヒグチユウコさんが登場。ヒグチさんが描く圧巻の「絵」とともにお楽しみください。
もちろん多様な書き手によるエッセイにもご注目を。
「言葉」の魅力も怖さも――表紙の「ことば」をいただいたピノキオピーさんの「歌詞の話」も連載完結。10 月刊行予定の歌詞集『ピノキオピー歌詞集 君が生きてなくてよかった』、画集『ピノキオピー VISUAL COLLECTION 2024-2009 PINOCCHIO』、2冊をあわせたボックスセット『ピノキオピー歌詞集&画集 ANNIVERSARY BOX』にご期待ください!
エッセイは岸田國士戯曲賞を受賞した池田亮さんが登場。「本の話」は装丁家・書体デザイナーの山田和寛さんにご寄稿いただきました。
さらに斉藤壮馬さんの異色の連載エッセイ「書を買おう、街へ出よう。」、書評家・ゲーム作家の渡辺祐真さんの連載「詩歌の話」に加えて、好評連載書評「絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本」では井辻朱美さん(白百合女子大学教授・ファンタジー文学)、齋藤明里さん(女優)が「絶版本」への熱い思いを語ります。
株式会社竹尾とのコラボ企画「紙の話」は、すずきたけしさん(ライター)が千代田区神田錦町にある竹尾の「見本帖本店」を訪れ、身体の奥に眠る自らの「紙」の記憶を手繰ります。

残暑厳しい中、朝晩に少しだけ、秋を感じる季節になりました。
ぜひ本を手に、秋の夜長をお楽しみください。



[短篇]
・青島もうじき  うたうきかい
[短歌+イラスト]
・岡野大嗣=短歌/安福望=イラスト  窓 窓 窓 窓
[エッセイ]
・池田亮  嫌いな地元
[連載小説]
・一穂ミチ  ハイランド美星ヶ丘(第9回)
・大森美香  花と葉(第8回)
・尾崎世界観 すべる愛(第8回)
・恩田陸   そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第9回)
・鈴木涼美  典雅な調べに色は娘(最終回)
・堂場瞬一  連作 罪と罪(第9回)
・中村文則  彼の左手は蛇(第5回)
・藤沢周   利休残照(第9回)
[警察小説アンソロジー](第2回)
・天祢涼  県警の番人(後篇)
[歌詞の話](最終回)
・ピノキオピー 歌詞「アンテナ」/エッセイ「普通」のアンテナ
[連載詩]第6回
・最果タヒ  キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる――トーマの心臓詩集
[連載往復書簡] 第7回
・最果タヒ  ときには恋への招待状
――詩人からさまざまな方へ、宝塚公演へのおさそいの記録。ゲスト=ヒグチユウコ
[紙の話] 第9回
・すずきたけし 紙の記憶
[詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌] 第9回
・渡辺祐真  自由と制限のあわい~掛詞と本歌取~
[本の話]
・山田和寛  私はあなたと
[連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]
・井辻朱美  山中峯太郎でなければホームズではない
・齋藤明里  真っ青な、あの本
[連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。] 第9回
・斉藤壮馬  「Reflection」
[紙のなまえ]

「スピン/spin」第9号 書誌情報
■誌名/号数 :スピン/spin 第9号
■雑誌コード :07822-10(文藝 2024年秋季号増刊)
■定価 :330円(税込)
■仕様 :A5判/並製・平綴じ/176P
■発売日 :2024年9月28日(土)
■ブックデザイン:佐々木暁
■装画 :ポール・コックス(Paul Cox)
■本文挿画 :塩川いづみ
■協力 :株式会社竹尾
■書誌ページ
■「スピン/spin」Webページ
【「スピン/spin」定期購読のご案内】
*定期購読は書店へご注文ください。
*年間定期購読をお申し込みいただいた方には「スピン/spin」特製栞をプレゼントします。
*4号分の定期購読で必ずもらえる特典「特製栞3枚セット」の詳細は下記をご覧ください。

あわせて読みたい

【社内外のブレーン】になる!新しいコンサルティングの形
antenna*
文藝春秋の文芸誌『文學界』9月号が完売!
PR TIMES
正岡子規の俳句「○○○○も雪の深さを尋ねけり」4文字の言葉、わかるかな? - ニュースな本
ダイヤモンド・オンライン
【SPECIAL】“LE LABO” City Exclusive Collection
Lula JAPAN
&Premium No. 129 Inspiring Words / 明日を生きるための言葉。 | & Premium (アンド プレミアム)
&Premium[本]
富士山マガジンサービス、新サービス「ファン購読」を開始
PR TIMES
アレルゲン28品目・動物由来の原料・油を使わずに作ったカレーソース「ウェルビーイングカレー」発売
PR TIMES Topics
超人気ボカロP・ピノキオピー初の書籍刊行!! デビュー15周年を記念し、2024年10月29日、3点同時発売!!! 【ピノキオピー 15th ANNIVERSARY 書籍刊行プロジェクト】
PR TIMES
「恥ずかしくても不格好でも、まずは 言葉にする」塩谷舞と岡本真帆の “書く”モチベーションになるもの
CREA
「横浜限定デザイン」の猫クッキー缶発売
PR TIMES Topics
短歌の力を再確認した出来事。編集後記「明日を生きるための言葉」 | & Premium (アンド プレミアム)
&Premium[本]
“バズる”をやめたエッセイストと SNSで話題の歌人が明かす、 書いて生きる私たちのキャリア形成
CREA
【plus more】冬の新作「上下自動ルーバー付 人感センサーパネルヒーター」予約受付開始
PR TIMES Topics
消えてしまう世界の断片を保存する…穂村弘と永井玲衣が語る短歌と哲学の可能性
現代ビジネス
「短歌」+「エッセイ」+「自然科学」が融合した、新感覚のハイブリッド読書体験!『雑草先生の短歌教室』7月29日発売。
PR TIMES
「物流人に休息を」をテーマにしたドリンク「LOGI RECOVERY SHOT」開発
PR TIMES Topics
和田誠の名言「アイデアが二つ浮かんだ時…」【本と名言365】
Casa BRUTUS
【新刊発売・イベント開催決定!】宮田愛萌さん 新作小説『春、出逢い』
PR TIMES
驚きに満ちた「歌集みたいな演劇」が生まれるまで《ロロ・三浦直之×上坂あゆ美×鈴木ジェロニモ鼎談》
CREA
【新刊】シナリオ、詩、短歌、俳句、エッセイ、評論…さまざまな形式で綴られた魂の咆哮に刮目せよ!濱祥利作品集第二弾『青の転調 青の領域』がアマゾンにて発売。
PR TIMES