大伸社ディライトのCASOスタジオを起点に、未来のアートシーンや地域の活性化に繋ぐアートプロジェクトの挑戦

2024.02.21 10:00
株式会社大伸社ディライトは、WEBやソーシャルメディアなどのデジタルマーケティングの支援や、プロモーションコンテンツの企画・制作やビジュアル開発などクリエイティブな事業を展開。大阪・築港エリアにて「SEASIDE STUDIO CASO(以下、CASOスタジオ)」を運営し、アートを通じて地域や未来のアートシーンを活性化させる取り組みを展開しています。今回のストーリーでは、その取り組みに至った経緯や、その企画・推進を担うアートプロジェクトの裏側をご紹介します。
築港エリアとアートの未来を照らすCASOアート特区プロジェクト
大伸社ディライトがCASOスタジオの運営を開始したのは2019年。主にコンテンツ制作において必要な商品撮影や、モデル撮影に使用するスタジオという位置付けで運用していました。もともとはアートギャラリーとして多く活用され、同社のデザイナーたちも学生時代から足を運んだ馴染みのある場所。撮影コーディネーターの延藤(のべふじ)は、これまでアートに親しめる場所として根付いていた場所を存続させたい想いがあり、今まで足を運んでいた方々にも、新しいお客様にも来ていただけるよう、この広大なスタジオを使ってアートイベントを企画したいという想いに。近隣の夢洲では大阪・関西万博が開催される予定です。この築港エリアをより盛り上げたいという想いも重なり、同社代表を通じて知り合ったアートユニットと2021年、CASOアート特区プロジェクトを発足させました。
SEASIDE STUDIO CASO
アートイベントの常設化により、多彩な「オモシロイ」を発信
アートやカルチャーなど、多彩な「オモシロイ」が集い、繋がり、新たなアートの魅力を発信する拠点にしていきたい。こうしたコンセプトで活動を始めたCASOアート特区プロジェクトは、6つのスタジオスペースを保有するCASOスタジオ全館を活用したアートイベントを初めて実施。そして2023年4月には、スタジオスペースひとつを完全にギャラリー化し、毎月のようにアート企画展を実施する「CASO Art Lounge」の運営を開始します。
「プロジェクトの活動としてスポット的なアートイベントは実施してきました。でもそれだけでは足りない。CASOならオモシロイことをやってると、この場所を目指して人々が来てくれるように常設展がほしい、、と思ったんです」と延藤氏。これまで13ものアートイベントを実施してきた中で、このラウンジを活用した企画展は第4弾まで実施。企画個展のアーティストは、延藤氏やプロジェクトメンバーが様々なイベントに足を運び「この人と何かオモシロイことがしたい」と惚れ込んだアーティストの方々と言えます。
CASOアート特区プロジェクトpresents CASO Art Lounge企画個展の様子
アーティストと観客を繋ぐ新たなステージ、企画個展シリーズ「NEXT」
今年1月、新たな企画個展シリーズが立ち上がりました。「CASO Art Loungeで作品を人々の目に触れさせ、次のステージへと繋げるムーブメントを起こす」ことを目指し、CASOアート特区プロジェクトが特に応援したいアーティストをフィーチャーする企画個展「NEXT」シリーズです。
その第一弾を飾ったのが、新進気鋭のアートユニット「THRREE」。個人でも作家活動を精力的に行っている中野龍治、和田諒也によるユニットです。人物をモチーフに時間軸の隙間を描くような作品を制作する中野氏と、花をモチーフに、そのモノ自体が持つ意味やその対象になるモチーフの断片的な美しさをテーマにしてコラージュの様に構成していく和田氏。
「CASOアート特区プロジェクトも大伸社ディライトも応援しているユニットで、一緒に大きく成長していきたいとオファーしました。彼ら自身も作品も、時代のアイコンになるスタイリッシュな一面を持っていて、かっこいいんです」と延藤氏。開催期間中はラウンジの壁一面にウォールアートを施し、1週間かけて完成させるといったライブパフォーマンスも実施。連日様々な客層の来場者が訪れました。
「アートシーンは作家というプレイヤーだけが作り上げるものではなく、NEXTのように“繋げていく”ことを目指す方々に支えられています。その第一弾としてTHRREEを選んでいただき光栄です」「アーティストにとって課題でもある、新しい層との繋がりや新たなルートづくりも作ることのできる貴重な機会と感じています」とTHRREE。彼らは同社事業のひとつ「Artbar Osaka 
」 の講師陣としても活躍。今後の活躍に益々目が離せません。
CASO Art Lounge企画個展 アートユニットTHRREE「Alt +」と延藤氏
リアルな場を生かした発信を強化!地域活性につながるイベントやブックフェア
CASOアート特区プロジェクトの活動は、アートに限らず、地域の飲食店などを誘致したマーケットの開催など、地域活性化に繋がるイベントを展開しています。この活動が評価され、ニューズウィーク日本版のSDGsパートナー企業に認定されて記事が掲載されています。


記事はこちら 
さらにプロジェクトが計画しているのは、これまで関わってくださったアーティストの購入アートピースを展示・販売するCASOアートコレクション展。アートコレクションから購入した人がご自宅や公共の場で展示し、それが他の人の目に触れて広がっていく。存在を広めていく波及の一助になりたいと、計画しています。
また5月18日、19日予定でCASOスタジオ全館を使う「Art Book Osaka」を計画。WEB媒体の台頭で紙媒体の存在が気薄になる中、独自の印刷技術や製本技術を磨く業界にも注目がいく機会になってほしいとして計画中。書籍に特化したブックフェアとなり、関西エリアに限らず国内外でアート活動の一環で出版活動をする作家のために、販売やビジネスの機会創出と、一般の方々に幅広くアートに寄り添っていただける機会となるよう進めています。
大伸社ディライト(
)やCASOスタジオ(
)のSNSにてこれまでの開催分や最新イベントを発信中。様々な「オモシロイ」を発信していくCASOスタジオの活動に、今後もご注目ください。
Art Book Osaka出展者募集中のフライヤー ※現在出展者募集は終了しました

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