好評につき第3回開催決定!島根県津和野町で12種のあんこスイーツを巡るスタンプラリー監修協力のお知らせ

2024.09.17 15:20
日本あんこ協会
日本遺産の町でローカルあんこ菓子を食べ歩くイベント

日本あんこ協会(東京都豊島区:にしいあんこ会長)は2024年10月1日(火)から、3回目の開催となる島根県津和野町の12種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「津和野あんこ旅2024」に監修協力致します。
- 名称:津和野あんこ旅2024
- 主催:(一社)津和野町観光協会 / 監修協力:日本あんこ協会
- 期間:2024年10月1日(火)~2025年1月5日(日)
- 会場:津和野町(和菓子店、洋菓子店、甘味処、レストランなど18店と宿泊施設6軒の計24軒)


【津和野あんこ旅とは?】
「津和野あんこ旅」とは、島根県津和野町の和菓子店や洋菓子店などのあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベントです。今年で第3回目となり、18の店舗、6の宿泊施設が参加する過去最大規模での開催となります。津和野町観光協会が主催、日本あんこ協会が監修協力のもと、2024年10月1日~2025年1月5日まで開催致します。第1回、第2回の好評につき、この度「津和野あんこ旅2024」として第3回目を開催する運びとなりました。
島根県津和野町は2015年、我が国初となる日本遺産のひとつに登録され、いまや名実ともに、日本を代表する伝統と文化を有する町のひとつです。あんこもまた、我が国の国民的スイーツとして、古来より親しまれてきた歴史があります。「津和野あんこ旅」では、同町で古くから愛され続けるご当地あんこ銘菓「源氏巻」を食べ比べたり、同町出身の文豪、森鴎外が考案した「饅頭茶漬け」を体験することができます。山陰の小京都と呼ばれる津和野の歴史情緒溢れる街並みを楽しみながら、日本のソウルフードであるあんこをさまざまな形で存分に食することができるスタンプラリーイベントとなっております。
【なぜ第3回目なのか】
昨年の春と秋に開催した過去2回の「津和野あんこ旅」では、町内や県内からの参加者だけでなく、他都府県など遠方からの参加者も目立ちました。過去2回の開催を経て、津和野のあんこスイーツへの期待と関心が、近隣地域だけでなく、全国的に高まってきていると確信致しました。さらなる津和野あんこの魅力を全国規模で広く深く伝えるべく、第3回目の開催にあたり監修協力させていただくことを決意致しました。

【第1回、2回との違いは?】
過去2回との大きな違いはイベントパンフレットを全4頁から全6頁に拡充し、津和野町観光協会が勧める観光スポットをわかりやすく紹介した点です。これには理由があります。津和野の魅力はあんこだけではありません。豊かな自然と伝統の息づく風情ある街並み、由緒ある神社仏閣は、訪れる旅人の心を癒してくれます。ご存じの通り、あんこもまた優しい甘さと柔らかな食感で人々の心を癒してきた歴史があります。つまり、地域のローカルあんこを片手に町の観光スポットをゆっくり散策することは、この上ない津和野の味わい方なのです。この五感をフルに活用した味わいこそ、津和野を訪れる多くの人々を癒し、結果としてたくさんの笑顔を生みだすと強く信じております。弊会のミッションはあんこを通じた世界平和の実現です。ゆえに、あんこを通じた笑顔の創出は、弊会として当然やるべきことなのです。また、弊会の3つのビジョンのうちのひとつには「あんこを通じた地域振興」というものがございます。今回のスタンプラリー参加者が全員あんこ好きであることは言うまでもありません。だからこそ、あんこをきっかけに地域の観光スポットを提餡していくことで、津和野の地域振興が着実に進むと考えております。
【なぜ津和野なのか】
津和野はあんこの可能性の宝庫です。まず津和野と言えば「源氏巻」です。源氏巻とは、こしあんをカステラ生地で巻いたご当地あんこ銘菓です。その歴史は江戸時代元禄期まで遡り、長年に渡り、地域で愛され続けてきました。現在も、同町9つの和菓子店で、こしあんをカステラ生地で巻くだけのシンプルな基本構成を維持しつつ、各々の個性が光る源氏巻が作られています。中のあんこを粒あんや白あん、抹茶あんにしたり、夏には源氏巻アイスを出すお店もあります。また衣を付けて揚げた「揚げ源氏巻」が考案されるなど、津和野らしくゆっくりではあるものの、しかし着実なチャレンジにより、確実に進化の一途を辿っています。守るべきものは守り、時代にあった変革を遂げてゆく自信と謙虚さに溢れるそのフロンティアん精神は、今後のあんこ界の発展に必要不可欠な姿勢であると信じて疑いません。
さらに、津和野が生んだ偉人と言えば、稀代の文豪、森鴎外です。鴎外と言えば、美食家としても知られていますが、同時に大変な甘党であったとも伝えられています。鴎外自身が考案したレシピは多岐に渡り、中でも「饅頭茶漬け」を抜きに、鴎外の甘党ぶりを語ることはできません。「饅頭茶漬け」とは、饅頭を四つに割ってご飯の上に乗せ、茶漬けにして食べる鴎外オリジナルのあんこレシピです。これほどシンプルでありながら、創造性あふれるアンレジレシピは他に類を見ません。そんなあんこにまつわる類まれな創造性を育んだ鴎外の出生地、津和野こそ、弊協会が設立以来追求し続けてきたあんこの可能性を広げるヒントやチャンスが眠っていると確信しております。あんこの可能性を広げることは、弊協会の存在意義であり、したがって「津和野あんこ旅」の開催は極めて当然のことなのです。
【津和野あんバサダーとは何か】
「津和野あんバサダー」とは、津和野に特化したあんこ事情に精通した人物であることを認める称号です。日本あんこ協会から、認定条件を満たしたあんこファンに対して授与される称号で、その証として、「津和野あんバサダー認定証」が贈られます。認定条件はこの度の18の対象店舗のうち、和菓子・洋菓子店の全10店舗と飲食店いずれか2店舗、つまり合計12種のあんこスイーツを購入し完食することです。当スタンプラリーでは、参加者はポイントカードを持って町内を巡ります。食したあんこスイーツ毎に、該当店舗でスタンプを押してもらうことができ「あんこポイント」が貯まります。つまり認定条件に則して12ポイントを貯めたあんこファンが「津和野あんバサダー」として認定されるのです。さらにイベント期間中、同町にある指定の宿泊施設のいずれかに1泊以上したあんこファンには、「津和野プレミアムあんバサダー」の称号が贈られ、認定証を受け取ることができます。泊りがけで12種のあんこスイーツをじっくり味わいコンプリートしてしまう積極的な態度は、津和野あんこへの並々ならぬ愛と情熱と探求心の現れであり、「津和野あんこ旅2024」を誰よりも満喫した証です。その実践者は、もはやすべてのあんこファンの模範と言えるのです。

【イベント公式ページ】
「津和野あんこ旅2024」のイベント詳細や参加方法については、以下の津和野町観光協会公式ホームページからご確認いただけます。
【日本あんこ協会とは】
名称   : 日本あんこ協会
ミッション: あんこを通じて世界平和を実現します。
事務局  : 東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)
WEB  : 
2018年10月に、あんこ普及振興を目的とした協会団体として、現会長のにしいあんこにより創設。設立当初、17名だった「あんバサダー」と呼ばれる協会員は、2024年に10,000名を超える。協会理念に「あんこを通じて世界平和の実現」を掲げ、主幹事業のひとつとして、あんこを通じた地域振興を行う。主な監修協力・後援に、島根県津和野町「津和野あんこ旅」、島根県出雲市「出雲あんこ旅」、岡山県倉敷市「備中あんたび」、愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」、北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト ムーンナイトあんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」、小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」、鹿児島山形屋「あんこ展~お茶と器と~」、日本橋三越「あんこ博覧会」、ららぽーと横浜・海老名「I LOVE あんこ」、ジャズドリーム長島「あんこの祭典」など多数。自主主催では、あんこ食べ比べ部活動「あんこ部」、全国あんこファンオンライン交流会「あんこ夜会」など。

【会長にしいあんこについて】
日本あんこ協会初代会長。物心つく頃より、あんこが大好きで、これまでに食したあんこの数は10,000種を超える筋金入りのあんこ好き。あんこを食べるだけでなく、あんこレシピの開発やあんこに関する歴史、健康効果などの研究も行う。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、TBSテレビ「Nスタ」、「マツコの知らない世界」、日本テレビ「news every.」、「ZIP!」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「ノンストップ!」、関西テレビ「報道ランナー」、「土曜はナニする!?」、NHK Eテレ「シャキーン!」、NHK関西「ほっと関西サタデー」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」、NHK FM「トーキングウィズ松尾堂」、J-WAVE「STEPONE」、TOKYO FM「いいこと、聴いた」など。講師として山梨県産業技術センター、一般社団法人甘味食品試験センター「豆類加工研究会」、出雲菓子協会、よみうりカルチャーなど。2023年6月より農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーに就任。

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