「日本の水泳界を変えるきっかけに」…なぜ高校トップスイマーが続々“名門海外大”へ？ パリ五輪“メダル1個”だった競泳界に「新ムーブ」のワケ

熱戦続いたパリ五輪。海外大会では史上最多のメダル獲得数を記録するなど、日本勢の活躍に連日、大いに盛り上がった。一方で、予想以上に苦戦を強いられた種目もある。競泳はその代表格だろう。メダル獲得は400m個人メドレーで松下知之が獲得した銀1個にとどまり、自己ベスト更新もその松下だけだった。そんな日本競泳界である「新潮流」が起こりはじめている。10代の有力選手が続々と海外大への進学を決めたのだ。そのウラに、一体何が起こっているのだろうか。(photograph by (L)川口浩輝/フォート・キシモト、(R)JIJI PRESS)