JTBとスキルアップNeXtが、観光DX人材育成プログラムを共同開発

2024.04.23 13:00
株式会社JTB
~観光業界におけるDXを推進し、持続可能な観光地づくりを支援~

株式会社JTB(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:山北 栄二郎、以下「JTB」)と、株式会社スキルアップNeXt(本社:東京都千代田区、代表取締役 田原 眞一、以下「スキルアップNeXt」)は、自治体やDMO(※1)の職員、観光事業者向けの新たな教育研修、「観光DX人材育成プログラム」を共同で開発しました。なお、本プログラムは5月8日、第1回観光DX・マーケティングEXPOへの出展に合わせ、同日より申込受付を開始します。
●1分で分かる観光人材育成プログラム:
◆プログラム開発の背景
 2007年1月に観光立国推進基本法が施行され 、2023年3月には観光立国の実現に関する基本的な計画として新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定されました。インバウンドを中心に、観光は地方創生の切り札とも考えられており、自治体やDMOは、旅行者の消費拡大、再来訪促進、観光産業の収益・生産性向上などを目指しています。
 一方で、観光業界はデジタル化が進んでいないことから、旅行者および観光事業者ならびにDMO双方に非効率な点が存在していると言われています。そして、観光業界にデジタル領域に精通した人材が不足していることも、デジタル化が進まない一つの障壁にもなっています。この現状を改善すべく、観光業界の課題解決に取り組むJTBとAIやDX人材育成に関するノウハウをもつスキルアップNeXtが知見を合わせ、即戦力を育成する実践的な講座「観光DX人材育成プログラム」を共同開発しました。

◆観光DX人材育成プログラムとは
 「観光DX人材育成プログラム」の講座は、観光事業者が感じている課題解決に焦点を当て開発しています。講義だけでなく、ワークショップやディスカッションを通して、観光施策の構築方法や、観光事業者特有の業務フローの最適化など、実際の業務に活用できるよう構成されています。デジタル変革の必要性、データ分析スキルの向上、DMP(※2)の実践的活用、そしてマーケティング戦略の編成に焦点を当てることで、観光業界が直面している課題解決につながる実践知識の習得機会を提供します。また、自治体やDMOの要望にあわせて、内容をカスタマイズすることも可能です。

【観光DX人材育成プログラムの4つの基本講座】
●データ利活用編
 観光業界におけるデータの重要性と活用方法に焦点を当てています。参加者は、顧客データの分析方法、マーケットトレンドの予測、サービス改善のためのデータ活用戦略など、データを効率活用するための具体的な技術を学びます。

●失敗事例から学ぶデータ収集・加工・前処理編
 データ活用する上で避けられないのが、データ収集、加工、前処理の過程での失敗です。この講座では、実際の失敗事例を基に、問題発生の原因分析と解決策の立案方法を学びます。これにより、参加者はデータ処理の過程でよくある落とし穴を避け、より効果的なデータ分析を行う能力を養うことができます。

●DXアイデアソン(※3)編
 革新的なデジタルソリューションのアイデアを生み出し、具体的なプロジェクト計画を策定するワークショップです。参加者はチームを組み、実際の観光業界の課題に対して、DXを活用した解決策を考えます。

●業務効率化編
 日常の業務プロセスを効率化するための自動化技術を学びます。RPA(※4)やAIを活用した業務自動化の基本から応用までをカバーし、参加者が自らの業務に自動化を導入するための知識と技術を習得します。

 JTBは、この「観光DX人材育成プログラム」を通して、持続可能な観光地づくりを支えていく地域の観光人材の育成に取り組んでまいります。スキルアップNeXt は、受講者の声をもとに、観光業界のデジタル化推進に関する様々な課題をキャッチし、講座内容のアップデートに努めます。

■株式会社JTB 
 株式会社JTBは「交流創造事業」(※5)を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。『人と人』、『人と場所』、『人とコト』をつなぎ、常に新たな価値を創出し地域に新たなイノベーションを起こす事を追求していきます。
・会社HP:
・サービスサイト:
■株式会社スキルアップNeXt 
 株式会社スキルアップNeXtは先端領域の人材育成や組織作りで企業を支援しています。体系的なカリキュラムや実践的な教育プログラム、企業の課題に応じたオーダーメード研修により、実務で活躍するAI/DX人材を育成します。
・会社HP:
※1:DMOとは、Destination Marketing/Management Organizationの略で、観光地域づくり法人のこと
※2:DMPとは、Data Management Platformの略で、インターネット上のユーザーデータを一元的に管理し、マーケティングに活用できるツールのこと
※3:アイデアソンとは、アイデアとマラソンを掛け合わせた造語で、新たなアイデアの創出を目的とした短期間で実施するプログラムのこと
※4:RPAとは、Robotics Process Automationの略で、定型化業務をロボットにより置き換える仕組みのこと
※5:交流創造事業は、JTBの登録商標です

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■一般のお客様からのお問合せ先
JTB エリアソリューション事業部 E-Mail: tpc_solution@jtb.com
(9:30~17:30 ※12/30~1/3及び土日祝休)  

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