Bioworksが開発する植物由来の次世代合成繊維PlaX(TM)がSeivsonの25年春夏コレクションで採用

2024.09.06 13:00
Bioworks株式会社
Rakuten Fashion Week TOKYOのランウェイショーにて5型を披露
Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長CEO:坂本孝治、以下 Bioworks)が研究開発する植物由来の次世代合成繊維「PlaX(TM)(プラックス)」が、アジアでも注目される台湾デザイナーズブランド「Seivson(セイヴソン)」の2025年春夏コレクションで採用されました。
2024年9月4日(水)に開催されたRakuten Fashion Week TOKYOのランウェイショーにて、PlaX(TM)を使用した5型が披露されました。
■ PlaX(TM)採用の経緯
PlaX(TM)はサトウキビを原料とする植物由来の合成繊維であり、石油由来の合成繊維を代替することで、資源枯渇や二酸化炭素排出などの環境課題に貢献する新素材です。
PlaX(TM)が持つ環境貢献性とファブリックの質感が、Seivsonの25年春夏コレクションのテーマと持続可能なファッションへの取り組みの両方を表現できることから採用に至りました。
このたびの国外ブランドでの採用を機に、Bioworksはグローバルな市場展開を加速させ、さらなるパートナーシップの構築に注力いたします。今後も新たなブランドやデザイナーとのコラボレーションを積極的に進め、持続可能なファッション素材の普及に努めてまいります。
■ Seivson 2025年春夏コレクションテーマ:“TRACES”痕跡

「傷跡は身体のこれまでの経歴であり、シワは衣服の痕跡」

Seivsonの25年春夏コレクションは、"TRACES"(痕跡)をテーマに掲げています。今シリーズでは、女性の身体の成長という視点を切り口に、インターネット新時代で経験する現代の社会現象を探り、現実と虚偽の分かちがたい矛盾や歪みをデザインに落とし込みました。

■ Tzu Chin shen氏のコメント
デザインの過程で、PlaX(TM)の質感や特徴が今シーズンのテーマである「傷は身体の経歴、シワは衣服の痕跡」にぴったりであることが分かりました。
女性の身体が成長の過程で残した痕跡と同じように、PlaX(TM)の生地の細部や質感は現代の社会現象を忠実に反映しており、私たちの成長に対する考え方を体現し、作品に表現しています。

■ デザイナーTzu Chin Shen氏 / Seivsonについて
デザイナーのTzu Chin Shen(ヅゥチン・シン)氏は2年連続で台湾文化部の新興デザイナーに選出され、2016年にはアジア新興デザイナートップ6に選ばれました。NYコレクション、東京コレクションでランウェイ形式の発表を行い、2017年にSeivsonを設立。台湾だけでなく、日本やパリ、ニューヨークなど活動の幅を広げています。

Seivsonは「人生を取り巻くインスピレーション」をベースに設立された台湾のファッションブランドで、ブランド名は「2人の女の子の生活」を表すフランス語の2つの単語「Nos」と「Vies」を派生させたものです。バランスとアンバランスの両方を取り入れた曖昧なスタイルが特徴。柔軟でボーダーレスな発想で、日常の小さなアイデアをデザインに昇華させます。

■ Seivson Instagram:
■ Seivson HP:
■ PlaX(TM)とは
「PlaX(TM)」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオマス素材「ポリ乳酸(PLA)」に、当社が独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートしたカーボンニュートラルに貢献する新素材です。
石油由来の合成繊維であるポリエステルなどの代替はもちろん、汎用性に優れた素材として世界的に注目を集めています。
《PlaX(TM)の特徴》
・ポリエステルと比較して原料から糸製造時までのCO2排出量を41%削減。
・綿と比較して原料から糸製造時までの水使用量を90%削減。
・微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」を持つ。
・廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。
・焼却廃棄時のCO2排出量を大幅削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。

■ Bioworksについて
Bioworksは、「つくる喜びと、着る豊かさが続く、新たな生態系(エコシステム)をつくる」をビジョンに、ポリ乳酸を原料とする植物由来の次世代合成繊維「PlaX(TM)」の製造・販売を行うマテリアルクリエイションカンパニーです。
2015年の創業以来、ポリ乳酸の研究開発で蓄積された知見をもとに、2021年より繊維事業へと展開。ファッション業界における石油由来原料からの脱却の一翼を担う素材として、国内外の繊維企業やブランドから注目を集め、採用が始まっています。

■ Bioworks株式会社
代表取締役社長CEO:坂本孝治
本社:京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟7F
設立:2015年
事業内容:改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX(TM))及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等

■ Bioworks WEB:
■ bio公式OnlineStore:

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