「”スポーツを産業へと進化”をパーパスに『SKYLIGHT Sports』が取り組む中央競技団体の支援プロジェクト」

2024.04.10 10:53
スカイライト コンサルティングは、スポーツ領域におけるコンサルティングサービスの提供、スポーツテックベンチャーへの投資、選手育成アカデミーの運営、スポーツチームへの協賛等を行っています。日本、アジア、欧州、南米において展開してきたスポーツ事業・サービスを、本年1月、新ブランド「SKYLIGHT Sports」のもとに統合しました。


今回は、スポーツビジネスコンサルティンググループの井川朋久が、中央競技団体へのご支援についてお伝えします。
ースポーツのパワーを持続的に高めるために産業へと進化させる
スポーツには多くの人に感動を与えるパワーがありますが、感動を伝えるだけでは立ち行かなくなります。この力を持続的に、かつ高めていくためには、ビジネスとして回していくことが必要です。一般的なビジネスにおいては、お金を生み出し拡大再生産するエコシステムが確立されている一方で、スポーツ領域においては、このシステムの確立にはまだ大きな余地があります。私たちは、スポーツを他のビジネスと同様に「産業」と捉え、スポーツに関わる全ての人々のために、「スポーツを産業へと進化させる」ことをパーパスとしています。
ー事業だけに向き合う時代から業界の役割・責任を担うフェーズへ「日本ブラインドサッカー協会」へのご支援
私たちが現在ご支援している「日本ブラインドサッカー協会(以下、JBFA)」は、ブラインドサッカー(男子・女子)と、ロービジョンフットサル(弱視の方による競技)という、2つのスポーツを統括する中央競技団体です。中央競技団体というのは、1つのスポーツに対して、1つの国に1つの団体が統括することでアスリートたちに不都合が起こらないように設計されています。


JBFAの事業の柱の一つは、「競技力の向上」です。これまで、指導者の育成、代表選手の強化、次世代育成を長期スパンで行ってきており、男子はパラリンピックで優勝すること、女子は世界選手権で優勝すること、ロービジョンフットサルは世界選手権で勝率を高めていくことを目標とされています。


協会のビジョンとして『ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること』を掲げていて、この追求がもう一つの柱です。


両方の実現のためには資金が当然必要ですが、一般に中央競技団体は、国からの助成金である「強化費」への依存が強い傾向にあり、強化費は使途が厳密に決められていることで、使える活動に限りがあります。JBFA専務理事の松崎英吾氏は、強化費以外で資金を調達するために、いくつもの施策を実施されてきました。その一つが大会観戦の有料化です。まず最初に、ブラインドサッカーの特徴的な価値を言葉で表現し――「ピッチの中では自由。想像力は無限」「見る人の価値観をひっくり返す」――対外的に発信され、大会観戦の有料化を実現されました。


「非営利団体ではありますが、規模としては、いわゆる零細企業から中小企業フェーズに入ってきていて、対外的に事業にだけ向き合えばいい時代から、業界内の役割として責任が増してきた。いわゆる独占組織だからこそガバナンスも効かせなくては問題が起こってしまう。外部の方の目線も入れながら改善・改革していこう」(松崎氏)と、当社スカイライト コンサルティングに依頼をいただきました。
ー次世代で経営を担う方々と共に中期経営計画を立案し、実行を支える
まずは、組織内の30名の方に約1ヶ月をかけてインタビューをして、課題感や未来図をヒアリングを実施しました。
JBFAの将来目指すべき姿を確認するために、
- 競技面
- 事業面
- 資金面
- 育成/評価/働き方を含む人事面
- 協会の社会的価値
等をテーマにヒアリングを行い、これらを、次フェーズである討議のインプットとしました。


討議フェーズでは、各項目をテーマにディスカッションを行い、今後の事業と組織をどのような形にしていくのが良いのか話し合いました。


松崎氏は、これまでご自身が強いリーダーシップを発揮してきました。組織のありたい姿を見据え、将来的にGoing Concernとして事業継続していくことを考えていらっしゃいます。そのために、プロジェクトの初期から、次世代の経営を担う方たちも巻き込んで、取り組みを進めています。また、当社には、次世代の経営を担う方々の人材育成のご支援も任されています。
次世代の経営を担う方々とも共に、中期経営計画の立案を行いました。今後は、この計画の実行を支えるのが私たちの使命だと考えています。
ースポーツ領域におけるスカイライトの貢献
当社スカイライト コンサルティングは2000年の創業以来、多くのプロジェクトを行ってきました。多様なステークホルダーが関わるプロジェクト推進の突破力、現場に入り込み課題をまとめ経営層と繋いでいく調整力、市場や環境のスピードに対応する柔軟性等は、特に評価いただいている点で、スポーツビジネス領域でも同様の貢献ができていると考えています。
SKYLIGHT Sports パーパス
全てのスポーツを産業へと進化させる
ステートメント
SKYLIGHT Sportsは、
スポーツに関わる全ての人々に光を当て、
永続的に競技・事業の両面で強くなるためのパワーになります。
私たちは、アスリート、スタッフ、ファンやスポンサー、メディアなど、
コミュニティや地域社会を強固に繋ぐことで、
全てのスポーツを持続可能な新しいステージへと進化させます。
【特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)】
JBFAは、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」をビジョンに掲げ活動しています。競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。2018年度朝日スポーツ賞受賞。詳しくは、ホームページ(
)をご覧ください。




【スカイライト コンサルティング株式会社】
本社     : 〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
設立     : 2000年3月10日
代表者 : 羽物 俊樹 (はぶつ としき)
詳細は、ホームページ(
)をご覧ください。


《本件に関するお問い合わせ》
スカイライト  コンサルティング株式会社
担当   : スポーツビジネスコンサルティンググループ
E-mail : sports@skylight.co.jp

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