ギャルリーためなが《 Monochrome(モノクローム)展 》開催のご案内(5月18日(土)~東京・銀座)

2024.04.11 14:00
株式会社ギャルリーためなが
― モノクロームが映し出す内なる世界観 ―

この度、ギャルリーためながではフランス近代から国内外の現代作家にいたる21人が描くモノクローム作品40点余りを一堂に集めた「Monochrome(モノクローム)展」を、2024年5月18日(土)~6月16日(日)まで開催いたします。

色彩を極限までしぼった白と黒の世界に、作家はいつの時代も自身の感情や内面、モチーフの存在そのものを見つめ、描きだしてきました。20世紀のフランスの巨匠ベルナール・ビュッフェは抱いた感情を力強い筆致に込めた具象画を描き、藤田嗣治は日本の面相筆と墨で細い輪郭線を引いた作品で、多くの人々の心を捉えました。そして、現代作家においても、本展のために新作を描きあげた中国生まれ・パリ在住のチェン・ジャン・ホンは、東洋と西洋の美を融合させた独自の抽象画を創りだします。日本人作家では、日本伝統の松煙墨や雁皮紙等を用いて壮麗な自然界を描く菅原健彦、緻密な幻想世界を黒の油性鉛筆一本で創る北川麻衣子など、現在、モノクロームの表現や技術は多様に変化しています。しかし、過去も現在も作家の内なる世界、眼差しを真摯に伝えるモノクローム作品は常に作家と見る者を魅了するのでしょう。

限られた色だからこそ浮き彫りになる多彩で豊かな表現をぜひお楽しみいただきたく、ご案内申し上げます。

<出展作家>
近代:ベルナール・ビュッフェ、藤田嗣治、ラウル・デュフィ、ジョルジュ・ルオー
現代:菅原健彦、チェン・ジャン・ホン、トム・クリストファー、ロレンツォ・フェルナンデス、吉川民仁、江川直也、大沢拓也、小津航、北川麻衣子、木下友梨香、中村ケンゴ、藤原由葵、山本大也、梶岡俊幸、川上幸子、中比良真子、村田奈生子

出展作品(一部)
展覧会概要


《 Monochrome(モノクローム)展 》
会期:2024年5月18日(土)~ 6月16日(日) 
会場:ギャルリーためなが
時間:月~土11:00~19:00 / 日・祝11:00~17:00
公式サイト:www.tamenaga.com

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