福岡の小さな不動産会社が、Jリーグクラブと共に、誰も取り残さない街づくりとして始めたSDGs活動「ユニの輪チャレンジ」の裏側

2024.06.27 14:40
ネクスウェイブ株式会社は投資用物件を扱う不動産会社で、福岡を拠点に事業を行っています。弊社は先日、地元福岡のJリーグクラブであるアビスパ福岡の「シャレンゴールドパートナー」になり、Jリーグクラブと企業が協力して行う社会連携「シャレン!」に、独自の姿勢で積極的に取り組んでいます。


「シャレン」(社会連携活動)とは、社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体・自治体・学校とJリーグクラブが連携して取り組む活動です。
そんなネクスウェイブが、シャレンプロジェクト「ツナガルサポーターズ」を生み出した背景を、広報・シャレン担当の横尾将也がお話しします!
ー地方の小さな不動産会社が、Jリーグクラブの影響力を借りて大きなアクションを起こす
不動産会社としては珍しいのですが、弊社ではほとんどの社員がX(旧Twitter)を運用しており、とある社員がアビスパ側の担当者の方と偶然X上で繋がっていたことが、アビスパさんからシャレンパートナーのお話をいただいたきっかけでした。


弊社では以前から、SDGsに対して何か大きな取り組みができないか、福岡の街に貢献できることはないかと試行錯誤していました。しかし、地方の小さな不動産会社にできることは少なく、そこに割ける人員も、地域の人々からの知名度も足りないのが現状です。


そこで、アビスパさんが持つ影響力をお借りし、他のパートナー企業さんやアビスパ福岡のサポーターさんたちも巻き込みながら、地元福岡の社会や環境に対して良いアクションが起こせるというのは大変魅力的でした。
ー誰も取り残さない街づくり
私はずっと前からJリーグが大好きで、足繁く色々なスタジアムに通うほどのファンです……とはいえ、正直「シャレン!」という言葉は聞いたことすらありませんでした。
「シャレン!」という概念に触れたのは、アビスパさんと関わるようになってからです。アビスパさんのシャレン活動である『FUKUOKA TAKE ACTION!』では、これまでにブラインドサッカー体験会や街の清掃活動など、社会や環境のことを考えた様々な取り組みが行われてきたことを知りました。自分の身近にあるJリーグクラブが、こんなにも積極的に社会貢献に取り組んでいたのかと大変感動し、アビスパさんのシャレン!への姿勢に惚れ込みました。


ネクスウェイブもシャレンゴールドパートナーですから、『FUKUOKA TAKE ACTION!』の枠組みを使って社会貢献のプロジェクトを動かすことができます。私たちは不動産事業をおこなっておりますので、街づくり・社会づくりに貢献できる活動ができたらなと思っていました。


そこで考案したのが「ツナガルサポーターズ」プロジェクトです。これはSDGsの様々な観点から、これまでになかったような新しい取り組みを行い、アビスパ福岡サポーターの輪を繋げ、誰も取り残さない街づくりを実現していこうというものです。
そして、「ツナガルサポーターズ」の第1弾として開催するのが「ユニの輪チャレンジ」です。この活動では、アビスパ福岡のサポーターさんたちから使わなくなったユニフォームやタオルマフラーなどを寄付していただき、不登校児童や高齢者施設の高齢者に寄付された応援グッズを贈って、アビスパ福岡の試合を楽しんでいただく機会を作ります。「ユニの輪チャレンジ」では、アビスパサポーターの輪を繋げていくだけでなく、古着を再活用することで資源循環の輪を生み出すこと、また、不登校児童・高齢者と社会との接点を作ることで社会の輪も広げることを目的としています。
ー反対意見もあがる中、福岡とクラブの未来を信じ続けた
「ユニの輪チャレンジ」を始めるにあたって、果たしてサポーターの皆さんが思い出の詰まった応援グッズを寄付してくださるのかという不安はとても大きかったです。特にユニフォームなんて値段もなかなかに高いものです。私もサッカーファンですから、それらを手放すことが難しいのは想像できました。


プロジェクトを知った人からは、


「思い入れのあるユニフォームを誰が寄付するんだ」
「不登校児童や高齢者にあげても意味がない」


こうした悲しい言葉をかけられることもやはりありました。


しかし、このプロジェクトが福岡の社会とアビスパ福岡の未来のためになると信じ、SNSや日々の活動を通じて、この活動が与えられる影響をサポーターさんたちに訴えかけ続けました。


アビスパ福岡の練習会場や試合会場に出向き、これまで5回ほどグッズ回収の活動をおこなってきました。結果としては想定の何十倍ものグッズが集まり、延べ100人近くのサポーターさんたちに協力していただけました。こんなにも多くの人たちを巻き込めるムーブメントにできたのは本当に嬉しかったです。
「次の持ち主がこれを使ってアビスパとの思い出を作っていってくれたら」


寄付してくださる皆さんがこうした言葉をかけてくださります。中には初めて買ったユニフォームをくださる方や、選手サイン入りの物をくださる方も。サポーターの輪を広げていくため、不登校児童や高齢者が社会との接点を持つきっかけを作るためにと、大切なグッズを寄付してくださる皆様の優しさを想うと目頭が熱くなります。
ー福岡を日本一シャレンにアツい街に
「ユニの輪チャレンジ」としては、7月20日のアビスパ福岡対東京ヴェルディ戦のスタジアムに不登校児童たちを招待すること、そして高齢者に対してはまた別の試合で開催するパブリックビューイングに招待することを予定しています。もちろん観戦に参加される皆様には、サポーターの方々から託されたユニフォームやタオルマフラーを使って応援していただきたいと思います。Jリーグクラブと手を取り合って始めた活動だからこそ生み出せるストーリーを大事にしていきたいです。
また、あくまでも「ユニの輪チャレンジ」は「ツナガルサポーターズ」プロジェクトの第1弾であり、プロジェクトとしては今後も様々な活動を続けていきます。サッカーの現場で使われた物のアップサイクルであったり、弊社が不動産投資の会社なのでマネーリテラシー的な視点からもSDGsに貢献できる活動ができたらなと思っているところです。
"日本で一番社会課題が集まってくるサッカークラブ"を目指しているアビスパ福岡に関わる皆さんと手を取り合い、福岡を日本一シャレンに本気で取り組む街にできるよう、積極的な姿勢で取り組んでいきます。そして、シャレンの熱を、福岡から日本、そして世界へと波及させていけたら嬉しいです。






【会社概要】
会社名:ネクスウェイブ株式会社
所在地:福岡県福岡市中央区渡辺通2−7−14 パグーロ薬院6階
代表者:木下晃一
設立:2015年10月22日
公式HP:
【本件に関するお問い合わせ】
会社名:ネクスウェイブ株式会社
担当者:横尾 将也
TEL: 070-3285-4894
E-Mail: m-yokoo@nexwave.co.jp

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