音空間デザイナー原田智弘、小海町高原美術館「あわい 対話でつなぐメディア・アート」に出展

2024.04.18 18:44
ソニカ
音空間、音環境のデザインに気づくサウンドインスタレーション作品を発表
音空間デザイナー原田智弘(株式会社ソニカ ソラソレ堂事業部)は、2024年4月6日から長野県の小海町高原美術館にて開催されている「あわい 対話でつなぐメディア・アート」にアーティストとして参画。新作サウンドインスタレーション2作品とユニット作品1点を展示中です。音空間、音環境のデザインへの気づきを広範囲の方に得ていただける作品となっています。 会期は2024年4月6日(土) - 6月2日(日)
■美術館でのアーティスト自身による作品のご案内と取材
小海町高原美術館にて原田智弘自身による作品紹介と取材を承ります。
下記候補日からお打ち合わせにて実施させていただきます。

・5月8日(水)、9日(木)、10日(金) 9:00~16:00
・5月15日(水)、16日(木)、17日(金) 9:00~16:00
■オンラインでのアーティスト自身による作品のご案内と取材
・4月22日~5月24日
随時メールで日程調整し、zoomで実施させていただきます。
■作品概要ページ(株式会社ソニカ ソラソレ堂事業部)
原田 智弘(音空間デザイナー/プロデューサー)株式会社ソニカ 代表取締役 日本大学芸術学部卒。在学中から作編曲家、サウンドプログラマーとして CM音楽、映画音楽制作の他、楽器メーカーのシンセサイザーのサウンド開発に関わり始める。1996 年(株)イニス取締役就任。数々のゲームコンテンツ開発のサウンドリーダーを経て、2001年(株) ソニカを設立。音楽家、アナログ志向の回帰を敢行、様々なアーティストプロデュース、コラボレーションに携わる。後にソフトウェア楽器の開発ブランドSonica Instrumentsを設立、世界で最も高品質な邦楽器のサウンドライブラリーを世に送り続ける。2013年、同社内にソラソレ堂事業部を設立し、生活と人と社会のためになる音環境の創造を世に提案すべく、音空間デザイナーとして活動している。



■あわい 対話でつなぐメディア・アート開催概要
会期:令和6年4月6日[土]~令和6年6月2日[日]
開館時間:9:00~17:00(最終入館:16:30)
休館日:火曜日(4月30日は開館)
会場:小海町高原美術館
〒384-1103 長野県南佐久郡小海町豊里 5918-2
お問い合わせ:0267-93-2133(TEL) 、0267-91-3011(FAX)、bizyutukan@koumi-town.jp
館料:一般500円(20名以上の団体は400円)、高校生以下無料
展示会特設サイト:
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会社概要
社名:株式会社ソニカ ソラソレ堂事業部
代表取締役:原田智弘

所在地
<OFFICE>
〒135-0061 東京都江東区豊洲1-3-26-709

事業内容
・音環境デザイン&コンサルティング
・ユニバーサルサウンドデザイン
・音響チューニング&デザイン

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
メールアドレス:hello-solasoredo@sonica.jp
作品概要
■作品 #1. 鳴キ茶筒 - nakichazutsu 原田智弘 2024 新作
きき茶が愉しめると噂の茶処。訪れた客人は茶筒をひとつ持って入室します。 そっと茶筒の蓋を開けると中から生まれたのは音。ほのかに光り手の上で震えながら鳴いているようです。 客人は「これが鳴キ茶筒か」と手と目と耳を使って愛で、茶筒を好き場所に置き、お茶さながらに音を点る。 数多の音粒で浮かび上がる風景の中で音と自己を深く感じる没入時間。 聴覚だけでなく触覚と視覚も使って音を感じとる作品です。
鳴キ茶筒。40個のスピーカーを使用し、部屋全体で立体音響空間を構築
本作は、1部屋全体を使ってのサウンドインスタレーション作品です。
すべて異なるサウンドをインストールした合計40個のワイヤレススピーカー(Anker Soundcore mini)を使用し、室内全体で立体音響空間を構築。鑑賞者はワイヤレススピーカーを入れた茶筒を持って入室し、蓋を開けて展示空間の任意の場所に設置。変わりに別の茶筒に蓋をして持ち帰るという行動体験により、常に音と一緒に存在する自己を感じる体験を作り出します。
茶筒は音で振動し同時にほのかな灯があるため、聴覚に障害がある人も「音を置く」「音を観る」という体験ができます。
■作品 #2. おとづれ - otozure 原田智弘 2024 新作
高原に佇む不思議な四角塔への訪問。 訪問者の使命は塔に昇って音の箱を置き、別の箱を持ち帰ること。渡された音の箱を手に、塔から向けられる音導(おとしるべ)を頼りに運びます。塔の上で眺望と音と風を堪能した後、音の箱をひとつ持ち、今度は塔の音と音導を背後 に感じながら帰ります。往路、展望、帰路、時間、季節、天候、立場で様変わりしていく音。 聴覚または視覚を頼りに五感を使って音を感じる作品です。
おとづれ。スピーカーを持って屋外の展望台を目指す、行動を伴うサウンドインスターレーション作品
本作は美術館屋外の展望台を目指し、登って帰ってくるという行動を伴ったサウンドインスタレーション展示です。美術館よりワイヤレススピーカーの入った風呂敷包みを受け取り、屋外の展望台まで運ぶ。帰りには別のスピーカーを持ち帰ってくるという行動で鑑賞します。

経路に設置されたスピーカーや、超指向性スピーカーから発せられる音を音導として使用。音を頼りに展望台にたどり着くと自然と音導が消え、代わりに展望台に設置されたスピーカーから発せられる美しい音を楽しみます。展望台を上り、最上階へたどり着くと展望台全体から聞こえる音を背に、風や鳥の声など自然が発する音を聴きながら、八ヶ岳を背景に美術館の美しい景色を愉しみます。
屋外空間においても、音という存在がこちらとあちらを指し示す境界線として機能していることを体験できます。

サウンドインスタレーションの形を借りながらも、視覚に障害のある方を音でナビゲーションする「音導」と実装したものでもあります。展望台までのナビゲーション、階段や踊り場を示す場所に音が置かれており、音を頼りにしながら音風景を楽しんでいただけます。
■作品 #3 Blooming Speaker ユニットenv. 2024 新作
Blooming Speaker。蕾型デバイスの縁にそっと触れることで美しい音を奏でます
音は常にうつろいながらそこに佇み、我々を感動させたり、穏やかな気持ちにします。
Blooming Speakerは、花のように揺れるスピーカーオブジェクト。
蕾型のデバイスの縁にそっと触れて揺らすと音が鳴り出します。
時には寛ぎの音を奏で、時には楽器として美しい音色を奏で浮遊感のある音像を空間に漂わせます。
今回の展示では12台を制作。
一般的な音響機器は固定して使用されますが、この当たり前の音体験を見直し、常に移動する音の像(音像)に対して耳を傾けることによって、日常生活をより豊かにすることができる器になり得ると考えています。
env.
音空間デザイナーの原田 智弘、楽器インターフェイス研究者の金箱 淳一、エンジニアの中村 開によるユニット。音を空間上に揺らいで出現させるアプローチで作品を制作している。

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