林修氏推薦! 日本の食を守るための、想像を絶する戦いの記録。集英社新書『特殊害虫から日本を救え』(宮竹貴久・著)、2024年5月17日(金)発売

2024.05.10 11:00
株式会社集英社
数十年前まで、九州以北では南西諸島で採れる農作物の多くを食べることができなかった。当時、ウリ類や熱帯果樹をむさぼり食う“特殊害虫”が蔓延し、法律でこれら作物の移動が禁止されていたのだ。それが今、ゴーヤやマンゴーが日本全国の食卓に並ぶようになったのは、害虫根絶に人生をかけた現地職員の、想像を絶する戦いがあったからだ。
本書は、根絶事業に自ら携わり、死闘の現場を間近で見てきた現役昆虫学者による奮闘の記録である。日本の食を支えた名もなき戦士たちの、努力と情熱と執念をぜひ知ってもらいたい。
(C)Takuya Igarashi林修氏推薦!「小さな難敵との果てしなき戦いを、我々は学ぶべきだ」



【目次】
第1章 オスを消す技術
第2章 空から1億の不妊ミバエが降って来る
第3章 エサを駆除して根絶
第4章 最後の1匹まで駆逐する
第5章 根絶を支えた研究
第6章 根絶のこれから
第7章 そして再侵入がはじまった
帯付書影【書籍概要】タイトル:『特殊害虫から日本を救え』
著者:宮竹貴久
発売日:2024年5月17日(金)
定価:1,100円(10%税込)
ページ数:256ページ
判型:新書判
集英社新書
ISBN:978-4-08-721317-1



●著者プロフィール 
宮竹貴久(みやたけ たかひさ)
1962年、大阪府生まれ。岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域教授。理学博士。ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て、現職。受賞歴に日本生態学会宮地賞、日本応用動物昆虫学会賞、日本動物行動学会日高賞など。主な著書に『恋するオスが進化する』『「先送り」は生物学的に正しい』『したがるオスと嫌がるメスの生物学』『「死んだふり」で生きのびる 生き物たちの奇妙な戦略』など。

あわせて読みたい

「小中高サッカーで不幸になる子を減らしたい」ジーコがスカウトしたサッカーコーチが見る未来
現代ビジネス
『ブロッコリー』調理前に絶対確認してー!実は”虫”がウジャウジャ潜んでいるかも…<虫を取り除く洗い方3選>
オリーブオイルをひとまわし
藤井聡太が5度目の防衛に挑む「王位戦」を間近で楽しむツアー開催!
antenna
拭きとるだけでは再発する「カビ」のただしい掃除方法【知って得する掃除術】
saitaPULS
見られる水族館は全国で3カ所だけ!シャチってどんな生き物?トレーナーさんに聞いてみた
Walkerplus
アリータのカメオ・コレクションにフォトジェニックなデザインの新しい仲間が登場
PR TIMES Topics
林修氏、“予備校以外の仕事”11年経ての変化を語る「自分の意見を言うように」
エンタメNEXT
令和6年度岡山大学及び中国四国農政局共催 「食料安全保障シンポジウム」〔7/3,水 岡山大学津島キャンパス〕
PR TIMES
非日常の極上のひとときを『読書×ブレインスリープ “五感で眠る” 非日常stay プラン』販売
PR TIMES Topics
【難読漢字】「紙魚」って読めますか?家にいたら厄介なあの害虫です!
現代ビジネス
強化版「スーパートコジラミ」出現で被害増加中!蘇った“昭和の害虫”のヤバい正体
OCEANS
映画館専用ポップコーン「シネマイクポップコーン」×カルビー「サッポロポテト バーベQあじ」コラボ
PR TIMES Topics
これは凄い!”置くだけ”でいや~な虫が寄り付かない!?子どもがいる家庭でも安心してできる「害虫対策」とは
オリーブオイルをひとまわし
田畑の害虫を退治してくれるお守り。寂光院の紙つばめに学ぶ【郷土玩具の心意気】
家庭画報
自家製のレモンピールをつかった夏らしい「レモンフィナンシェ」発売
PR TIMES Topics
[キャベツ栽培]初心者入門!プランターでの育て方と、害虫対策
VEGEDAY
「ナメてんの?」詐欺広告問題でメタ社に批判殺到!日本社会が「巨悪に弱い」残念な理由 - 今週もナナメに考えた 鈴木貴博
ダイヤモンド・オンライン
【夏キャンプ】無毒無臭の虫よけギア!揃えて使いたいテーブル&チェア、ベッド
MADURO ONLINE
日本人はこのままダメになるのか…2030年に地方を襲う「最悪の未来」
現代ビジネス