スポーツ機能を強化したウェアラブルデバイス『Wow Ring』をリリースした理由と、スマートリングがスポーツ領域にもたらす可能性について

2024.02.13 11:00
株式会社ジャパニスタはアプリと連携するようなテクノロジー系のガジェットを中心に、

を中心に販売を行ってきました。現在、応援購入サイト「Makuake」でスポーツパーソンのためのスマートリング
であり、プロジェクト期間途中にもかかわらず目標売上達成率は既に4,709%(2月12日時点)を突破しております。


これまでサポーター(Makuakeでの購入者)の皆様から多くの反響を頂いている状態です。このような状況だからこそ、なぜWow Ringをリリースしようと思ったのか、Wow Ringのようなスマートリングがスポーツ領域にもたらす可能性について、私が考えていることをお伝えしたいと思います。
スポーツパーソンのためのスマートリング
Wow Ringは、一言でいうとスポーツの身体データ測定機能を強化した新しいスマートリングです。


一般的なスマートリングは健康全般や睡眠に注力しているのに対し、Wow Ringはスポーツの測定を強化しています。厳密には運動測定しかできないというわけではなく、一日の活動量や睡眠のモニタリングなどほかのスマートリングが持っているような一通りの機能は備えているのですが、主要な24のスポーツそれぞれの独自アルゴリズムを搭載しており、選択したスポーツの種類に応じてより正確なデータ測定ができることが特徴としてあげられます。


このような機能は同じウェアラブルデバイスでもスマートウォッチではけしてめずらしいものではないのですが、スマートリングはマーケット自体が比較的新しいので、日本国内で普及しているスマートリングでは対象とするスポーツの種類が極端に少なかったりスポーツの種類を選択できなかったりするなど、24スポーツ網羅しているケースは非常に珍しいと言えます。


なお24スポーツの内訳はランニング、ウォーキング、ヨガ、フィットネスジム、サッカー、野球、登山、ゴルフなど私達日本人にとって馴染みのあるスポーツであり、現在対象となっていないスポーツもユーザーの皆様からの要望次第では今後増える可能性があります。
コロナ禍で感じたスマートウォッチの強みと課題
Wow Ringをリリースするに至った最大の理由は、「厳密な運動測定」を「スマートリング」で実現したいというものでした。


きっかけは私自身の実体験によるものです。緊急事態宣言によって当時勤めていた会社が在宅勤務となり、オフィス勤務がなくなったことで一日の活動量が急減しました。外出をせず一日中家の中にいるので当然運動不足になります。運動不足が原因なのかそれとも社会全体を覆う当時の不確実性のせいなのか、メンタルの不調も感じるようになりました。そのような負の状況をなんとか打破したいと思い当時の私が行ったのが、某スマートウォッチを購入して一日の活動量を可視化することでした。


今にして思えば当時もスマートリングを発売する企業は何社か存在しましたが、スマートリングを購入するという選択肢は初めから持ちませんでした。それは私自身スマートリングに関する知識が当時は少なく、一方スマートウォッチのほうはAppleなどの巨大企業がテレビCMを出稿し既に多くの購入者が存在するなどマーケット規模に圧倒的な差があったからです。当時の私のように、多くのユーザーにとってスマートリングは未だ新しいプロダクトだと思いますので、逆に言えば、スマートリングのマーケットは非常に伸びしろの高い市場であると言うことができると思います。


スマートウォッチを活用したコロナ禍での生活ですが、購入直後はとても満足していました。運動記録がアプリに蓄積されることでスポーツを行うモチベーション維持に役立っただけでなく、歩数が可視化されることで活動量が極端に少ない日をできるだけ回避するように心がけることができました。
コロナ禍をきっかけにしてスマートウォッチを身につけるようになり、腕にはめているだけでランニングなどの運動記録が残せることに当初は満足していましたが、長く使っていると次第に課題も見えてきました。不満に感じるようになった点はいくつかあるのですが、まとめると「装着感」と「バッテリー」の二つが大きかったように思います。


最初の「装着感」ですが、スマートウォッチはその名の通り腕時計なので、手首に巻きつける形となります。通常の腕時計と比較すればどうしてもある程度は大きな筐体となります。激しいスポーツでは腕に巻き付けたスマートウォッチが邪魔になるケースもあるでしょうし、寝ている時までスマートウォッチ(腕時計)を装着したくないという方もいるでしょう。私の場合スマートウォッチをつけ始めた頃はまだ慣れていないため、壁などにぶつけてしまいスマートウォッチ本体を傷つけることも何度かありました。腕時計にこだわりがある方は、ウェアラブルデバイスには興味があるものの両手にお気に入りの腕時計とスマートウォッチをはめるのは嫌だという話も聞いたことがあります。


「バッテリー」については、一回充電してどれだけ持つかが重要な指標となります。一口にスマートウォッチと言っても機種によって性能はばらばらですが、私が購入した某スマートウォッチは1日でほぼ電源がなくなりかけたので、基本1日1回充電する必要がありました。ウェアラブルデバイスはまるで体の一部であるかのように装着し続けるのが理想であり、充電の間隔は長ければ長いほど良いと言えます。実際に、一日のどこかで充電のために外さなければいけないというのは、私にとって小さくないストレスでした。
スマートリングだからこそ実現できるメリット
ウォッチと比較すれば、リングならではのメリットがあると考えています。私は考えれば考えるほどスポーツとリングの可能性を感じるようになりました。


スマートウォッチが手首に巻き付けるのに対して、スマートリングは指輪なので指にはめます。スマートウォッチよりもはるかに小さくて軽いので、激しいスポーツでも違和感を感じることなく、競技やトレーニングに専念することができます。この点はシンプルながら非常に大きなメリットだと言えます。手首よりも指のほうがデータを取得しやすいという利点もあります。


Wow Ringはリングの内側を低刺激性エポキシ樹脂でコーティングしており、装着しても違和感を感じさせないように設計されています。これは運動時だけでなく睡眠時を含む一日24時間装着し続けることを想定しているためです。非常に高いレベルの防水・防塵仕様(IP68)なので、入浴や手洗い時にわざわざ外す必要はもちろんありません。
バッテリーの持ちについても、Wow Ringは一回フル充電すれば4日〜6日は連続使用することが可能です。4日〜6日と幅があるのは人によって使い方の頻度や習慣が異なるからです。Wow Ringは約60分でフル充電が可能なため、充電のために一時的に取り外さなければならない時間が少ないのも一般的なスマートウォッチと比較した際のメリットの一つと言えるでしょう。


あえてスマートリングのデメリットを述べるとすれば、スマートウォッチはディスプレイを搭載していますがリングにはありません。ディスプレイがないからこそスマートウォッチよりも小さく軽い筐体を実現できているとも言えます。リングはあくまで測定するためのツールであると割り切っており、リングで取得したデータは専用のアプリで確認するというのはWow Ringだけでなく世間一般的なスマートリングの使い方となります。


開発・製造の難易度が高いというのもスマートリングのデメリットかもしれません。
リングという小さな筐体にPPGセンサー、メモリ、バッテリーといった複数の部品を搭載するため、誰でも作れるというわけにはいきません。
1日24時間指にはめることを考慮すると、高レベルの剛性が必須となります。幸いWow Ringは開発実績のある海外パートナーと提携することでこの点を克服することができました。
スマートリング市場自体が新しい市場ということもあり取り組むべき課題はいくつもありますが、今回サポーター(Makuake購入者)の皆様にお届けする製品は十分な完成度を実現できたと思っています。
スマートリング ✕ スポーツがもたらす未来
コロナ禍の運動不足をきっかけにスマートウォッチを購入し運動を記録・測定することを初めた私ですが、ウェアラブルデバイスがウォッチからリングへ代わることで、今まで以上に運動が身近なものになると感じています。


人が運動を行う理由は様々であり、スコアの向上や試合での勝利だけでなく、健康維持やメンタル改善といった理由もあると思います。私は後者のほうが大きなポテンシャルを秘めていると考えており、健康やメンタルのために運動を始めようと思っている方にこそ今回リリースしたWow Ringを使っていただきたいと考えています。Wow Ringを指にはめて運動の記録をアプリに残すのことで運動そのものを継続させるモチベーションになると思いますし、測定結果を意識することで健康全体への意識が高まり、その結果人生のQOLが向上すると考えているからです。


スマートリングの市場は始まったばかりであり、Wow Ringのようなスポーツ測定機能を強化したスマートリングがスポーツ全体へ与える可能性も非常に大きいと信じています。
Wow Ringの機能詳細については現在プロジェクト実施中のMakuakeページをご確認下さい。
Makuake専用プロジェクトページ
【超軽量チタン合金製】指にはめるだけで運動の各種データを測定・記録
(期間:2024年1月12日〜2月28日)

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