左から〈やさしく香るピーチルイボスティー〉〈爽やかに香るマスカットルイボスティー〉〈すがすがしく香るグリーンティー〉〈華やかに香るジャスミンティー〉〈すっきり香るレモンV.C〉〈すっきり香るアセロラV.C〉
味の素AGF株式会社(代表取締役社長:島本 憲仁 以下、味の素AGF)は、2024年3月にマイボトル専用パウダードリンクの《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズを発売しました。
マイボトルの普及が拡大している中、マイボトル使用者の実態やマイボトルドリンクのニーズなど味の素AGFの調査結果をもとに開発してきましたので、その道のりを振り返ります。
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、350ml~500mlに対応したマイボトル専用のスティックタイプのパウダードリンクです。マイボトルに水やお湯を注いで5秒ほど振るだけで、簡単に美味しいドリンクが作れることが特長です。フレーバーラインナップは6品種で、香り高くすっきりとした風味で飲み飽きない味わいです。
【マイボトル使用者の実態を意識した発売の背景】
昨今、生活者のプラスチックゴミ削減など環境問題への意識は高まっています。レジ袋の有料化に伴い、レジ袋の辞退率は86%※1とエコバッグの持参が当たり前となり、ペットボトル飲料に代わってマイボトルも普及しています※1。
マイボトルを使いたいという人が内閣府の調査でも高い数値を示す中で、昨年の秋に味の素AGFが調査を実施したところ、家庭内保有率は70%※2(=約1.1億本)という状況で、マイボトルのある生活は生活者にとって身近なものになり始めています。
※1 出典:「世論調査」(内閣府)https://survey.gov-online.go.jp/hutai/r04/r04-plastic/2.html を加工して作成
※2 保有率:味の素AGF調べ 2023年10月マイボトル実態WEB調査(N=10,000)、家庭内保有本数:味の素AGF調べ 2023年10月マイボトル実態WEB調査(N=10,000)から推計
マイボトルの使用者は女性58%、男性42%※3の構成比で、幅広い年代に使用されており、老若男女問わず浸透しています。また、マイボトルの使用頻度は「ほとんど毎日」が55%※3で、日常に欠かせない必需品になりつつあります。
※3 味の素AGF調べ 2023年10月マイボトル実態WEB調査(N=10,000)
マイボトルドリンクは茶系飲料がメイン※4で、マイボトル飲料の飲みきり時間は3時間よりも長く※5、時間をかけて少しずつ飲む、いわゆる「ちびだら飲み」をされています。また、マイボトルは主にオフィスで飲まれており※5、仕事中にながら飲みされている傾向があります。そのことから、味の素AGFはすっきりとした飲み飽きない味わいが求められていると推測しています。
※4(画像左)味の素AGF調べ 2023年10月マイボトル実態WEB調査(N=10,000)、※5(画像中・右)味の素AGF調べ 2021年~2023年当社全飲料実態調査 (N=50,000)
マイボトルドリンクは自宅で手間をかけて作られていますが※6、一方で、生活者からは、マイボトルドリンクを作る手間やマイボトルドリンクで飲むフレーバーラインナップの少なさに不満があることが分かりました※6。このような背景を捉え、マイボトルドリンクのニーズを満たす《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズ6品種を新たに発売するに至りました。
※6 味の素AGF調べ 2023年10月マイボトル実態WEB調査(N=2,376)
【発売までの道のり 100回以上評価して商品の仕様を決定】
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、マイボトルのドリンクに求められる「簡便」「バラエティ」「環境」「経済性」ニーズを満たした商品です。
商品設計では、マイボトルでパウダーが全て溶けることが重要と考え、開発研究所でも数多くの試作を実施しました。アロマカプセルや水溶性の技術など、味の素AGFのスペシャリティ技術を結集した商品になっています。
アイスやホット、常温といった幅広い温度帯にも対応し、マイボトルでの使用頻度が高い350ml~500mlの幅広い容量でも美味しく飲める必要があります。フレーバーによってはフ ルーツの要素が加わるものもあるため、原料の配合を何度も試し、商品の仕様決定までに数十通りの試作と100回以上の評価を行いました。
ルイボスティー2品種は、近年の無糖フルーツフレーバーティーの人気の高まりを踏まえて、フルーツの香りを掛け合わせたフルーツフレーバーとしましたが、甘味を入れずに果汁感を出すことにとても苦労しました。そこで、味の素AGFがこれまで培ってきた、「フレッシュ・フ ルーツ・エンハンサー技術」という果汁由来成分をカプセル化する技術を用い、甘さがなくても果汁感のある風味を再現することができました。
フレッシュ・フルーツ・エンハンサー技術
発売して5か月経ちますが、ご購入いただいたお客様からは、「350ml~500mlで自分の好きな濃さに簡単に調整できるのが良い」「すぐに作れて、忙しい朝にも重宝している」「色々な味を楽しむことができるので、毎日の水分補給が楽しくなる」といった嬉しいお言葉をいただいています。
【季節を問わずあらゆる温度帯におすすめの美味しさ】
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、どの温度帯でも美味しく飲むことができる商品です。暑い時期にはアイス、体を冷やしたくないときは常温、寒い時期にはホット、というように飲みたい温度に合わせてマイボトルドリンクを作ることができます。
この季節はまだ暑い日が続きますので、夏場の水分補給飲料として、熱中症対策に適した〈すっきり香るレモンV.C〉や〈すっきり香るアセロラV.C〉をお勧めしています。ビタミンC、クエン酸も補給することができます。
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、アイスはもちろん、ホットでも美味しくお飲みいただけますので、季節に合わせてお好みの温度帯でお楽しみいただけます。
『ホットもおいしい』篇 6秒
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【各自治体とともに環境への取り組みを推進】
2021年に発売した《「ブレンディ®」ザリットル》シリーズをきっかけに各都道府県で行ってきた行政取り組みの活動は、流通・取引先にも協力をいただきながら拡大しています。《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズの発売後も、各自治体とともにプラスチックごみ削減などの環境への取り組みを行っています。
秋田県とは、「秋田県マイボトル持参運動」に賛同した県内の各スーパーと普及啓発やマイボトルプレゼントキャンペーンを実施しています。また神奈川県とは、神奈川県が取り組む「かながわプラごみゼロ宣言」に賛同し、店頭用のPOPに「かながわプラごみゼロ宣言」のロゴマークを掲載させていただいています。
各エリア課題に沿った取り組みを推進し、社会価値および経済価値の創出を目指しています。
秋田県と連携している「マイボトル持参運動」 神奈川県と連携している店頭用POP
■商品紹介
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズ
《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、マイボトル専用のスティックタイプのパウダードリンクです。「簡便」「経済性」「環境」「バラエティ」といったマイボトルドリンクに求められるニーズにお応えする商品です。飲用目的やその日の気分に合せて毎日でも飽きずに楽しんでいただけるよう、〈やさしく香るピーチルイボスティー〉〈爽やかに香るマスカットルイボスティー〉〈すがすがしく香るグリーンティー〉〈華やかに香るジャスミンティー〉〈すっきり香るレモンV.C〉〈すっきり香るアセロラV.C〉の6フレーバーの多彩なラインナップを取り揃えています。リラックス、リセット、リフレッシュ それぞれの気分に合わせて楽しく選べます。
ブランドサイト:
※商品パッケージに記載の「Relax」「Reset」「Refresh」は、AGF®が提唱する3R:「Relax(くつろぎ)」「Reset(心の整え)」「Refresh(気分一新)」について商品を通じてお客様にお伝えするものです。
■商品紹介動画
■チョコレートプラネットを起用したWEB動画
『5秒でできるマイボトル』篇(15秒)×
『環境にやさしい』篇(15秒)×
『気分で選べるバラエティーラインナップ』篇(1分30秒)×
『お財布にやさしい』篇(26秒)×