誉田哲也の最新刊が6/19発売決定! 警察小説の旗手が国家の闇に切り込む社会派小説『首木の民』

2024.06.10 10:00
株式会社双葉社
読書メーター「読みたい本」ランキング1位獲得!
数々のベストセラーを世に送り出してきた誉田哲也氏の最新作『首木の民(くびきのたみ)』が2024年6月19日に双葉社より刊行致します。

書店員さんから驚嘆の声、続々!


今回、誉田哲也氏がテーマにしたのは、私たちの日常生活に深く関わる「お金」。警察小説でありながら、読み進めていくうちに税金のこと、国債のこと、財務省のことが次々と明らかになる社会派小説でもあります。

発売前から絶賛の声が続出しており、いち早く本書を読んだ書店員さんからは熱い感想が届いております。


「前代未聞の取調室での経済講義!? なんと教授は容疑者という、驚きの事態! 国家と国民をつなぐ、深い見識と思慮が盛り込まれた、マネーフロー社会派小説。読み終えた後、見えない何かから解放されたような、爽やかな気持ちが込み上げました」――紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん

「『本当の悪』というものを考えさせられる小説でした。殺人を犯した人間や、それをもみ消そうとした人間が悪いのはもちろんですが、国民からお金を騙しむしり取る、そういった『悪』もあるのかと感じました」――未来屋書店大垣店 中村太郎さん

「まさか警察小説を読んで、こんなに国のしくみを勉強することになるとは思わなかった。私たちはこんなにうまく丸め込まれていたのか、と気付き以上の衝撃に打ちのめされた。誉田作品では色々な衝撃を貰ってきたが、もうこれは『問題作』間違いなしだ」――ブックマルシェ我孫子店 渡邉森夫さん


読書メーター1位獲得!


読書メーターの「読みたい本ランキング」では、単行本部門で1位を獲得!(2024年5月2日~8日)

書店員さんからの熱い感想もさることながら、発売日前から一般の読者からの注目度の高さもうかがえます。

発売前から各所から興奮の声が鳴りやみません。6月19日の発売にどうぞご期待ください。

本書あらすじ


大学の客員教授・久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。職務質問を受け、運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある掲載政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取り調べは一向に進まなかった。
一方、財布の持ち主を探していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。
菊池は、ある交通事故を探っていたが、その事故には財務省に関係する人物が絡んでいた――。

著者プロフィール


誉田哲也(ほんだ・てつや)
1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。
2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
人物それぞれの精密な視点から物語を構築し、『ストロベリーナイト』『ジウ』各シリーズといった警察小説や、『武士道』シリーズなどの青春小説等を発表し、多くの読者を獲得している。

編集担当より


1人の女性の姿を、他視点で描いたミステリー『ヒトリシズカ』。圧倒的な犯罪者を前に、私たちはどう対処すべきかを提示した問題作『ケモノの城』。情報化社会における事件捜査を通し、刑事たちの苦悩と覚悟を描いた直木賞候補作『背中の蜘蛛』。
これらのベストセラーを送り出した著者が、本作で、私たちの日常生活に深く関わる「お金」の問題に踏み込みました。
失われた30年――。どこかで耳にしたことはありませんか。給料が上がらず、世界の国々と比較しても「低賃金」の国となった日本。どうしてそうなってしまったのでしょうか? その答えが、ここにあります。
構成、人物造形、視点操作、問題提起といった、これまで誉田作品を彩ってきた特徴はそのままに、社会派小説に挑戦した著者の最新作にして金字塔です。――秋元英之(担当編集)

書籍概要


【タイトル】『首木の民』
【著者名】誉田哲也
【体裁】四六判上製
【予価】1800円+税
【ISBN】978-4-575-24747-3
【発売日】2024年6月19日
【発行元】双葉社 

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