橋梁点検用下フランジ把持式画像取得装置「Turrets」が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」へ登録

2024.05.10 16:00
株式会社イクシス
株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 Co-CEO:山崎文敬、狩野高志)は、2024年4月26日付で、当社の橋梁点検用下フランジ把持式画像取得装置「Turrets」(以下、「本システム」という)が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS(New Technology Information System)」に登録されたことをお知らせします。なお本システムは国土交通省の「点検支援技術性能カタログ」にも掲載の技術です。


■ NETISとは
 国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。NETIS登録技術は、工事の効率化を進めるために政府が利用を推進しているもので、公共工事の施工者が登録された新技術の活用を提案し実際に工事で活用された場合には、効果に応じて工事成績評定の加点の対象となります。

【NETIS登録情報】
・NETIS番号:KT-240022-A
・新技術名称:橋梁点検用下フランジ把持式画像取得装置Turrets
・登録日:2024年4月26日(金)
・NETIS内 橋梁点検用下フランジ把持式画像取得装置Turrets 登録ページ:
■ 本システムで解決する課題
 橋梁の点検について、従来は足場仮設を行い、作業員による近接目視点検をしていました。本技術の活用により、ロボットによって損傷状況の画像を取得可能となり、足場仮設の工程短縮、ならびに高所作業のリスクが低減し安全性向上が期待できます。


■本システムの概要
本システムは、橋梁の主桁にロボットを取り付け、主桁上を走行して画像を取得し、上部工下面の点検を行うシステムです。橋梁の主桁下フランジを挟む形で左右の走行ユニットを配置し、主桁間をレールで連結、レールの上に配置された昇降機付きカメラで撮影します。
足場仮設が本体を設置する箇所のみで良いため、工程短縮、及び高所作業のリスクが低減し安全性向上が図れます。
■本システムの特徴
国土交通省「点検支援技術性能カタログ」掲載技術 技術番号:BR010004

下フランジ上の走行により径間方向を、レール上の走行により幅員方向を移動可能

昇降装置と先端の水平・上下角度変更雲台とカメラによって、自由度の高い撮影が可能

各軸のセンサにより画像に位置情報が付加され、データ整理や画像処理が可能

下フランジ幅は250~650mmに対応、添接板は高20mm程度まで乗り越し可能など、
環境が異なる場合や、少々の障害物がある場合も走行が可能

橋梁の「全面への足場仮設」がロボットの導入によって「局所的な足場仮設」に短縮

作業員が地上から遠隔操縦するため、高所作業のリスクが低減し安全性が向上
■当社の概要
 イクシスは「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとし、ロボットやAI・XR、3Dデータソリューションを連携したサービスの社会実装により、社会・産業インフラ業界のDX支援、そして社会課題の解決への貢献を目指しています。

あわせて読みたい

建設現場での各種点検WEBアプリ「チェクレポ」が加速させる建設DX。点検業務の変革に向けた想いとは。
PR TIMES STORY
AIサービスロボット「Lanky Porter」、和食ファミリーレストラン「和食さと」合計151店舗で導入
PR TIMES
東急の新しいデジタルチケットサービス「Q SKIP」の魅力
antenna
Senxeed Robotics、アリオ橋本で案内ロボット「Cruzr」と広告走行ロボット「CADEBOT」の実証実施
PR TIMES
川口市消防局、ワコムの液晶ペンタブレットを採用
PR TIMES
パーソナライズビューティケアブランドFUJIMIより「FUJIMIファスティングセット」販売開始
PR TIMES Topics
3次元計測システム「ハイブリッド測量」が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」へ登録
PR TIMES
IoTネットワークカメラ「GENBA-Monitor」が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」へ登録
PR TIMES
キッチンまわりで活躍!通気性の良い メッシュバッグ登場
PR TIMES Topics
外壁調査コストが10分の1に。赤外線ドローンとAIを活用した「外壁劣化調査サービス」をマンション管理組合・ビルオーナー向けにリリース。
PR TIMES
床面ひび割れ検知ロボット「Floor Doctor」の利用実績が、物流施設100棟・累計面積500万平方メートル を突破
PR TIMES
新次元の快適さを実現する国産サウナハット販売開始
PR TIMES Topics
前田建設、日立建機と共同で複数台の自律運転油圧ショベルによる自動施工の実用性を確認
PR TIMES
LiDARスキャン機能対応で誰でも簡単に3D点群を観測!高精度屋外ARシステム『Trimble SiteVision 5.0』リリースで利用範囲がさらに拡大
PR TIMES
吉野家、FingerVisionが食器洗浄ロボットを共同開発
PR TIMES
(共同リリース)日本航空とKDDIスマートドローンが、共同で能登半島地震後の被害状況調査の支援を実施
PR TIMES
【展示会情報】FOOMA JAPAN 2024へ出展します
PR TIMES
職人の離職、工期の遅れ… 建設業界「2024年問題」によって何が起こる? 専門家が解説
TOKYO FM+