希望ある少年たちの未来を支える自立準備ホームを設立したい!

2024.06.11 23:00
帰る場所がない少年たちを受け入れる、日本一アットホームな自立準備ホームを設立します!少年院を出た後に帰る場所がない子たちが全国で毎年100名以上います。そんな子たちが社会に復帰するための架け橋となる場所である自立準備ホームを作るための設立費用の支援をお願いいたします。■一般社団法人 希望への道について■
私たちは、非行や犯罪をしてしまった少年たちが社会復帰するための支援を行なっている一般社団法人 希望への道です。
この度、栃木県内に日本一アットホームな自立準備ホームを設立するために本プロジェクトを立ち上げました。
あまり知られていないことだと思いますが、少年院を出た後に帰住先がない10代の子たちが全国で毎年100名以上います。これは実家や親戚の家に帰れない少年たちのことを言います。
そんな少年たちが少年院を出た後、社会に溶け込み、自立して生活を送るためには安心して暮らせる場所が必要です。非行や犯罪をしてしまい、少年院に入って自分と向き合い反省し、少年院を出た後に社会のために役に立ちたいと思っている少年たちがいます。
少年院を出た後に安心して暮らせる日本一アットホームな自立準備ホームを我々は作っていきます。最後まで、お読みいただき、ご支援いただけると嬉しいです。

■自立準備ホームとは?■
そもそも自立準備ホームってなに?と思われる方も多いのではないでしょうか?
ひと言でお伝えすると、刑務所や少年院を出た後に帰る場所がない人が社会復帰するまでの準備をする民間の施設です。
詳しくは犯罪白書をご覧ください。
【少年院出院者の課題】
少年院に関しては、出院した後の帰住先がない場合は出院することができません。裁判所で指示された期間になっても少年院から出ることができないということです。なぜ実家などに帰れないのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、両親や親族が受け入れを拒否している場合があるためです。
そのような帰住先のない子たちが年間で100名以上もいます。それではその子たちは出院後どこにいくのでしょうか?
答えは、更生保護施設・自立準備ホームになります。
出院後に帰る場所のない少年たちの最後の受け皿が自立準備ホームなのです。
(引用:


■代表 遊佐学の紹介■
一般社団法人希望への道の代表である遊佐学です。
私は小学校から悪いことを始め、不良、暴走族、ヤクザとやってきて、少年院や刑務所も何度かお世話になりました。
現在は悪いことからは完全に足を洗い、これまでの自分の経験から今の若い子たちが誤った道に進むことなく真っ当に社会で生きてほしいと思い、更生支援の活動を行なっています。
具体的な活動としては、少年院に訪問し講演や座談会、また2024年2月に久里浜少年院で篤志面接員として認められ、少年院で少年と1対1での面接を行っています。


【これまでの代表のインタビュー記事など】
『ザ・ノンフィクション 母の涙と罪と罰』
『前科・薬物依存からの“やり直し”…支援を諦めない元ヤクザから密着Dが伝えたい「希望」』
『新宿歌舞伎町のヤクザだった人にインタビューしてみた!! (遊佐学)』
【これまでの講演活動】
NPO法人セカンドチャンス
〈〈少年院メッセージ活動〉〉
茨城農芸学院
有明高原寮
赤城少年院
喜連川少年院
市原学園
多摩少年院
福岡少年院
駿府学園
久里浜少年院
〈〈大学、学校など〉〉
目白大学 人間学部 
栃木市立大平南中学校
早稲田広域BBS
大阪阿倍野地区BBS
千葉県長生地区保護会
新宿区社会福祉会
非行と向き合う全国ネット
栃木県小山ロータリークラブ
〈〈新聞など〉〉
読売新聞 長野版
しんぶん赤旗
リディラバジャーナル
クリスチャントゥデイ
〈〈ラジオ〉〉
親分はイエスさま
とちぎ住まいるスマイル
さっちゃんラジオ
調布 玉響の月

■プロジェクトの内容■
少年院を出た後に帰住先がない少年たちが安心して暮らせる自立準備ホームを栃木県内に設立するので、そのための費用を集めています。
自立準備ホーム設立後、受け入れる少年の人数としては、最大5名を目標として考えています。

■代表のプロジェクトへの想い■
私遊佐の話になりますが、以前、刑務所を出所した時、私の手元にあったお金はたったの3万円だけでした。
私の場合、実家に帰ることができたので、家賃などの生活費の不安なく生活することができ、落ち着いて仕事を探し更生することができました。
今あの時のことを振り返ってみて、もしあの時に帰る家がなかったら、出所して仕事がすぐに見つかるわけではないので、仕事が見つかるまで手元の3万円だけで食費、宿泊費をまかないながら生活を繋ぐことはとても難しかったと思います。きっと生活のためにと言い訳をして、また悪いことを繰り返していたと思います。


私自身の経験からも、少年院や刑務所を出て、社会復帰する上で、安心して暮らし眠れる家があることは、大切なことだと実感してます。これまでの活動で出会ってきた少年たちの中には帰る家がない子たちも多くいたので、私のように帰る家があることは当たり前ではないということに気付きました。
帰れる場所を用意することは、更生支援、再犯防止に繋がる第一歩です。だから、これまでの私の経験からも、自分の実家のように帰ってこれるアットホームな居場所を設立します。


私は自分の経験から更生をするために大切な3つのことがあると思っています。


1つ目は帰る場所です。家がなければ規則正しい生活ができずフラフラしてしまいます。
2つ目は仕事です。仕事をやらなければお金もないし時間を持て余して犯罪をしてお金を得ようと考えてしまいます。
3つ目は仲間です。更生しようとしている仲間との繋がりは励まされ、一緒に頑張ってみようという気になるからです。


もちろんこれだけで更生、再犯防止になるわけではありません。私の場合、いろんな人たちがサポートしてくださり助けてくれたおかげで今の自分があるので、本当に感謝しかありません。


私は今まで社会に対しても、家族や友達などいろんな人たちに対しても、迷惑をかけ裏切ってきました。それでもこんな私を見捨てずにいてくれた家族や友達がいてくれました。
今度は私が社会復帰しようとしている誰かにとって絶対に見捨てない存在の1人になっていきたいと考えています。同じ屋根の下、同じ窯の飯を食べて一緒に人生をやりなおしできると信じていきたいです。
■我々が目指す「日本一アットホームな」自立準備ホームとは?■
我々が目指す日本一アットホームな自立準備ホームとは、一緒に暮らすみんなが家族のような関係を築ける場所にしたいと考えています。
少年院を出た少年たちに住環境を提供するだけではなく、一緒にご飯を食べ、他愛もない会話をし、悩み事があれば膝を突き合わせて本人が納得のいくまで相談に乗り、時にはまた悪いことに手を出してしまいそうになっている少年には厳しく接する、そんな施設運営を目指したいと考えています。
正直なお話をすると、自立準備ホームを運営する上で少年たちとの関わりが少ない方が運営は楽です。なぜなら、厳しく接してしまうと居心地が悪くなってしまい帰ってこなくなってしまう可能性があるからです。
犯罪白書によると、非行をしている少年たちの中で、繰り返し非行をしている「再非行少年率」が約32%というデータがあります。つまり、非行をしている少年たちの3人に1人は非行を繰り返している計算になります。
(引用:

このデータを見て「やっぱり悪い子は悪いことをし続けて反省していないじゃないか」と思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、その少年たちがなぜ繰り返し非行をしてしまうのかを考えると少年たちが非行を繰り返してしまう原因は少年たちだけにあるわけではないのではないかと我々は考えています。なぜならば、少年院に入る子たちの多くは何らかの虐待を受けているというデータがあり、安心して暮らせる家がない子たちが多くいるからです。
下記に示している通り、犯罪白書では男子では約40%、女子では約70%が何らかの虐待を受けてきています。
(引用:


ここで皆さんに想像してほしいことがあります。


皆さんが10代の時に安心して暮らせる家がないとしたら、どのようにして生活しますか?


安心して暮らせる家がない中で、1日3食食べて、洗濯されたきれいな服を着て、学校に通い、勉強や部活動をしたり、友だちと遊んだり、家に帰ってからは自分の時間を過ごすことができると想像できますか?
このデータの中には詳細までは書かれていませんが、これまでの活動で出会ってきた少年たちの中には「家でご飯が出てこなかった子」や「少年院に入って初めて安心して暮らせる環境があることを知り家で虐待されていたことに気付く子」もいました。
だから、我々は安心して暮らせるアットホームな自立準備ホームを作ります。我々が設立する自立準備ホームでは、少年たちが非行、虐待、いじめから解放され、健やかに成長し、社会で活躍するための場所にします。
少年たちが被害者にも加害者にもならず、誰もが安心して成長できる環境にします。

■これまでの活動と準備状況■
これまで、代表である遊佐は少年院へ訪問し講演や座談会を行ったり、少年院を出た少年たちが社会に復帰できるように一緒に就職先を探したり、相談に乗ったりを10年ほど行ってきました。
今回の自立準備ホーム設立に向けても数ヶ月にわたって計画を進めており、日々苦戦することばかりです。いい物件が見つからなかったり、物件の審査を通す上で自立準備ホームとして利用することを伝えると断られてしまったりと日々壁にぶつかっています。それでも我々は目標として掲げている、日本一アットホームな自立準備ホームを設立できるよう諦めることなく取り組み続けています。
皆様のご支援をいただければ、より具体的な実現に向けて一層の努力を惜しみません。
■リターンについて■
ご支援いただいた方々には、プロジェクト達成後には、自立準備ホームの見学会や開所式への招待など、特別な体験をご提供させていただきます。
また、プロジェクトへのご支援金額に応じて、感謝の気持ちを込めた手紙や代表遊佐学による講演会などもご用意しております。
私たちと共に、希望に溢れている未来ある少年たちの人生を切り拓いていく大切な仲間として、心からの感謝をお伝えいたします。
■実施スケジュール■
2024年5月ごろを目途に、栃木県内に自立準備ホームを設立する予定です。具体的な場所や運営開始の日程については、皆様のご支援次第でさらに具体化してまいります。今後のスケジュールに関する詳細情報は、プロジェクトページにて随時更新してまいりますので、ぜひご注目ください。

■資金の具体的な使い道■
本プロジェクトは自立準備ホーム設立時の初期費用に使わせていただきます。
物件購入頭金 :50万円
リフォーム費用:15万円
生活家電購入費:30万円(洗濯機、冷蔵庫、レンジ、炊飯器、テレビ)
リターンにかかる費用:5万円
合計:100万円

■応援メッセージ■
私自身今は市議会議員をしておりますが少し道を外れていた時期もあり、友人や知人には様々な事案で少年院や刑務所などに服役した経験のある者もおります。議員になりライフワークで再犯防止の取組を推進しており提言等している所です。
一番の問題は出所後に住居の確保等が困難でまた再犯を繰り返してしまう事例は多く課題だと考えております。また当事者は様々な家庭環境や問題をかかえている子たちも多く愛に飢えている子たちも多いです。
アットホームな自立準備ホームで様々な仲間やスタッフと成長していき社会復帰に向け準備していくことは重要だと考えております。スタッフも同じような境遇を経験し伴走型で支援できると考えております。
是非皆様ご支援の程よろしくお願いします。
武蔵野市議会議員 下田大気
2017年夏、私は学さんと出会いました。
そこからずっと共にセカンドチャンス!というグループで、まっとうに生きたいと願う少年院出院者の居場所作りをしてきました。
定期的に少年院に訪問しています。いつも、学さんは、院生に
「大丈夫、やり直せるよ、出たら連絡しておいで。」
と伝えています。本当にたくさんの経験をされたからこそ言える言葉だと思います。
また、一緒に、毎月交流会をしています。ある時、不安定な出院者の子の相談に乗ってる時、
「もし、クスリをやってしまっても連絡してくるんだよ。」
と伝えていました。
過ちを犯した人にとって、たとえ、ふたたび過ちを犯しても連絡を待ってくれているという存在がどれだけ尊いことか、私自身も少年院出院者なので、その言葉に、ああ、学さんと出会えて良かった。なんだか温かい気持ちになったのを覚えています。
たくさんの少年院を出てきた若者が学さんに連絡してきます。その中には帰る場所がない子がいます。その子たちが安心してやり直せる場として、自立準備ホームを立ち上げられるとのことです。
私もイチ少年院出院者として、出来る限り、恩返しさせていただければと思います。
少年院出院者の希望への道、ぜひとも、ご協力のほどよろしくお願いいたします!!!
セカンドチャンス! 才門辰史
社会福祉士・精神保健福祉士。新宿区担当の保護司として罪を犯した人の地域生活に寄り添っています。
学さんのような人生を私は知らない。
かつてはヤクザとして歌舞伎町を肩で風を切って歩き、人と社会にも迷惑をかけた。自らも覚せい剤に溺れマンションから空を飛んだ。
九死に一生を得た彼は「なぜ自分は【生かされた】のだろうか」と後に考えるに至り、その生かされた理由の一つがこの「自立準備ホーム」の立ち上げなのだろう。
罪を犯した人が地域生活を行う上での困難は一般的には視覚化されにくく、また当事者の方も声を上げづらい立場にもある。
そんな人々への寄り添いは、自らも似た境遇に身を置いた人の方が有効な場合もあることを保護司の私は痛感する時もある。
学さん。学さんにしかできない営みを私は心から応援します。
田園調布学園大学 子ども未来学部 教授
長谷川洋昭

■最後に■
少年たちが安心して暮らせる場所を提供するために、私たちが取り組んでいるこのプロジェクトにご賛同いただけることを心より願っております。
皆様の温かいご支援と共に、自立準備ホームの実現に向けて、力強く前進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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