夏と言えば……!? 夏が似合うクルマを独断と偏見で5台選んでみた

2024.08.05 13:00
この記事をまとめると
■乗ったら最高の気分になれそうな夏グルマをピックアップ
■夏といえば「海」! 海が似合うクルマは夏グルマの筆頭候補
■夏といえば「冒険」! 道なき道をどこまでも突き進むオフローダーも夏グルマ
夏に乗りたい夏が似合うクルマたち
  ちょっと暑すぎる気もしますが、心まで開放的になれる夏が到来! ドライブ旅行や日帰りドライブを計画している人も多いのではないでしょうか。夏といえば、四季のなかでいちばん輝く場所はやっぱり海。海の家が建ち、たくさんの人がやってきて賑わい、あちこちで水しぶきと歓声があがって天然のテーマパークみたいな雰囲気に包まれます。私はそのなかには入らず、キラキラとまぶしく光る海と、楽しむ人たちで溢れる光景を眺めながら、のんびりと海沿いをドライブするのが好きです。
  そんなときは、乗るクルマにもこだわったらさらに最高の気分になれそう。今回は独断と偏見で「夏が似合うクルマ」をピックアップしてみました。
  まずは、海外をはじめ世界中の海と一緒に描かれることが多く、サーフボードを積んだり、大きな麦わら帽子をかぶってリゾートをドライブする姿もよく似合う、VWビートルカブリオレ。これはクラシックモデルでもいいし、新世代となってからのニュービートル/ザ・ビートルのカブリオレでも素敵です。
  海に似合う最大の特徴は、あえて「幌」と呼びたいソフトトップを開けると、オープンスポーツカーみたいにビシッと格納されるのではなく、クシュクシュっとラフに畳まれるところがいいのです。この感じが、フラっと海を流しにきちゃったみたいな飾らない雰囲気を醸し出していて、逆にカッコいい。
  でもシートはセンスのいいレザーシートだったり、外から見られてもオシャレ。2017年式のザ・ビートルカブリオレはまだ中古で500万円以上するモデルも多く、人気が衰えていないのも納得です。
  次に、夏といえば「冒険」という気分にピッタリハマるのが、ジープ・ラングラー。山やキャンプ場にももちろん似合うのですが、砂浜でも埋もれず、海辺の浅いところくらいならジャブジャブと走っていけちゃったりするのもラングラーです。映えるのはとくに、3ドアで軽快かつ自由な雰囲気も強めなラングラー・サハラ。
  身軽にどこでも行けちゃう感覚が夏のイケイケな気分を増長させてくれます。屋根などを取り外して骨組みだけにできるのも、すごくカッコいいんですよね。後席の背もたれが直立で、リクライニングもないので後席に座ってロングドライブはちょっとキツイかもしれませんが、夏なら許せそうな気もします。中古車では、2000年代のモデルならすでに200万円を切る価格のものもあります。
夏のピックアップの荷台には「遊び心」が満載!
  続いては、現行モデルで夏に乗りたいなと思うのはトヨタ・ハイラックス。荷台に浮き輪やボートを積んで海水浴に行ってもいいし、BBQグリルやクーラーボックスを積んで、そのまま荷台をキッチンがわりにみんなでワイワイお肉を焼くのも楽しそう。アイディア次第で、クルマの枠を超えた使い方ができるところが夏にピッタリだと思います。
  走行性能もタフだから、人があまり行かないような秘密のスポットなんかにもトライできそうだし、疲れたらそのまま荷台でひと休みして、夜になったら星空を眺めて……。なんて妄想が膨らむクルマです。
  次は、どことなくアメリカ西海岸の風が漂ってきそうで、夏に乗りたいなと思うのがホンダ・エレメント。2003年に発売された、ドアが観音開きとなっているクロスオーバーSUVなのですが、当時はあまり売れずあっという間にカタログから消えてしまいました。でも、海が似合うのは当然のことなのです。
  というのは、エレメントはアメリカのデザインチーム主導で企画・開発され、キーワードは「エンドレスサマー」。海の安全を守るライフセーバーの拠点となる「ライフガード・ステーション」をイメージしてデザインされているのです。スクエアなボディは居住性も高く、サンセットオレンジパールといった特徴的なボディカラーも印象的でした。
  最後は、40代以上の人なら「懐かしい!」とドラマのシーンが蘇るかもしれない、ルノー・キャトル。1997年に放映された、反町隆史さんと竹野内豊さんが主演の「ビーチボーイズ」に登場したことで、劇的にブームとなったモデルです。
  シンプルだけどどことなく愛嬌のあるデザインは往年のルノーらしく、潮風で少しヤレた感じのボディカラーといい、そっけないけど味のあるインテリアといい、海にこんなにも似合うクルマがあることを思い知らされたドラマでした。
  知人もボロボロのキャトルに乗っていたのですが、夏はリヤガラスからの熱が暑いからと、なんと「すだれ」を引っかけて乗っており、それが似合うのなんの。風鈴でも下げてあげたくなるほどで、それと合わせて私のなかでは夏が似合うクルマの1、2を争うモデルとなっています。
  というわけで、たった一度きりの今年の夏。体調管理に気を付けながらも、こうした夏らしいクルマと一緒にたくさんの思い出を作りたいものですね。

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