LuckyFes’24がauとタッグを組んで、いつでも、どこでも、誰でも楽しめるフェスの実現を目指す!コラボレーションのきっかけや意義とは?

2024.06.18 12:59
LuckyFM茨城放送は、アジア最大のテーマパーク型フェスを目指し、2024年7月13日から15日まで、「音楽と食とアートの祭典」をテーマに「LuckyFes’‘24」を開催します。


今回タッグを組むauとの取り組みでは、音楽フェス初心者やこれまで「LuckyFes」に来場したことがないお客さまに、フェスの楽しみ方を多角的に伝える事前紹介コンテンツや、開催日当日の様子を生配信し、出演アーティストなどにもその場でインタビューを行う会場レポートなど、スマートフォンからも手軽に楽しめる、さまざまな動画コンテンツを提供します。
「LuckyFes」がauとタッグを組むことで生まれる意義、新たな施策とは。
(左:「LuckyFes」総合プロデューサー 堀 義人/右:KDDI 株式会社 マーケティング本部 R&A センター ARPU 企画グループ 鈴木 祥絵)


堀:「LuckyFes」の運営母体がLuckyFM茨城放送なんですが、初年度から「ABEMA®️」でライブを生配信したりと、当初から配信に力を入れようと考えていました。今年はテレビ局や、韓国のMBCというラジオ局ともタイアップを予定していますし、海外アーティストの出身国からテレビ局をお呼びしようと思っています。私たちも、もっとコンテンツを配信していきたいという気持ちがあったところに、auさんからお声がけいただいたのは、非常にありがたいことですし、いいきっかけをいただけたなと思っています。


鈴木:私たちは「手のひらにエンタメを。」を合言葉に、お客さまのスマホライフを豊かにするためのさまざまな取り組みをしています。通信キャリアとして、通信環境や端末などハード面の提供だけではなく、 ソフト面であるコンテンツの提供もしていきたいと考えています。そうしたなかで、出来合いのコンテンツの協賛につくだけではなく、協業してコンテンツを生み出す取り組みをしたいという想いが、ありました。「LuckyFes」さんとなら、「いつでも、どこでも、誰でも」楽しめるフェスを一緒につくっていけると思い、今回お声掛けさせていただきました。


「LuckyFes」さんと連携したコンテンツが盛り上がれば、「LuckyFes」そのものが盛り上がる。そして「LuckyFes」が盛り上がれば、コンテンツも盛り上がる。それぞれが独立しているわけではなく、相乗効果でWin-Winの関係を構築できるのではと思っています。
具体的にはどのような取り組みをしているのでしょうか。
鈴木:「LuckyFes」さんとだからこそ実現可能な、5つのコンテンツを準備しています。一つ目が、お笑いコンビのアルコ&ピースさんに出演いただく事前PR動画。二つ目は、当日レポート動画。茨城県出身のお笑いコンビ、ぐりんぴーすさんに当日のフェス飯などをレポートしていただきます。三つ目が、ライブ当日のアーティストコメント。ライブが終わったアーティストの方に楽屋口で生のコメントをいただく予定です。四つ目が、ライブ後、約15組のアーティストに行うロングインタビューの配信。五つ目が、「LuckyFM」の公開収録の動画。出演いただくアーティスト10組の様子を配信します。「LuckyFes」さんと相談しながら、盛りだくさんのコンテンツを企画しました。


堀:アルコ&ピースさんの動画はすでに
やSNSに投稿していますので、そちらをご覧になって「LuckyFes」のことを予習して参加したら、きっと楽しさが倍増するので、ぜひ多くの方に見ていただきたいですね。
今年で3回目を迎える「LuckyFes」。来場者数も毎年倍増し、急成長している理由とは?
堀:新たに“フェス”というマーケットに参入するにあたって考えたことは、他のフェスができないことやろう、ということでした。トップと同じ土俵で戦っても勝てるわけがない。ロック音楽が中心だったなら、クロスオーバーにして幅広いジャンルのアーティストを呼ぼう。若い音楽好きな層から家族をターゲットにしよう。スポンサーを入れることでチケットを安く設定して、小学生以下は無料、中高生は半額と、他のフェスではなかなか考えられない価格にしました。キッズエリアをつくったり、テントを張れる場所をつくったりとアピールする層を変えたんですね。さらに、音楽だけじゃなくアートや食にも力を入れることで、「テーマパーク型フェス」と表現しています。「子どもがディズニーより楽しいと言っていた」というアンケートの回答に、比較対象はそこか!と私たちも驚きましたが、子どもが楽しいと親も楽しいし、親も好きな音楽が聴けて楽しい。それが実現できるのが「LuckyFes」という場所なんです。
鈴木:フェスというと若年層が多いイメージですが、「LuckyFes」は40代以上の方が4割以上、親子3世代でいらっしゃる方もいるというお話をうかがい、幅広い年齢層でも来場しやすい環境づくりは、今までにないフェスのかたちだな、と驚きました。出演者も、今話題のアーティストから往年のスターまで、多彩なジャンルが聴けるのも魅力ですし、毎年来場者数が増え、急拡大しているフェスだからこそ、私たちKDDIも一緒にフェスを盛り上げていきたいという想いを持ち、今回、お声がけさせていただきました。私自身、茨城県出身なこともあって、堀さんとともに地元を、そして「LuckyFes」を盛り上げたいという想いもありました。


堀:ありがとうございます。鈴木さんが今おっしゃったように、40代以上の方が4割以上もいて、茨城県近郊の方が7割以上来場されているんですね。初めて参加する方が5割以上、子どもができてからなかなかフェスに行けなかったけれど、子どもを連れて久しぶりにフェスに来たという方たちも6割ぐらいいて、そうした従来のフェスとは異なる層の方たちが「LuckyFes」に来てくれているようなんです。私も妻と子どもと3日間行きましたが、当日はバラバラに行動するんですよ。それぞれが好きな音楽を聴いて、友だちと集まったりして。終わった後に集まって「何が楽しかった?」って報告し合う。それが楽しい。「LuckyFes」は、写真や動画撮影、SNS投稿も原則OKなので、撮ったものを互いに見せ合ったり、SNSへアップもできるんです。そうした比較的自由な環境で、テーマパーク的な雰囲気がつくれたのが、すごくよかったなと思っています。


鈴木:海外だと撮影可能なフェスやライブが多い印象ですが、日本だと撮影可能なフェスはなかなかないので、そこも従来のフェスとは違う「LuckyFes」ならではの取り組みですね。


堀:経営学をやっていると“イノベーション”というのは、外部から来ることが多いんです。内部にいると基本的には変わりにくい。僕らは外部からフェスに参入したからこそ、「これはいらないんじゃないか」「ここはもっと自由でいいんじゃないか」とゼロベースからつくることができた。今まで常識だったものを徹底的に打ち破ることで、イノベーションを生み出すことができたわけなんです。
音楽の楽しみ方が多様化。スマホを通して始まる音楽との出会いを届ける。
鈴木:2000年にauブランドが誕生し、最新のヒット曲を携帯電話で聴ける業界初「着うた®」サービス、1曲まるごと楽しめる業界初の音楽配信サービス「着うたフル®」、総合音楽サービス「LISMO」などさまざまな音楽サービスを提供し、携帯電話で音楽を楽しむスタイルを定着させました。 auは、これらのサービスを通して音楽とともに育ってきたブランドで、音楽との親和性は高いです。


音楽とスマホはとても相性が良いので、フェスで出会ったアーティストのMVを見たり、音楽を聴いたり、配信を見たり、そこからまた別の気になるアーティストを見つけて音楽を聴いたり……かなりの部分にスマホが介在している。今回の取り組みも、フェスが始まる前からフェスの最中も、さらにフェスが終わった後まで、さまざまな場面で楽しんでいただけるコンテンツになっています。


堀:そうした動画配信を通して、フェスの感動をもっと多くの人にも感じていただけるのは、とてもいいことだと思います。今、アリーナやスタジアム規模の会場を満杯にできるのは、音楽とスポーツしかないと思うんですね。音楽とスポーツは、感動を呼ぶ。感動があって、喜びがあって、うれしさがある。それは、普段の生活ではなかなか体験できないことなんです。特にフェスは、野外という広大な場所に多彩なジャンルの音楽が集まっているから、格別な体験になりますし、さまざまな感動を呼ぶわけですよね。僕も去年、「Lucyfes」のステージを見ながら3回ぐらい泣きました。素晴らしいパフォーマンスはネットでシェアされて、感動した人たちがまたそれを広げていく。そうした通信を介した循環は、すごく価値があると思います。今年は100組以上のアーティストが出演する予定なので、きっと誰もが好きな音楽に出会えると思いますし、どんな世代でも楽しめるはず。フェスって本当に素晴らしいと思いますね。


鈴木:現場に行くと一瞬にして心を掴まれますよね。知らないアーティストだったけれどライブがすごく楽しくて、終わる頃にはすっかりファンになって、時には涙を流してしまうこともあったりして。私もフェスって、本当にいいなと思います。会場に行けない方にも、ぜひオンラインのコンテンツを通して追体験していただけたらと思います。
ますます急拡大する「LuckyFes」。2024年、そして今後のビジョンは?
堀:今年は「アジア最大のテーマパーク型フェス」と大きくビジョンを掲げています。初年度は「茨城のフェス文化の灯を消すな」をテーマに掲げ、2日間で2万人を動員。2年目は「茨城のフェスの文化の灯をつなげ」をテーマに3日間で4万2000人が集まりました。今年のテーマは「アジア」。韓国、台湾、ベトナム、タイ、モンゴルの5カ国から10組のアーティストを呼んでいます。「最大」と謳っているのは、今回、エリアをさらに広げて、3日間4ステージで8万人を目指しているから。「アジア最大」と大きく出ちゃったわけですが、それぐらいの気持ちで、来年、再来年ともっと大きくしていきたいと思っています。


鈴木:以前、「初年度4億円の赤字」という記事を拝見して、そこまでの覚悟だったのかと、とても驚きました。大成功を収めていらっしゃると思っていたので…。


堀:商業的には赤字なんですが、成功なんですよ。フレンズ(来場者の愛称)の満足度が高いですから。単年で考えず、2年、3年、さらに10年後まで考えていくと、最初の年は赤字で構わない。「来てよかった!」「最高だった!」「また来年も来たい!」と思ってもらえることが一番重要なんです。毎回、アンケートを取っているんですが、フレンズだけでなく、アーティストにもスタッフにも答えてもらって、あらゆる面から満足度を高められるよう、毎年向上するための努力をしている。それが来年につながっていくための、なくてはならない大事なステップだと思っています。常にチャレンジ精神を持って、多くの人に満足してもらうようにするのが、僕ら運営側の役割なんです。


鈴木:今だけでなく、その先を見ていらっしゃるんですね。
堀:「アジア最大」を目指していますからね。タイからアーティストが来るとなると、タイの方々も「『LuckyFes』に行きたい」となるでしょう。実際、台湾から来るクラウド・ルーは、台湾人なら誰もが知るトップアーティストで、台湾からも「見に行きたい」という声をたくさんいただいています。アジアからアーティストを呼ぶことで、世界に発信されるわけです。そうすることで結果的に、日本のアーティストも世界で注目を集めることになる。「LuckyFes」がいずれ世界中から音楽ファンが集まる場になれば、日本のアーティストももっと世界に発信していける。そのためのプラットフォームになりたいと思っているんです。去年、大規模な野外フェスとして世界的に知られる、アメリカの「コーチェラ」とイギリスの「グラストンベリー」に行ってきたんですが、両方とも街の名前がフェスの名称になっているんですよ。「LuckyFes」も同じく、茨城(イバラッキー)として、世界中に認知される日が来るといいなと思っています。


鈴木:私たち のミッションは、お客さまにとって有意義なコンテンツを提供して、お客さまのスマホライフを豊かにしていくこと。エンタメに力を入れているauが、スマホを通して新たなエンタメやアーティストとの出会いをお手伝いできればうれしいですし、そこから今までにない楽しさや幸せ、自分の“好き”に出会っていただきたい。そして、auをちょっと好きになってもらえたら、うれしいなと思います。


「LuckyFes」に参加する方はもちろん、現地参加していない方にもフェスの魅力を広めて、「いつでも、どこでも、誰でも」楽しめるフェスを実現させたい。それは、KDDI VISION 2030の“「つなぐチカラ」を進化させ、誰もが想い実現できる社会をつくる。 ”という想いにもつながっていきます。フェスのサポートをしながら、「LuckyFes」さんと一緒に、楽しいコンテンツでフェスを盛り上げていければいいなと考えています。

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