【W受賞】「徳間文庫大賞2024」は、小路幸也さんの『国道食堂 1st season』、成田名璃子さんの『月はまた昇る』に決定!

2024.06.06 12:00
徳間書店
全国の目利き書店員が選ぶ、いまもっとも売りたい徳間文庫はコレだ!
左)『国道食堂 1st season』(小路幸也/著)、右)『月はまた昇る』(成田名璃子/著)
 株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、今年で第10回目を迎える「徳間文庫大賞2024」を小路幸也さんの『国道食堂 1st season』(
)と、成田名璃子さんの『月はまた昇る』(
)に決定したことをお知らせ致します。全国の目利き書店員が、いまもっとも売りたい徳間文庫の1冊を選ぶ徳間文庫大賞、注目必至の作品です。

 選考委員は全国の有志書店員からなる11名の「徳間文庫大賞実行委員会」の皆さん。対象期間(2022年10月~2023年9月)に刊行された徳間文庫110作品の中から絞り込んだノミネート5作品をすべて読み、得点形式で投票。その結果をもとに、3月吉日、実行委員長3名が徳間書店会議室で約2時間にわたる熱い討議を行い、大賞が決定いたしました。

 受賞2作品は、2024年10月頃より受賞記念の全面帯に巻替え、装いも新たに全国書店にて展開予定です。
また本発表と同時に「徳間文庫大賞」特設サイト(
)も公開いたしました。今後の新帯や書店展開情報等を随時お知らせしていく予定ですので、ぜひチェックして下さい。
「徳間文庫大賞」特設サイト 
『国道食堂 1st season』
『国道食堂 1st season』(小路幸也/著)
神奈川県の小田原から山梨県の甲府へ向かう国道沿いにある通称「国道食堂」。ドライブインというより、大衆食堂という感じだからか、そう呼ばれている。店の中にはなんとプロレスのリングがある。店主が元プロレスラーだからだ。この店のメニューは、唐揚げや餃子カレー、どれも素晴らしく美味い。近隣だけでなく、遠くからも客が来る。なかには、ちょっとワケありな客もいて……。田舎の食堂を舞台に、そこに集う人々の様々なドラマを描く、心温まる作品。

タイトル:国道食堂 1st season
著者:小路幸也
定価:990円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:432ページ
刊行年:2023年5月
ISBN:978-4-19-894858-0
商品ページ:
小路幸也(しょうじ・ゆきや)
【プロフィール】
北海道生まれ。北海道在住。 札幌の広告製作会社にライター、エディター、プランナーとして勤務。退社後執筆活動へ。メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』でデビュー。 主な作品に、『東京バンドワゴン』『花咲小路』『マイ・ディア・ポリスマン』などのシリーズがある。

【受賞コメント】
『国道食堂』は「男たちの物語を」という打ち合わせで、ふっと浮かんできたのが〈リングのある食堂〉です。
そこで物語が全部出来上がりました。愉しんでもらえてこんな嬉しいことはありません。ありがとうございました。


『国道食堂 1st season』選評委員コメント


・これぞ手練れの技というべき一冊 (ときわ書房本店 宇田川拓也さん)
・小説の醍醐味がある。感動というよりドキドキしてしまった。 (八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 狩野大樹さん)
・こんなに続編が気になる作品はそうそうない! (有隣堂 出版部 加藤ルカさん)


『月はまた昇る』
『月はまた昇る』(成田名璃子/著)
孤独と不安をシェアしたい人、この指止まれ!息子の保育園が見つからない会社員、娘の保育園の方針が合わない契約社員、保育園で働きたい専業主婦、保育園に落ちた仲間同士、人生をかけたプロジェクトがはじまった。

タイトル:月はまた昇る
著者:成田名璃子
定価:858円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:304ページ
刊行年:2023年6月
ISBN:978-4-19-894868-9
商品ページ:
成田名璃子(なりた・なりこ)
(C)大泉美佳
【プロフィール】
1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

【受賞コメント】
この度は栄えある賞をいただき、とても光栄ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこの機会に、たくさんの方に楽しんでいただけますように。誰もが、自分のなかの勇敢な自分と再会できますように。


『月はまた昇る』選評委員コメント


・題材の鮮度、人物造形、胸のすく展開、全てが素晴らしい (ときわ書房本店 宇田川拓也さん)
・希望があります。単行本時から推している作品です。 (八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 狩野大樹さん)
・「保活」から「起業へ」と現実でもありそうなエピソードがおもしろかった。 (有隣堂 出版部 加藤ルカさん)

徳間文庫大賞とは
2015 年、全国の書店員を中心に徳間文庫大賞実行委員会を創設。優れた小説を発表する作家を奨励し、毎年1年間に刊行された徳間文庫の中から、優れた作品に贈呈される。

歴代受賞作品


【第1回】書下し部門『妖草師』(著/武内涼)
定番部門『先生のお庭番』(著/朝井まかて)
【第2回】『生きるぼくら』(著/原田マハ)
【第3回】『警視庁公安J』(著/鈴峯紅也)
【第4回】『二年半待て』(著/新津きよみ)
【第5回】『朽ちないサクラ』(著/柚月裕子)
【第6回】『痣』(著/伊岡瞬)
【第7回】『黙過』(著/下村敦史)
【第8回】『麻倉玲一は信頼できない語り手』(著/太田忠司)
【第9回】『歌舞伎座の怪紳士』(著/近藤史恵)
主催:徳間文庫大賞実行委員会 後援:徳間書店

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先


【徳間書店PR窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp (★は@に変換してお送りください)

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