初開催!ぜんざい発祥地の出雲市で16のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント監修協力のお知らせ

2024.08.28 08:30
日本あんこ協会
日本あんこ協会(東京都豊島区:にしいあんこ会長)は、2024年9月7日(土)から島根県出雲市で初開催の16種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベント「出雲あんこ旅 ~雲州平田編~」に監修協力致します。
- 名称:出雲あんこ旅 ~雲州平田編~ 
- 主催:出雲菓子協会、平田菓子同業組合 / 監修:日本あんこ協会
- 共催:雲州平田まちあそび実行委員会 / 協力:平田商工会議所 / 後援:出雲市、(一社)出雲観光協会
- 開催期間:2024年9月7日(土)~2024年11月8日(金)
- 会場:出雲市平田町(和菓子店、洋菓子店、甘味処、製パン店、飲食店など計16店)


【出雲あんこ旅とは】
「出雲あんこ旅」とは、島根県出雲市内の和菓子店や洋菓子店、甘味処、製パン店、飲食店などのあんこスイーツを巡るスタンプラリーイベントです。第一回目となる今回は、出雲市の中でも平田地区に限定した「出雲あんこ旅 ~雲州平田編~」として、全16種のあんこスイーツを巡るスタンプラリーを開催致します。出雲菓子協会と平田菓子同業組合が主催、私ども日本あんこ協会が監修のもと、2024年9月7日(土)~11月8日(金)まで開催致します。
【なぜ出雲なのか】
弊会のビジョンの1つに「あんこを通じた地域振興」がございます。今回のように地域のあんこ菓子を巡るスタンプラリーイベントに監修協力させていただくことは、当ビジョン推進のための具体的アクションと言えます。それでは、なぜ出雲なのか?それには2つの大きな理由があります。
1つめは、出雲は「ぜんざい」発祥の地です。古来より小豆には厄除け効果があると信じられてきました。その背景から、出雲の神事で振舞われてきた神在餅(じんざいもち)がぜんざいの起源と伝えられています。ぜんざいは今や全国で食べられています。その由来を紐解けば、吉兆でありながら腹持ちがよく、優しい甘さと包み込むような温かさで、長きにわたり人々の心身の支えとなってきたことがわかります。我が国でのぜんざいのポジションは、もはや国民的あんこスイーツと言えるでしょう。そんな国民的あんこスイーツを通じて、人々の笑顔と餡心を育んできた出雲です。この地にこそ、弊会が創設以来希求し続ける「あんこを通じた世界平和の実現」を実践的に推し進めるチャンスと可能性に満ち溢れていると信じて疑いません。勿論、今回のスタンプラリーでもご当地ぜんざいを楽しむことができます。
そして2つめの理由です。ご存じの通り、出雲は我が国でも指折りの縁結びの地です。「縁」は仏教用語である「縁起」に由来すると言われています。縁起とは、すべての存在はそれだけで在り得ることはなく、無量無辺の関係性によってのみ立ち上がってくるという考え方です。ということは、あんこを食べて毎日笑顔でいられる私たち自身もまた、無量無辺の卓越したあんこスイーツとの出逢いやそれらを世に生み出してきた職人、そして職人を育んできた土地や文化、歴史など、あらゆる因縁が時空を超えて重なり合った賜物であると言えます。弊会の理念があんこを通じて世界平和を実現することである以上、この感謝に堪えない素晴らしいご縁を繋いで行かないわけにはいきません。だからこそ出雲なのです。日本屈指の縁結びの地で、あんこを通じた地域振興活動に関わらせて頂くことで、私どももまた、この先果てしなく続く因縁に良い影響を与えられる存在になりたいと切に願います。

【なぜ平田町なのか】
今回の「出雲あんこ旅」は「雲州平田編」として、出雲市平田町にて開催致します。平田町は「雲州平田」と呼ばれ、出雲大社と松江の中間地点に位置します。江戸時代には木綿製品をはじめ、松江藩の物資の集散地として長く栄えました。縁結びの聖地と今や称される出雲大社と山陰きっての古き良き伝統を有する松江をつなぐ交易の要として、地域経済を支えてきた確かな歴史があるのです。ご存じの通り、出雲大社は「ぜんざい」発祥の地です。松江は日本三大菓子処のひとつで、たくさんの優れたあんこスイーツを世に輩出してきました。そんな我が国のあんこ文化を代表する2都市の橋渡し役となってきた雲州平田です。美味しいあんこスイーツが存在しないわけがありません。古くから知られる出雲ぜんざいは餅論重要です。しかし、出雲のあんこスイーツをぜんざいだけに留めるのは勿体無すぎるのです。温故知新。出雲のローカルあんこにさらなる光を当て、その魅力と可能性を世に伝えていくためには、まず第一回目こそ「出雲あんこ旅 ~雲州平田編~」をやるべきという考えに至ったのです。今回のスタンプラリー期間限定で、新しく開発された雲州平田ならではのあんこスイーツも多数ございます。当イベントを通して、雲州平田のあんこにおけるポテンシャルが証明されれば、島根県には東から松江、雲州平田、出雲大社、既に弊会が携わる最西端の津和野まで、長く東西に伸びる「島根あんこベルト」が出現するのです。
【なぜ9月~11月で開催するのか】
第一回目となる今回の「出雲あんこ旅 ~雲州平田編~」の開催期間は、9月7日(土)~11月8日(金)です。この時期、雲州平田では町の総力を結集した秋の一大街おこしイベント「雲州平田まちあそび」が執り行われ、町外、市外、県外からもたくさんの来場者が訪れます。今年は10月20日の開催予定となりますが、9月中のイベント準備期間からイベント終了後の余韻期間まで含め、一年の内でこの時期こそ、街は最も活気と熱気に満ち溢れた姿を見せてくれます。街が絶好のコンディションを迎えるシーズンに、街のあんこスイーツを食べに来られるあんこファンの皆様には、きっとあんこを通じていつも以上の笑顔と元気をお届けすることができると信じております。

【雲州平田あんバサダーとは何か】
「雲州平田あんバサダー」とは、あんこにまつわる基礎知識はもちろん、出雲の中でも雲州平田エリアに特化したあんこ事情に精通した人物であることを認める称号です。弊会から認定条件を満たしたあんこファンに対して授与される称号で、その証として、「雲州平田あんバサダー認定証」が贈られます。認定条件は、この度の16の対象店舗すべてであんこスイーツを購入し完食することです。当スタンプラリーでは、参加者がお店であんこスイーツを購入した後、店員さんから参加者に「QあんこA」が提示されます。「QあんこA」とは、あんこにまつわる簡単な問題と回答がセットで書かれたもので、A4サイズのパネルもしくは紙面にて提示されます。つまり、参加者は「QあんこA」を一目見ただけで、店員さんとコミュニケーションをとりながら、楽しくあんこのことを学習できるのです。そしてパネルを一読した後に、「あんこスタンプ」がもらえる仕組みとなっております。なお、パネルは後学のためスマホ等で写真を撮って保存いただくことも可能です。16店舗それぞれであんこに関する豆知識を学習しながら、スタンプを貯め、見事16スタンプをコンプリートしたあんこファンが、晴れて「雲州平田あんバサダー」として認定されるのです。
【イベント公式ページ】
イベント詳細や参加方法については、出雲菓子協会公式ホームページからご確認いただけます。
【日本あんこ協会とは】
- 名称: 日本あんこ協会
- ミッション: あんこを通じて世界平和を実現します。
- 事務局: 東京都豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋5F(Rally Inc.内)
- WEB: 
2018年10月に、あんこ普及振興を目的とした協会団体として、現会長のにしいあんこにより創設。設立当初、17名だった「あんバサダー」と呼ばれる協会員は、2024年に10,000名を超える。協会理念に「あんこを通じて世界平和の実現」を掲げ、主幹事業のひとつとして、あんこを通じた地域振興を行う。主な監修協力・後援に、岡山県倉敷市「備中あんたび」、島根県津和野町「津和野あんこ旅」、愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」、北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」、JR東日本「高輪ゲートウェイフェスト ムーンナイトあんこ」、大阪メトロ「あんこ巡り」、小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」、阪急うめだ本店「時をかけるあん」、鹿児島山形屋「あんこ展~お茶と器と~」、日本橋三越「あんこ博覧会」、ららぽーと横浜・海老名「I LOVE あんこ」、ジャズドリーム長島「あんこの祭典」など多数。自主主催では、あんこ食べ比べ部活動「あんこ部」、全国あんこファンオンライン交流会「あんこ夜会」など。

【会長にしいあんこについて】
日本あんこ協会初代会長。物心つく頃より、あんこが大好きで、これまでに食したあんこの数は10,000種を超える筋金入りのあんこ好き。あんこを食べるだけでなく、あんこレシピの開発やあんこに関する歴史、健康効果などの研究も行う。主なメディア取材・出演に、日経新聞、日経MJ「食のフロンティア」、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、TBSテレビ「Nスタ」、「マツコの知らない世界」、日本テレビ「news every.」、「ZIP!」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、フジテレビ「ノンストップ!」、関西テレビ「報道ランナー」、「土曜はナニする!?」、NHK Eテレ「シャキーン!」、NHK関西「ほっと関西サタデー」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」、NHK FM「トーキングウィズ松尾堂」、J-WAVE「STEPONE」、TOKYO FM「いいこと、聴いた」など。講師として山梨県産業技術センター、一般社団法人甘味食品試験センター「豆類加工研究会」、出雲菓子協会、よみうりカルチャーなど。2023年6月に農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーに就任。

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