創業90周年を迎える老舗企業の新製品。高性能をそのままに。家庭でも使いこなせるスマートフードプロセッサー「Master Cut+」

2024.06.28 10:09
今年で創業90周年を迎える山本電気は、ミシン用・掃除機用・自動車用など多岐にわたる用途のモーターを開発・製造している、知る人ぞ知るモーターメーカーです。1982年には長年培ってきた高度なモーター技術とノウハウを活かし、家電事業を開始。2014年に発売されたフードプロセッサー「Master Cut」は、静音でありながら固い食材(コーヒー豆や氷)や粘り気のある食材(長芋など)を処理できるパワフルさが評価されてきました。その「Master Cut」の静かさと力強さを継承しつつ、食材に合わせた回転速度制御モードを搭載し、さらに使いやすさを追求した「Master Cut+」を開発。
このストーリーでは「Master Cut」から「Master Cut+」への進化と魅力についてお伝えいたします。


モーターメーカーが本気で作った初代Master Cut
初代Master Cutはモーターメーカーしか作れないフードプロセッサーを世の中に出したいという漠然とした企画から始まりました。
フードプロセッサーにとってモーターは核となる部品であり、モーター性能によって製品のトルク(力量)が決まります。
山本電気がこれまで設計してきた数々のモーターで動作実験を行ったところ、電動アシスト自転車用モーターがフードプロセッサー用のモーターに最適であると確信しました。食材を切る、自転車を漕ぐ、それぞれ用途は違いますが、回転開始時に最も大きな力がかかる点や回転速度が低速であっても力が必要である点が類似していたのです。
そこからさらなる改良を行い、モーターとブレードを直接繋げるダイレクトドライブ方式を採用。静音化や自由な速度調整などを可能にしていきました。
プロからも認められたオーバースペック
Master Cutは家庭用製品として開発されましたが、プロの厨房でもご使用いただくほどに力強さや静音性、自由な速度調整を評価いただきました。中でも道場六三郎氏とのコラボ製品がその代表です。
一方で高機能と高性能を追求しすぎた製品は、ご家庭で使いづらいという課題がありました。実際に製品をご使用いただいている方々へヒアリングをおこなったところ、本人は満足していたものの、製品を使いこなせていない方が想像以上にいることがわかりました。


若手社員からの提案でMaster Cut+を開発
新商品の企画当初は、Master Cutの改良ではなく、ご家庭でも使えこなせるように性能やコストを抑えた新商品開発を検討していました。実際、Master Cutで使用されているモーターは通常のフードプロセッサーで使用されているモーターの数倍はコストがかかっており、お手頃な価格とは言いにくい製品でした。しかし、何度か企画会議を進めていくうちに、若手技術者からの提案で、食材に合わせて回転制御をモード化すればプロが使わなくてもプロのように食材を処理できる可能性が見えてきました。幸いにもMaster Cutで使われていたDCモーターは回転制御を細かく調整しやすいのが特徴でした。性能とコストを抑えた新商品ではなく、Master Cutの高い性能をそのままに、誰もが使いこなせる改良版の開発が始まりました。

新機能 スマートクックモード搭載へ
Master Cut+であれば、まるでプロのように最適な食材処理が可能になる、そんな製品を目指しました。しかし開発は一筋縄ではいかず。開発チームでは食材別に最適な回転数や回転制御を編み出すために、プログラムの設計から検証実験を約300回繰り返し行い、料理研究家などプロの意見も積極的に取り入れました。その結果、食材に合わせた最適な回転制御のモード化に成功。我々はスマートクックモードと名づけました。
試作機の評価を終えて、量産を開始
試作機を用いた様々な調理モード検証や評価を完了し、現在量産に向けて準備を進めています。6月24日よりアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」のプロジェクトを公開しました。8月5日まで応援購入を募集しています。応援頂いたサポーターの皆様へのお届けは8月末を予定しています。

プロジェクトURL:
一般販売についてはMAKUAKE完了後の9月発売を計画しています。


【商品概要】
製品名:YAMAMOTO MasterCut+
型式:YE-MM24A-WH
色:ホワイト
サイズ / 質量: W 210mm × H 250mm × D 160mm / 約3.1kg
電源 / 消費電量: 交流100V 50-60Hz 共通 / 140W
定格時間: 10分
コードの長さ: 1.2m
容量: 1回に調理できる最大量500ml
生産国: 日本

【会社概要】
社名:山本電気株式会社
本社所在地:福島県須賀川市和田道116
代表取締役:山本 弘則
事業内容:電気・電子機械器具の設計開発販売
設立: 1934年6月
HP:https://www.ydk.jp/

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