京都総合法律事務所が“矜持と覚悟”をもって臨む契約書チェックサービス。AIと協働し、AIを超える職人的な活動の裏にある想いとは。

2024.03.12 08:00
京都総合法律事務所は1976年開設。京都初の「総合」法律事務所として、約半世紀にわたり京都の法曹界の模範となるべき弁護士像・法律事務所像のあり方を追求してまいりました。


その特長は「個性」と「総合力」


様々な背景と得意分野をもつ個性的な弁護士が集い、総合力が求められる案件には瞬時に強力な弁護士団を結成することができます。
弁護士に求められる役割が多様になる中、変化に柔軟に対応しながらも、士業=サムライとしての矜持と覚悟が京都総合法律事務所の根幹にあります。
京都総合法律事務所の弁護士達は、矜持と覚悟をもって契約書チェックに臨んでいます。


定期的に開催し、好評を博している「契約書作成・チェックで押さえるべきポイント解説セミナー」は、契約書チェックサービスで培った知見や交渉・裁判の場面で代理人として活動してきた知見を結集し、皆様の紛争予防に貢献したいとの思いで開催しているセミナーです。


このストーリーでは、このセミナーの主担当弁護士野﨑隆史から、契約書チェックがAIには不可能な契約締結交渉という創造的役割、セミナーでお伝えしている契約書チェックの秘訣、契約書チェックにおける人間の判断力と職人技の重要性、そして、契約書チェックサービスの内容をお伝えします。
AIには不可能な契約締結交渉という創造的役割
AIが台頭する中で、契約書チェックもAIに入れれば「ポン!」と最適解が生成されるのでは?と期待されている方も多いと思います。
私自身もいつかそうなる日が来ることに備えて積極的にAIを活用していますが、今のところ、契約書チェックを行うAIは、法律事務所内部での検討の叩き台としてであれば使えるというレベルで、残念ながら、まだまだそのまま皆様にご提供できるレベルには達していません。
根本的な誤りやノイズも多く、ノーチェックで使うとむしろ有害となるため、どこまで精度を高められるかが課題であり、伸びしろとして期待している部分でもあります。


他方で、契約締結交渉は、交渉担当者同士の血の通った駆け引きです。
その成果を表現する契約書チェックは、紛争の最も先鋭的な場面である裁判を見据え、担当する弁護士が、これまで培った人生経験とスキルの全てを懸け、所属する法律事務所のリソースも注ぎ込み、

契約締結交渉の成果が正しく反映されているか契約の目的が条項を追うことで実現できるものとなっているか


という大きな目線からの検討と、

権利義務の外延をどのように定めるか要件と効果を明確にするのか、曖昧にするのか曖昧にする場合には、裁判所が認定する「当事者の合理的意思」の手がかりとなる文言をどのように差し込むか相手方が提示する条項案が当方の意向に沿わない場合にどのように修正するか


という小さな視点からの検討やテクニックも駆使しながら、クライアントの皆様にとっての最適・最善を目指すための職人技が光る活動です。


AIが台頭する時代になったとしても、契約書チェックは、契約締結交渉というルールメイキングの場面で繰り広げられた鍔迫り合いの成果を表現する創造的かつ人間的な活動であり、そこに魅力があります。
契約書作成の秘訣。セミナーで学ぶ知識と心得
「契約書作成・チェックで押さえるべきポイント解説セミナー」では、テクニックをお伝えする前に、契約書チェックに血を通わせるためのマインドセットとして、

契約書は自社とあなたを守る最後の砦。条項一つ一つが自社の未来を創っていく。契約書は、自社のアイディアを商品・サービスとして開発し、営業活動によって顧客に価値を認めてもらった成果が詰まった自社の血と汗と涙の結晶。その契約書をおざなりなものとすることは、自社ひいては自分自身に対する裏切り・過小評価と同じ。


という思いを繰り返し伝え、


Q.契約書の真の目的とは?
Q.契約書作成の鉄則とは?
Q.徹底的に意識すべき6W1H+Dとは?
Q.契約書のチェックポイントで何をどのように守る?


という確認を繰り返し行っています。
これは、契約書チェックが、機械的で無味乾燥な作業ではなく、血の通った人間が主人公の創造的な活動だからです。


このマインドセットが完了した段階で、代表的な3つの契約

秘密保持契約(NDA)業務委託契約取引基本契約


を取り上げ、双方の立場からはどのような条項を求めることになるかをテクニックも含めて説明し、具体的なイメージをもっていただけるよう工夫しています。
2023年3月9日に実施したWebセミナーの案内バナー
契約成立を見据えた押し引き。契約書チェックにおける人間の判断力と職人技の重要性
その契約書で裁判に勝つことが契約書の重要な目的の一つであることは確かです。
私達の契約書チェックでも、裁判を念頭においたコメントや修正をさせていただいております。
しかし、ただただ自社の勝ちにこだわるような契約条項では相手方の賛同が得られず、固執しすぎると交渉が暗礁に乗り上げかねません。
契約書チェックはあくまで手段であり、手段のために本来の目的を見誤ってしまうのは本末転倒です。


契約書の本来の目的は、契約締結交渉の成果を正確に表現して契約を無事成立させ、お互いが最後まで円満に履行するよう導くことです。
そのために私達が大切にしていることは、闇雲にリスクを指摘することや形式面にこだわりすぎることではなく、契約締結交渉を大切にし、妥協した部分と妥協できなかった部分を理解し、押すところは押し、引くところは引き、契約成立時にWin-Winとなるような契約書に仕上げることです。


契約書チェックは、ルールを創造するクリエイティブで楽しい人間ならではの職人的な活動であり、人間が主人公であることに契約書チェックの面白みがあります。


その上で、AIとも協働し、AIを超えるべく、契約締結交渉に携わった方々へのリスペクトと職人魂をこめ、契約書チェックサービスをご提供しています。
契約書チェックサービス。品質と選択の広がり
契約書チェックサービスの内容を可視化するにあたって心がけたことは、次の三つです。


① 予算に応じた濃淡のプランをご提案すること
② 納期をお約束すること
③ 料金を明朗にすること


①については、契約書チェックのニーズに合わせ、次の3つのプランをご用意しました。諸般の事情から条項の修正が困難であるものの、少なくともこれだけは行っておくべきリスクチェックに合わせたライト費用を抑えたいというニーズに合わせ、各条項をチェックし、修正の方向性をコメントするスタンダードフルチェックが必要な場面に合わせたプラス


②については、原則として、ご依頼いただいた翌営業日から数えてライトは2営業日以内、スタンダードとプラスは3営業日以内にご回答することをお約束するとともに、緊急対応に備えた特急プランもご用意しました。


③については、4ページまでの契約書について、ライト    → 1万1000円スタンダード → 3万3000円プラス    → 6万6000円
と明朗に定め、5ページ以降のページ単価は各プランを4で割った金額としました。
また、サブスクリプションにも対応し、スポットよりもお得な定額制プランもご用意しました。
私達は、契約書が、皆様の契約締結交渉の結果を正しく反映しているか、皆様の業務の実情と照らし合わせてスムーズに機能するかどうかをチェックし、チェックした弁護士が責任をもってアフターフォローを担当します。


契約書を制する者が、ビジネスを制します。
契約書は体裁を整えるだけでは不十分です。
ニーズに応じて、ライト・スタンダード・プラスの3種類のプランをご用意しています。
多様なニーズに応えるリーガルサポート契約
京都総合法律事務所は、契約書チェックのみならず、所属弁護士のそれぞれの得意分野を総合し、多様な法的ニーズに迅速対応します。
お陰様で、地方公共団体、金融機関、医療機関、教育機関、建設業、不動産業、製造業、小売業、サービス業、宿泊業、飲食業、IT業、公益法人、労働組合等、全国約170の会社・団体をサポートさせていただいております(2024年3月現在)。


リーガルサポート契約は、従来の顧問契約から一歩進み、皆様の実情を積極的に理解し、適切な対応を瞬時に行うという信念のもと、サービス内容を可視化し、明確にしたものです。
リーガルサポート契約では、

それぞれが専門分野を持ったパートナー弁護士全員が企業活動を総合的かつ多角的にサポート案件に応じて適切な弁護士がアサインすることで全ての案件にベストな解決をご提案サポートする弁護士が増えても月額料金は同じチャットツール等を駆使したスピーディな対応


という特長を備え、予防法務はもちろん戦略法務の観点からも幅広くご利用いただいております。
皆様の盾として、時には矛として、「個性」と「総合力」を武器に事務所一丸となって皆様の課題に立ち向かいます。




【京都総合法律事務所コーポレートサイト】
【企業法務相談(経営者側)専用サイト】

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