バースバンク株式会社は、『人本来の魅力を引き出し、健やかで輝く毎日を』という企業理念のもとオリジナルコスメを展開しています。
2018年、“美容皮膚科の現場クオリティーをご自宅で”をコンセプトにしたヒト臍帯血由来の幹細胞培養上清液を高配合したエイジングケアブランド(※)『CELL CODE(セルコード)』が誕生。
今年7月には4種のレチノールを高配合したシリーズ最高峰のエイジングケア美容液「セルコード ステム アドバンスド RNセラム」を発売しました。
※年齢に応じたケアのこと
再生医療の現場から生まれたスキンケアが急速に人気を集める昨今、いち早く臍帯血由来の幹細胞に着目し、さらにはシリーズ最高峰のエイジングケア美容液「セルコード ステム アドバンスド RNセラム」の誕生に至るまでには様々な葛藤や苦労があったと言います。そこで、今回はブランド担当者の鬼塚龍太さんに商品開発の舞台裏や、商品にかける想い、今後の展望について話を聞きました。
「もっと手軽に、美容現場レベルのスキンケアをご使用いただきたい」
CELL CODEは元々美容クリニックやエステサロンでの施術に使われている赤ちゃん由来の幹細胞培養上清液を配合したスキンケアです。ただ、誰もが気軽にいつでもクリニックへ行けるわけではありませんよね。金銭的にはもちろんのこと、仕事や家事にと、時間の面でも定期的に通う施術は、負担に感じる方も多いのではないかと思っていました。
そこで、もっと手軽に、毎日、美容現場レベルのスキンケアをご使用いただきたいという想いから、ヒト臍帯血幹細胞培養上清液を配合したホームケア用スキンケアの開発に着手しました。
開発するにあたり、美容現場レベルのクオリティーをそのまま消費者の皆様へお届けするには、どうやって形にするか？非常に頭を悩ませましたが、グループ会社が東京大学と共同研究をしている原料メーカーであることや、容器を直接手配できることなど、比較的コストを抑えることが可能な要素があったため、とことん中身にこだわることができました。
また、ブランディングする上で、それぞれのデザインの方向性やプロモーションの方法などを巡って社内で様々な衝突がありましたが、その部分ではクリエイティブ責任者の櫻井がバランス感を持って取り組んでくれていると思います。
バックグラウンドを深く理解し、統一感を重視したブランディング
CELL CODEをブランディングする上で、商品パッケージやWebページ、カタログ・チラシなどさまざまなクリエイティブがあると思うのですが、最も大切にしているのは統一感です。
すべてのビジュアルコミュニケーションが同じ表現の一部かのように見えるようにすることでブランドは強化されていきますし、認知度も向上していきます。
さらに、統一感を持つことで新しいものをスピード感を持って制作できると考えています。
また、これもあたりまえのことなのですが、ビジュアル化する対象について、そのバックグラウンドを深く理解するように心がけています。
何が最も重要な情報なのかを理解して、しっかりと強調することはもちろんですが、どのデザインに対しても「これを見た方にどう思ってほしいのか？」「そのためには、どのように誘導すればいいのか？」「このデザインの目的は何なのか？」といったことを何度も考えています。そのあたりではよく鬼塚さんの目指すゴール、CELL CODEブランドが目指す形と認識のズレがないように都度話し合って進めています。
デザイナーは言われたものをただ作るのではなく、チームが一丸となって目標達成できるようにCELL CODEの成長に向かってみんなと一緒に仕事をしている、というように考えるようにしています。
ブランドの更なる成長のきっかけは、オリジナルミックス原料の開発の成功
2023年にはヒト臍帯血細胞順化培養液をリポソーム化し、さらにヒトサイタイ血由来幹細胞エクソソームを配合したオリジナルミックス原料の開発に成功しCELL CODEブランドの更なる成長のきっかけとなりました。
豊富なサイトカインを含むヒト臍帯血細胞順化培養液をリポソーム化することで、安定性と吸収率が向上するとともに、臍帯血幹細胞MATRIXの商標を取得したことにより配合割合の表示がしやすくなり、より消費者に向けて特徴を表現できるようになったのも大きいと思います。
もっと大人肌の悩みにアプローチしたい
そんな想いから誕生したセルコード ステム アドバンスド RNセラム
CELL CODEの特徴と言えば、やはりヒト臍帯血由来の幹細胞に含まれている若くて活発なサイトカインにあると考えています。例えば、ヒト由来の幹細胞には脂肪由来と骨髄由来がありますが、それらと比較しても、ヒト臍帯血由来の幹細胞には若返り因子である「GDF11」は約60倍含まれていることが確認されています。
そのサイトカインの力でお肌の土台から若々しく導いていく、という点でCELL CODEはとても優れていると思いますが、さらにピンポイントに肌悩みへアプローチしながら素早く実感できるスキンケアを作りたい、という想いから生まれたのが、この「セルコード ステム アドバンスド RN セラム」です。
大人の肌悩みは、しわやたるみ、シミ、くすみといったものが多いかと思いますが、これらの悩みを解決するには、必要な成分を必要な箇所にしっかり届けることが大切だと考えております。
このRNセラムには弊社オリジナル原料である臍帯血幹細胞MATRIXの他に、4種のレチノール、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸やビタミンC誘導体など美肌作りに欠かせない厳選した美容成分をふんだんに配合しました。臍帯血幹細胞MATRIXに含まれているヒトサイタイ血由来幹細胞エクソソームの働きによって年齢肌が不足している美容成分を必要な場所に必要なだけ届けるだけでなく、美容成分の浸透を後押しすることが可能となりました。
また、肌実感にこだわり、攻めのピュアレチノールをはじめ、低刺激でありながら分解されることなくお肌に直接届くグラナクティブレチノイド、パルミチン酸レチノール、植物由来のレチノールであるバクチオールといった4種ものレチノールを配合しておりますが、レチノールの力を最大限に引き出しながら、赤みや皮むけといったA反応をできるだけ抑えるよう、肌への負担に配慮した処方を実現しました。
鬼塚さんは「確かな体感を期待する方はもちろんですが、今までレチノール化粧品でA反応が出てしまった方、なんだか怖くて使えなかったという方にも本気で寄り添ったアイテムになっていますので、レチノールというお肌に嬉しい成分としっかりと付き合っていっていただける自信があります」と想いを語ってくれました。
「美しさ」を最大限引き出すスキンケアを追求し続ける
CELL CODE ブランド立ち上げ時にはヒト幹細胞やエクソソームといったワードはまだまだ世の中に浸透していなかったのですが、最近ではヒト幹細胞の中でも成長因子が豊富な臍帯血由来のCELL CODEに興味があります。といったお客様がとても増えてきており、
特に30代以降の世代の方に対して本当に自信を持ってお届けできるブランドに成長している実感があります。
SNSでブランド情報を発信するほか、私自身がライブ配信を行い商品や成分の情報を発信するといった新たな施策にも積極的に取り組んでおります。皆さまの“美しさ”を最大限引き出すスキンケアを追求し、今後も新しい製品の開発を進めてまいります。
CELL CODEの認知はさらに拡大し、ひとりでも多くのお客様にお届けできるように取り組んでいきたいと考えております。
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