運動のキッカケづくりと習慣化を促進する、日本発のホームフィットネスブランド「BODYBASE」の開発秘話

2024.02.13 14:00
avivo株式会社(以下、当社)は「 健康をもっと身近に 誰もが健康になれる未来へ 」を実現し、社会に貢献することを掲げているヘルスケアベンチャー企業です。kickake®(キッカケ)のサービスブランドのもと、健康経営サポートや保健事業のサポートを職域や地域を対象に全国で行っています。20年以上の健康コンサル、事業企画や開発、現場指導の経験を経た代表の降籏大祐が2015年に設立しました。
健康意識を持つのに必要なことの一つは「 キッカケ 」ですが、一般的に “健康診断の結果が悪かった” とか “同世代の友人が病気になった” “家族が入院した” など、ネガティブなキッカケで健康を意識するこが多いと思います。私たちは、私たちと出会った全ての人たちがポジティブなキッカケで健康や健康づくりを意識して欲しいと、様々な健康づくりコンテンツを提供し、職域や地域を通じて健康を身近に感じられる社会を目指しています。
健康でいたいと思っていても現状に大きな問題がなければ、なかなか健康への取り組みは継続ができませんし、健康法を知っているだけでは健康になることはできませんよね。健康になるためには “なにを” “どのように” 行えばよいのか、習慣化するためのスキルが必要です。
コロナによる未曽有の事態が起きたことで、働き方や生活環境が大きく変わりました。便利な時代にもなり、日々の運動を無意識に行う時間が相当減り、意識的に運動をしなければならない環境になったともいえます。
スポーツが好きな方や体を動かすのが好きな方は、自然と運動するキッカケを見つけることができますが、大半の方は年を重ねるごとに運動量が減る傾向にあります。
私たちは、運動のキッカケがない、なかなか続けられないという課題に寄り添えるツールを創りたいと考え、たどり着いたのが日本発のホームフィットネスブランド「 BODYBASE 」です。
運動したり、見よう見まねで自分の体を動かしたりするのが苦手な人や、やろうと思っていたけど続けられない人に“モノ” があることで続けられ “モノ” があることで正しい動きができる「 安全性 」と「 再現性 」と「 継続性 」をBODYBASEがあれば実現できると思っています。
このストーリーではavivo株式会社を設立した降籏がなぜ健康にこだわり続けるのかを含め、製品開発に込めたこだわりや魅力をお伝えします。
【進む超高齢化社会。「 健康をもっと身近に 」を実現すべくavivo株式会社を設立】
はじめまして、avivo株式会社 代表取締役の降籏大祐です。2015年に健康経営や保健事業をサポートするavivo株式会社を設立しました。大学卒業後、20年以上にわたり企業や健康保険組合の健康づくりに携わり、様々なお客様の健康づくりと疾病予防、医療費適正化に向けた課題に向き合ってきました。
私が会社を設立した2015年には、すでに超高齢化社会が進み “健康” や “予防” というワードや健康ビジネス、ヘルステックが広がりはじめていました。
そして、昨今のヘルスケア産業の市場規模は30兆円を超え、今後も大きなマーケットが期待されています。しかし、日本のフィットネス人口は20年以上変わらず全体の3%と言われています。その点からも、ビジネスとしては成長していても、健康リテラシー向上や健康づくりの定着には進んでいないのではないかと、違和感を覚えるようになったのです。
周りを見渡してみても多くの方が、肩こりや腰痛、頭痛など、なんとなくの不調を感じながらも日常生活を送り、その不調を改善する方法を見つけられずに日々を過ごしている方をよく見かけます。問題がなく生活はできていても、健康な状態ではなく、将来に向けての健康リスクを抱えている状態。これらの課題解決や超高齢化社会と寄り添いながら、車の運転の際にシートベルトをするのが当たり前のように、健康づくりを当たり前に取り組む社会を実現するため、avivo株式会社を設立しました。
【誰もが健康になれる未来の架け橋へ。健康に関わるサービスを幅広く展開】
様々な挑戦をしながら本物の健康づくりを広げるために、職域だけでなく地域の方にも貢献できるようコンディショニングルームを展開したり、グループ会社で調剤薬局を展開したりするなど、企業から個人の方までの健康に寄り添うサービスを幅広く展開できる会社へと成長しました。また、健康経営や社会保障制度やその課題など、正しい知識をもって職域や地域で活躍する指導者を育成するため、一般社団法人で人材育成も行っており、一つ一つ健康社会への基盤や環境づくりが出来てきました。地域や職域で健康コミュニティなどが形成され“キッカケから習慣化”に向けた環境が整い、誰もが健康になれる未来への架け橋を築いています。
【 ”習慣化” の難しさを解決する「 ホームフィットネスツール 」の開発をスタート】
誰もが、5年後10年後もご自身や大切な人の健康を願っていると思います。この健康を維持していくベースには睡眠・食事・そして運動が必要不可欠であることは皆さんもご存知かと思います。
毎日体を適度に動かすことで、自律神経の調節機能を高め、ストレスの発散にもなることで自律神経の乱れを抑制することができます。
逆を言えば、運動不足になるとこれらの効果が期待できなくなり、自律神経の乱れに繋がります。体が程よく疲れて、良質な睡眠がとれ、お腹が空き食事を美味しいと感じて食べることができる。適度な運動はベースを確立していく上で、大変重要な役割を果たします。
しかし、厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、運動習慣のある人の割合は、男性が33.4%、女性が25.1%となっており、この10年間では女性が減少しています。また、フィットネスジムに登録しても継続的に通う人はおおよそ全体の30%程度。約70%の方が通い続けられていないのが実情です。
スポーツ庁の調べでも、週1回以上30分以上の運動をしている人は全体の52.3%(令和4年調査)と令和2年をピークに減少しているのが現状です。
この社会課題の解決に向けてavivoの強みがどうすれば社会の役に立つのか、そして受け入れられるのかを考え、たどり着いたのが忙しい人がすき間時間でもできる「ホームフィットネスツール」でした。
世の中にはホームフィットネスツールは無数に存在しますが、avivoは「習慣化」に繋がるように、弊社の強みでもあるノウハウ・アイデア・エビデンスを盛り込み、商品開発をスタートしました。
【運動をはじめるキッカケと、習慣化のツールを提供できるのが私たちの強み】
商品開発をする上で大切にしたのは、私たちが関わる全てのお客様の課題に向き合える商品を作るということです。
ただ、課題は人それぞれ。なんとなくの体の不調や体の変化に気付いてはいても、どんな対策をしていいのかがわからない。続けられる健康法がわからない。生活習慣病予防の仕方がわからないなど、それらの課題にどんな商品が響くのか社内全体で何度も話し合いました。
また、開発する商品にはもう一つ皆さんに伝えたいメッセージがありました。
それは、健康は失ってからではなく、日々の生活の中で健康を意識できる世の中に変えていきたいというメッセージ。
これらの課題と想いを繋ぐ商品を創りたいと考えました。
そして全体の課題から見えてきたのは、運動を習慣化に結び付けられる環境やツールが整っていないことだと確信しました。私たちの強みが活かされる商品は“いつでも” “誰でも” “どこででも” “簡単に” 運動できるキッカケと習慣化に結び付く環境をつくりだすツールであることに気付いたのです。
【コンパクトで準備も簡単。いつでもどこでも健康習慣の環境作りができるツールを考え完成した「 BODYBASE 」】
ホームフィットネスツールと言われてイメージするのは、トレーニーや運動好きな人が使うツールだったり、ダイエットや引き締めに使ったりするイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
私たちavivoは、それらのイメージにプラスして「健康習慣のためのツール」という新しいイメージを持ってもらえるような商品づくりをしようと考え、沢山の議論を重ねながら、幾度も改善を繰り返してきました。
最初に手掛けたのは、日本の住宅事情に合わせ“邪魔にならずコンパクト”な商品にすること。トレーニングに必要な脚の広さや体を置くスペースは確保しつつも、できるだけコンパクトにするために折りたたむ案も出ましたが、幅広い年代に使って頂けるように、シンプルで準備に時間がかからず、安全な商品をと、折りたたみではないベストサイズを模索しました。小柄な人から体格のいい人までを想定してサイズを決めるのは容易ではなかったのですが、何度も試作を繰り返すことで ”片付けやすさ” と ”使いやすさ” を実現できたと思います。目的に合わせてたくさんのメニューをシンプルにできるよう、ハンドルやバーなどのアクセサリーも準備し、すべてを収納できる仕組みにしたり、スタッフの案で持ち運びにも手軽な収納バッグも用意したり、使いやすさだけでなく数秒で準備でき、数秒で片付けられることにこだわりぬきました。
また、自社だけでディスカッションするのではなく、BODYBASEを使うことでの効果をより高いものにするため、医師に医学的観点から意見を頂き、生活習慣病対策のエビデンスにも対応しました。
その他にも、バンドの取り付けやすさ、異音や不快な音が出ないようにするための工夫、耐久性や強度、ビジュアルなど全ての視点で製品をチェックし、トライアンドエラーを繰り返しながらようやく製品化することができました。
また、課題でもあったやり方がわからないに寄り添いたいと、全ての人に正しい知識と動きを届けられる方法として、トレーナーチームで動画を撮影し、YouTubeで無料公開しています。今では200本以上の動画を見ることができるようになりました。
このようにして、avivoの経営理念でもある、経験(know-how)・工夫を凝らしたアプローチ(idea)・プロフェッショナル連携(evidence)を通じて、日本発ブランド「BODYBASE」が誕生しました。
【先行予約発売の場となったクラウドファンディング。たくさんの応援とメッセージをいただき目標を大きく達成】
幾度となく修正や改善を繰り返し、ようやく完成した健康のプロが開発した「BODYBASE」。この商品が本当に社会に求められているのか、そしてどのように社会に広めていこうかと“ニーズ把握” と “認知・周知” を目的に考え、たどりついたのがクラウドファンディングでした。
そして、自分たちの手でサイトを完成させ、2023年11月8日に先行予約販売開始。
正直なところ、言葉や写真、動画だけで商品の魅力や届けたいメッセージが伝わるのか不安でした。
しかし、開始して早々に様々な方からメッセージ付きで応援していただき、スタートから約2週間で目標を達成することができました。
メッセージには、「こんな商品待っていた!!」「ちょうど運動不足と思っていたので頑張ってみます」などの嬉しいメッセージが添えられていたり、SNSを通じてクラウドファンディングにたどり着き、応援してくださったりした方もいらっしゃいました。
私たちがスポンサーを務めるBリーグ名古屋ダイヤモンドドルフィンズの体験イベントでBODYBASEに触れ、支援を決めた方もいらっしゃいました。
撮影やパッケージ作成、SNS発信など、スタッフ全員が力を合わせてコツコツと努力をしてきた結果が結びつき、嬉しい気持ちになると同時に、忙しい日常にホームフィットネスが求められているということを確信することができました。
そして、2024年2月5日からついに一般販売がスタートしました。
健康をもっと身近に感じられる生活が当たり前になるキッカケツールとして、BODYBASEが多くの人の心に響き届けられるよう、製品だけでなく環境づくりにスタッフ全員で取り組んでいます。
【「 健康は目的ではなく手段 」誰もが理想に近づくために、健康的な生活を後押ししていきたい】
健康は個人や会社だけではなく、社会全体の幸福や発展にとって大変重要な要素です。コロナをキッカケに時代は大きく変化していく中で、メンタル不調、ストレス、不健康な生活習慣、医療費の増加など、さまざまな健康課題が介在し、それに伴う環境整備は遅れがちになっています。
これらの課題を解決し、健康的な社会を築くためには個々の意識や社会全体の取り組み、そしてそれらを伴奏応援する「健康のプロ」が必要です。
私たちavivoは、運動は辛い、大変、面倒という意識を持つ方々が、日常生活で楽しく継続したくなる思考に変わるキッカケを提供し続けています。キッカケを提供することで一人一人が自主的に “健康” への意識をもつ環境や、自然に生活習慣が身につくよう、「BODYBASE」を通じて “人から社会へ” “社会から人へ” の健康促進に貢献し続けていきます。
私たちの目指す未来は、誰もが健康で幸せな生活を送り、笑顔あふれる社会です。
そして、もっとも大切なことは、「 健康は目的ではなく手段である 」ということ。
それぞれの“やりたい” や “なりたい” に寄り添い、後押しをする社会を私たちは目指しています。


【誰もが健康で笑顔になれる未来のために、私たちは挑戦し続けます】
以上、私の熱いメッセージをストーリーにのせて長々と書いてきましたが、健康業界にいて健康であることは大切だと認識しながらも、健康に気を配れる知識や時間、そして環境が整ってないことが一番の課題であることがわかりました。
そして、それらを改善するキッカケを提供することが個人にも社会にも貢献できることだと気づいたのです。私たち健康のプロが伴奏をし、社会に貢献し続ける「サスティナブルな事業・経営」を目指し、職域や地域での疾病予防や医療費の適正化を実現すること。平均寿命ではなく健康寿命延伸に向けた付加価値の高い持続可能な活動に取り組むことが、本当の健康を手に入れるキッカケになるのではと思っています。


「 健康のその先へ。健康をもっと身近に 誰もが笑顔になれる未来へ。」


私たちはこれからも挑戦し続けます。

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