自ら人生を切り開く子どもたちを育てる。いつでも・どこでも・継続的にアントレプレナーシップ教育を受講できる「Global Entre Base」を始動し、日本とASEAN各国で目指す新たな挑戦

2024.07.15 10:00
ー早期からのアントレ教育の普及を目指す『株式会社セルフウイング』。創業のきっかけはアメリカからやってきた「15歳のCEO」
 アメリカ人の少年がパソコン片手に「15歳のCEO」として来日したときのインパクトを今でも鮮明に覚えている。いつか、日本の子どもたちにもそんな可能性を示し、選択肢を作りたいと思った。
「小さい頭のうちに才能を育てる」ことは、ビジネスの世界だけではない。
スポーツ、勉強、芸術など、どんなことでも自分を表現し夢中になれることを全ての子どもに見つけてほしい、そんな願いを込めて「SelfWing(自分の翼)」という会社を設立した。


『株式会社セルフウイング』は1999年から産官学で早期からのアントレプレナーシップ教育*の研究を行い、早稲田大学発ベンチャーとして2000年に創業。早期からのアントレプレナーシップ教育事業を続けている。このストーリーでは近年のアントレ教育を取り巻く状況や抱えている課題、この度当社が開始した日本とベトナムにおける新しいサービス『Global Entre Base』を通じた国際的な取り組みへの挑戦について紹介する。


*早期からのアントレプレナーシップ教育とは、小学生以下からのアントレプレナーシップ教育(以下、アントレ教育)を指す。セルフウイングでは、「会社を設立する」というプロセスを分析し、アントレプレナーシップが自然と身につく方法を「SelfWing Method」として確立している。アントレ教育だから「会社をつくる」ではなく、そのプロセスで身につく力に着目している。
ー起業家になる人のためだけではない。重要性が再認識されているアントレ教育
独自に研究開発を重ねて生み出したアントレ教育プログラムは、日本国内のみならずASEAN、中東、韓国など多くの国に提供され、日本からの教育コンテンツの「輸出」をも可能にしている。
早期からのアントレ教育は、お金や経済、会社の仕組みについても学ぶ。しかしそれが全てではない。ましてや、起業家になる人のためだけの特別な教育ではなく、どのようなキャリアにつくにも必要な生きる力と定義し、25年に渡り国内外でその普及と定着に邁進している。


そして、昨今はこの教育が目指す「生きる力」を「非認知能力・ソフトスキル」と呼び、その重要性が再認識されている。
ー希望する誰もが「いつでも、どこでも、継続的に」アントレ教育を受けられる「場」を作ることに挑む。
 経済格差・教育格差・若年層の高失業率、など多くの課題を克服し、経済を発展させた国は"早期"、つまり小学生以下からのアントレ教育を本気で行ってきた。その結果、学力の向上や新しい産業を生みだしてきている。


しかし、日本国内ではいまだアントレ教育の本質に対する理解不足や、財源不足から、一部の限られた子どもたちにしかアントレ教育を受ける機会がないことが現状だ。
今回のチャレンジは、アントレ教育の本質と重要性を大人に理解してもらうこと。そして
希望する誰もが、「いつでも、どこでも、継続的に」学ぶことができる「場」を国内外につくることだ。
ー子どもたちに継続的にアントレ教育を提供する『Global Entre Base』が日本とベトナムで始まる。  
 今後、子どもたちは、人間にしかできない付加価値の高い分野でキャリアを構築する必要があり、早期からのアントレ教育は、その土台をつくる大事な教育分野だ。
セルフウイングがこれまで培ってきたノウハウを活かし、継続的に子どもたちにアントレ教育を提供する『Global Entre Base』が、日本とベトナム両国でいま始まろうとしている。


*『Global Entre Base』とは、子どもと大人が協働し、未来の可能性を広げるアントレプレナーシップ・コミュティスペースのことを指す。
ー受講希望者に機会を提供できていない課題。ニーズが高まっている「場」の提供へ
 これまでセルフウイングでは、日本全国の小学校、中学校、高等学校を中心に、独自のアントレ教育プログラムを提供してきた。
地域の活性化と後継者の育成や地場産業に貢献する人材育成のために、地域の経済界、大学、企業をはじめ、国や地方自治体までも、多くの事例を重ねたアントレ教育プログラムを導入。


しかし前述したように、アントレ教育は塾のように点数や結果が見えにくいため、BtoCモデルように保護者が学費を払う教育としての浸透は十分ではない。
しかし文科省もその重要性を提唱しており、また時代の変化とともに、より多くの皆様がアントレ教育プログラムの必要性を認識し始めている。
政府や教育機関、保護者のアントレ教育に対する理解が得られたことで、ニーズは更に加速している。


その結果、新しい課題も顕在化してきた。現在、希望する児童・生徒を中心にプログラムを実施しているが、受け入れ態勢や財源不足により、受講を希望する全員に機会を提供できていない。多いところでは、受講するための抽選倍率は5倍近くになる。つまり80%近い子供たちが受講のチャンスを得ていないのだ。
また公教育へのプログラムの導入、オンラインでのプログラム実施も推進しているが、十分には程遠く、受講を希望する子どもたちの手に届いていない。
その課題解決の方法の一つとして、継続的にアントレ教育が受講できる「場」の提供へのニーズが高まっている。
ーセルフウイングのノウハウとテクノロジーを駆使し、誰もが受けられるアントレ教育を作りたい。
 全国的に展開しているワークショップ、公教育への導入を加速させる動きとして、『Global Entre Base』をアントレ教育3番目の柱としてローンチさせることで、更なる普及を目指す。
この3つの柱によって、従来のアントレ教育プログラムではできなかった、いつでも・どこでも・誰でもできる、そして安価で継続的に受けられるようなアントレ教育の仕組みを作りたいと考えている。


『Global Entre Base』では、地方の空きスペースやコワーキングスペースの一角に、セルフウイングが提供する教材やノウハウをニーズに合わせて提供する。AIやその他のテクノロジーを駆使し、参入のハードルを下げ、教育の質を担保することにチャレンジする。


子どもたちをサポートするのは、トレーニングを受けた大学生。そして受講した子供たちが成長したのちは、サポートや運営する側に回る。まさしく、地域における循環型教育としてアントレ教育のエコシステムを構築する。
子どもたちは自ら考えたアイデアをその場で形にすることができるだけではなく、実際に事業化するための社会実装のチャンスも得ることができる。


またセルフウイングでは、教える側(大学生など)が、「教えることによって学ぶ」という効果を測定している。つまり、子どもも大人も、教わる方も教える方の両方に学習効果があるという有効なノウハウを駆使する。


現在はベトナムのダナン市、大学、自治体、コワーキングスペースでこの『Global Entre Base』の実証実験を順次開始している。
ー『Global Entre Base』の展開によりASEAN各国でアントレ教育のエコシステムを構築し、平和で相互に助け合える世界の実現を目指す。
 まずは日本国内の複数の地方自治体および大学で実証実験を開始するが、2026年には今までアントレ教育にチャレンジした全国47都道府県、そしてラオス、ベトナム、カンボジア、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどでのASEAN各国で『Global Entre Base』の展開を視野に入れている。


地域にそのようなアントレ教育のエコシステムを構築することにより、多くの子どもたちが起業というものを知り、起業を将来の選択肢の一つとして考えるようになれば、自らの足で立って人生を切り拓いていく、まさに自立した人生を歩むことができるだろう。


そして、この『Global Entre Base』を通じて、経済的にも精神的にも豊かな人が増え、それを他人にも分け与えることができるようになれば、今よりもはるかにもっと平和で相互に助け合える世界になると、私は信じている。私はそんな日本の未来を、世界の未来を実現したい。


株式会社セルフウイング:
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