トライトンの導入で夢じゃなくなった「三菱パジェロ」復活! ランクルのひとり勝ちに待ったをかける存在になる!!

2024.04.30 17:30
この記事をまとめると
■RVブームのころに中心にいたのが三菱パジェロだった
■2019年に終売となった三菱パジェロが復活するという報道があった
■三菱パジェロが復活したら、極限のオフロード性能を備え、車格はランクル300ぐらい、ライバルはランクル250となるだろう
RVブームの主役だった三菱パジェロ
  いま世界的なSUVブームといわれている。SUVという呼び名が広まる前、1990年代にはミニバンを含め、クロカン4WDなどをRV(レクリエーショナルビークル)としてカテゴライズしていた時代がある。
  そして、RVブームの中心にいたのは三菱パジェロだった。クロカン4WDといえば、軍用車にも通じるハードコアなモデルというイメージが強かった時代に、乗用的なクロカン4WDというキャラクターをいち早く生み出したことで、パジェロはRVの理想形となったのだ。
  そんなパジェロも、乗用プラットフォームをベースとしたクロスオーバーSUVが増えてくると、乗降性や燃費などの面でのネガが指摘されるようになり、全盛期の人気を失っていく。そうして2019年、ついに日本国内での販売が終了、その歴史に幕を下ろしたのは、ご存じのとおりだ。
  そんな伝統のモデルが帰ってくるというウワサが飛び交っている。
  三菱自動車の経営判断的にいえば、ラリーアートを本格再始動するなどモータースポーツのイメージでブランド価値を高めている流れにおいて、かつてパリダカラリーで名を馳せたパジェロを復活させることで、三菱自動車のブランディングになると考えている部分もあるだろう。
  一方、自動車メディアやモータージャーナリストからもパジェロ復活を求める声が大きくなっている。その理由は、三菱がタイで生産、日本での発売が始まったグローバルモデルのピックアップトラック「トライトン」の存在にあることはいうまでもない。
  これまでも前後をモーター駆動するプラグインハイブリッドカー「アウトランダーPHEV」のオールラウンダーな走りっぷりから、PHEVアーキテクチャーを使ったパジェロ復活という声もあったが、まだまだ「砂漠の韋駄天」としてのイメージが強いパジェロには、電動化は時期尚早という見方もある。
  トヨタ・ランドクルーザー(300系)が、まったく電動化していないように、現時点ではパジェロも純エンジン車であることが求められるといえよう。そうなると、ベースとなり得るアーキテクチャーは、前述したトライトンと共有化するというのが現実的だ。
抜群の悪路走破性と乗用車的な快適性をもち合わせるのがパジェロ
  そして、最新のトライトンはピックアップトラックとは思えない、まるでSUVのような乗り味をもっている。メカニズム的には、ラダーフレームに4気筒ディーゼルエンジンを縦置きにしたFRベースの4WDで、リヤサスペンションはトラックらしくリーフリジッドとなっているのだが、街乗りでは商用車的なネガは感じさせない。前だけを見て走っていると、まるでパジェロに乗っているような気分になれる。
  機能面でも、パジェロから伝わる4WD制御システム「スーパーセレクト4WD-II」を搭載、そこに7つのドライブモードを組み合わせている。4WDのメカニズムはセンターデフにトルセンを採用することで舗装路でもフルタイム4WDとしてスマートに走れるのもパジェロ譲り。
  さらに、センターデフの直結モード、副変速機によるローギヤモード、リヤのデフロックモードなどを組み合わせることで、かなり厳しい状況であってもクリアできるだけのポテンシャルを持っているのがトライトンの走破性だ。
  しかも、難しいテクニックは不要。ただクルマに任せて走っていれば悪路をクリアできる様は、いかにも電子制御に長けた三菱らしいところだ。さらにいえば、フルタイム4WDを選び、グラベルモードと組み合わせることによって舗装路での気もちよさも実現しているのはランサーエボリューション的でもある。
  SUVとして見たとき、とくにハードなシチュエーションを重視した場合において、トライトンの走りはアウトランダーPHEVの上位にある。それこそがパジェロに求める走破性であることに異論はないだろう。トライトンを試乗した人が口々に「このまま3列シートのボディにしてパジェロを復活させればいいのに」といっているのは、直感的な本音といっていい。
  では、トライトンのアーキテクチャーをベースに、パジェロを復活させたとして、そのライバルとなるモデルは……といえば、価格が発表されたばかりのトヨタ・ランドクルーザー250でキマリだ。ランドクルーザープラドからランドクルーザー250へ改名したモデルということはご存じだろうが、そもそもプラドといえば、1990年代にパジェロのライバルとして誕生したモデルだ。パジェロの好敵手としてランドクルーザー250ほどふさわしいモデルはない。
  復活するパジェロのパワートレインがトライトンと共通だとすれば、2.5リッター4気筒ディーゼルとなる。ランドクルーザー250も4気筒のガソリン(2.7リッター)とディーゼル(2.8リッター)をラインアップしているので、パフォーマンス的にもガチンコのライバルとして比較できるだろう。
  ただし、トライトンのボディは全長5.3m超、シャシーについてもホイールベース3.1m以上と立派な体躯だ。このアーキテクチャーを利用してパジェロを生み出すとすれば、ランドクルーザー250よりもひとクラス上の堂々としたシルエットになることが期待できる。
  もしパジェロが、キング・オブ・オフローダー「トヨタ・ランドクルーザー(300)」と渡り合えるほどの威風堂々としたスタイリングかつ、ランドクルーザー250と同等の価格帯で登場すれば、ランドクルーザー独り勝ち状態ではなくなるだろう。日本のクロカン4WDマーケットにおける選択肢が増えることも含め、パジェロ復活に期待したい。

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