ブランド立ち上げの背景（新型コロナウィルスの猛威)

プロジェクト立ち上げの背景　～新型コロナウィルスの猛威～
F-REXは2023年まで三重県伊勢市で有限会社古川書店という1890年(明治23年)から続く創業130年の老舗書店で、ピーク時は6店舗ほど店舗を構える伊勢市内最大の書店でした。しかし時代と共に紙の本の需要は失われていき、2018年には1店舗まで縮小、経営は苦しく廃業寸前のなか当時の社長が突然退任し蒸発してしまう。そこで2018年急遽息子の古川大策(当時28歳)が五代目の社長へ就任し、経営再建を図るため2020年に7000万円の銀行融資を受け書店店舗内に飲食店を展開するなどし経営のテコ入れを行ったが同年新型コロナウイルスが到来、一日の売上は数千円から2万円程度となってしまいコロナ融資等を活用し継続を行うも負債総額は1.8億円まで拡大し続投不可に陥り閉店、最後の書店店舗でしたがこれを機に消滅してしまい再建計画は完全に失敗に終わる。さらにコロナ過によりベテラン社員が逝去するなど新型コロナの猛威は凄まじいものでした。創業130年の歴史をここで終わらせるわけにはいかない、逝去した仲間の想いも胸に、どんな形であっても会社と従業員だけは守り続けていかなければならないとの想いから、新たに古川大策が幼いころから最も得意とする栄養学の知見を活かし、自社ブランドのプロテインをゼロから開発し、社名もエフリックス株式会社へ変更。2024年4月に自社ECサイトや楽天、Amazonで販売を開始しました。