地方から世界を目指して!市民参加型演劇の運営費用を集めたい

2024.07.24 21:00
「地方での演劇文化を盛り上げたい。演劇を通じて故郷に恩返しをしたい」という想いから、観音寺市出身で東京で俳優活動をする嶋尾明奈と廣田琴美が、地元の方と一緒に8月23日〜25日に香川県で舞台公演を行う。目標は「アヴィニョン演劇祭」のような国際演劇祭の開催に繋げること。本公演はその第一歩になる公演です。自己紹介
はじめまして、アッキーこと嶋尾明奈です。
演劇と20年以上 関わっています。少し長くなりますが頑張ってまとめますので、ちょっと話をきいてください。私は小さい頃から芝居への憧れがあったのですが、なかなか観たり出演する環境が周りにありませんでした。当時は多様な配信等もなく、テレビドラマの中だけが演技を見られるところでしたが、とても胸が躍ったものでした。そんな思いを密かに抱えつつバスケットに青春を注いでいた私が、高校生になり芸術鑑賞として【演劇】を観ることになりました。学芸会や校内発表会での子ども同士のお芝居しか知らなかったので、とてもワクワクしたのを覚えています。そうして迎えた当日、初めて演劇を観た私は・・・残念ながらガッカリしてしまったんです。

「演劇って、面白くないものなんだ。」

今覚えば、小さい頃から抱き続けていた芝居への憧れが、それはそれは大きかったのだと思います。しかし、【演劇】へのネガティブな印象や考えを覆してくれたのも、やはり【演劇】でした。大学で出会った衝撃的に面白い観劇体験は、私の人生を決めてしまい、そして現在に至ります。
演劇は、今の時代には信じられないくらいコスパは悪いかもしれません。でも、だからこそ得られる喜びや楽しさはひとしおで、分かち合えた時は最高です。

「演劇、めちゃくちゃ面白いです!!」

そんな【演劇】を地元でもっと根付かせたい。三年目の挑戦に、心強い仲間もできました。どうぞ応援よろしくお願い致します。


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はじめまして、こっちゃんこと廣田琴美です。
「いつか香川県で舞台ができたらいいな」という想いを抱いていた時に、香川県で舞台をプロデュースしているアッキーに出会いました。故郷で気軽に演劇に触れられる機会を作るべく一歩一歩、活動を拡げていきたい!まずは8月の公演を成功させることが目標です。ご支援ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。※クラウドファンディングを担当しています。不明点などありましたらご連絡ください(tanokuwa.kagawa@gmail.com)
このプロジェクトで実現したいこと
香川県(特に三観地区)で暮らす皆さんが気軽に演劇と触れ合える機会をつくりたい。演劇を通した、新しい人生の楽しみや彩りを伝えたい。最終目標は、地元の皆さんと一緒に「西讃版アヴィニヨン演劇祭」のような、国際的な演劇祭をつくること!
【アヴィニョン演劇祭とは】南フランスのアヴィニョンで毎年7月頃に開催されている演劇等のフェスティバル。世界三大演劇祭のひとつであり、期間中は、約9万の町の人口に匹敵する数の演者・観客が、フランスをはじめ各国から集まる。
プロジェクト立ち上げの背景
観音寺市大野原町出身の嶋尾明奈が、地元にもっと演劇を根付かせたい!という想いから始めた香川公演が3回目を迎えるにあたり、想いを同じくする同郷の女優・廣田琴美とタッグを組んで「たのしいくわだて香川公演プロジェクト」を始動させました。三観地区を中心に演劇を盛り上げていくプロジェクトとして4月に公演参加者ワークショップを実施。「おもっしょそうやな」と集まった香川のメンバーと演劇公演を行います。
第1回『Some OtherSpring Spring〜いつかの春に』2022年/第2回『満月を待って』2023年
クラウドファンディング を行う経緯
演劇公演を打つにはお金がかかります(どんなこともそうですが)。公演費用を工面する方法は、劇団員や出演者から集まった会費を元手にする、企業様から協賛金をいただく、助成金を申請する等あります。過去2回の香川公演では、とある団体様の助成金を活用させていただきました。今回も申請を行いましたが、3回目となると様々な事情もあり審査が通りませんでした。今年3月末頃の出来事です。
地元に演劇文化を根付かせるために整える必要があるのは、やはり費用面です。お金が続かないから演劇を諦め、そして演劇の火はどんどん小さくなってゆく・・・という負のスパイラルを食い止めるために、今年は、公演に関わる誰もが自己負担のない形での実績を作り、来年以降の予算確保に向けた取り組みに繋げたいと思います。
演劇を生業にできる土壌を、香川県から!
東京で活動している俳優やスタッフのうち、それだけで生活ができる人はほんのひと握り。フランスや韓国には、国が「文化」として認め予算をつけて人材を育成するプログラムがありますが、日本には無きに等しく、学んだ技術を「職」として活かす場所も狭き門です。東京でさえそのような現状において、県内の四国学院大学には「演劇コース」があり、専門知識・技術を身に付けた人材が羽ばたいています。卒業後、彼らが職を求めて県外に出なくてもいいように、また、演劇の仕事を諦めずにすむように、香川に演劇を生業にできる土壌を作り、全国に広がっていけばと願います。
演劇を通した、持続可能な地域コミュニケーションの場づくりを目指して
インターネット環境の急激な発展に伴ってリアルな関係が希薄になりがちな現代・地域社会において、演劇を通した営みは、演者と観客、または観客同志のコミュニケーションを深め、交流を生むきっかけとなります。誰もが気軽に「演劇や芝居」にふれられれば、とりわけ高齢者にとっては孤立を防ぐ交流拠点となり、脳の活性化にも繋がる。子どもにとっては、自由に安心してチャレンジできる心を育む場となります。そういう場づくりも目指しています。
このムーブメントは一朝一夕に作れるものではありませんが、出会いを重ねながら、未来に向かって一歩ずつ広げていきたい。
このページをご覧くださっている皆様お一人ずつにしっかり想いを伝えられたらと願いながらも、叶わない状況に歯がゆさがありますが、想いに共感くださる方がいたり、応援してもいいかなと思っていただけたら幸いです。
これまでの歩み
【2024年8月の公演に向けて】
2月 脚本家と打ち合わせ 
3月 出演者、スタッフ公募(チラシ/各種SNS)
WSオーディション募集チラシ        18日:観音寺市長への表敬訪問(西日本放送、

4月 7日:出演者WSオーディション実施(

  21日:顔合わせ
  29日:まつりインタビュー実施
5月   2日:まつりインタビュー実施、脚本制作
6月 13日:稽古スタート
★7月4日:情報解禁・チケット販売開始
    6日:クラウドファンディング開始/公演チラシ完成
★8月23日~25日:「ツカキン!2024」公演
★10月〜配信動画の公開、ご支援者の皆様へリターンのお贈り

【香川での演劇体験づくりに向けて】
★10月 観音寺市にて演劇ワークショップ実施 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
※「★」は今後予定している活動です
8月公演実施概要
●タイトル
『ツカキン!2024~来てみてツカ、演んじょるキン~』
●日時
8月23日(金)14時~ 三豊市関係者向け公開リハーサル(会場:古木里庫)
8月24日(土)12時~ 観音寺市関係者向け公開リハーサル(会場:かまぼこ音楽堂)
8月24日(土)16時~ 公演(会場:かまぼこ音楽堂)
8月25日(日)12時~ 公演(会場:古木里庫)
8月25日(日)15時~ 公演(会場:古木里庫)
●会場への想い
「近所で面白そうなことをやっているから、ちょっと顔を出してみようかな。」そんな気持ちで演劇と気軽にゆったりと触れ合ってほしくて、いわゆる劇場施設ではなく、お店やイベントスペースをお借りして上演します。そのため、一度にお招きできる人数は限られてしまいますが、演じる人も、観る人も、そして場所も全てが混ざり合う体験を提供できたらと願います。
観音寺市会場:
(約50席/回)
香川県観音寺市観音寺町2838 ※山地蒲鉾 併設施設
三豊市会場:
(約25席+桟敷席/回)
香川県三豊市仁尾町仁尾乙264
三豊市会場:古木里庫(HPより)/ 観音寺市会場:かまぼこ音楽堂(HPより)
●上演作品について
出演者が決まった後に今回のテーマである【まつり】にフォーカスを当てて県内県外の方々にインタビューを敢行。地域の祭りの象徴である【ちょうさ】にまつわる二つの物語が生まれました。キャスト・スタッフだけでなく、会場にお越しになられた皆さんも【参加者】として物語をお楽しみいただければと思います。
上演①「灯りがともる頃」
宵祭りに活気づく、宵の口。とある町のとある八幡神社の境内で、目の前で盛り上がる“ちょうさ”を楽しむミナミ、ちひろ、ケイ。20年ぶりの帰省と祭りを楽しむケイの隣には、介護施設職員に付き添われた女性がいる。ケイは躊躇いがちにその女性に話しかけ——。
上演②「まつりのあと」
本祭り翌日の午後。一台のバスが乗客を待っている。発車時刻を過ぎていることを問われても頑なに遅刻客を待つ運転手の顔には、どこか悲壮感すら漂っており——。
上演後に「アフタートーク」開催
出演者とお客様が交流する機会として「アフタートーク」イベントを行います。ただ演劇を行う/観るだけでなく、交流を通して一層の相互理解が生まれます。(2022年、2023年開催時にも実施)
※2作品同時上演+アフタートーク(約75分)リターンについて
今回のクラウドファンディングの目的は、必要経費の補填と、この活動を未来に繋げていくために一人でも多くの方に「知っていただく、演劇に触れていただく」こと。そのためグッズなどの豪華なリターンではなく、ご支援として舞台製作が直結する内容とさせていただきました。
〜1万円以上のコースに関して、ご留意ください〜
リターン内容に、公演時(8/23〜25)での実施内容がございます。ご希望の方は、8月16日(金)23:59までにお申し込みください。
【公演時での実施リターン内容】
・会場内へのお名前掲出
・公演時にお名前を読み上げる
・エキストラ体験
・全公演観劇PASS(良席保証)
〜補足:1万円コース「オリジナル手ぬぐい」に関して(7月22日追記)〜
お届けする手ぬぐいは、ツカキン2024の名入れをした「
」を予定しています。
ツカキンのオリジナル柄ではございません。
かまわぬ そうめん縞手ぬぐい:
かまわぬ そうめん縞手ぬぐい資金の使い道
●会場使用料及び賃借料:5万円
L公演会場、稽古場使用料
●運用費:3万円
Lチラシ制作費、消耗品費等
●役務費:2万円
L保険料、郵送費等
●人件費:27万円
●旅費交通費:28万円
L4月ワークショップオーディション、8月公演、10月ワークショップの宿泊交通費
●手数料(17%+税):15万円
合計80万円最後に
初めての衝撃観劇体験から月日は流れ、今では色んな場所や色んな方法で様々なエンターテインメントを楽しめるようになりました。しかし、演劇という「誰もが作り手、誰もが見守る側のどちらにもなれる自由なエンタメ」はなかなか無いのではないでしょうか。例えば、椅子を1脚だけ用意して、演者が一人と観客が一人いればそこは舞台に早変わり。舞台美術もいりません。何も無いところでもできるのが演劇なんです。
演劇って、それぞれの人生経験を活かしながら大真面目に遊ぶこと。そして演じる事は、自分の人生への内省へ、観る事は他者への深い理解に繋がります。それってとても素敵な豊かな事だと思いませんか?
『なんかおもっしょそう(何か面白そう)』
なんてちょっとでもワクワクした方は、この取組に巻き込まれてください!チーム「たのくわ香川」の一員になって、みんなで瀬戸内のアヴィニョンをつくりましょう!!
\ プロジェクトの詳細はコチラをcheck /




<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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