信州の観光みやげ品「ウエハース」の端材を使用したクラフトビール『信都ご縁エール』新発売

2023.02.24 16:00
ICS-neは、長野市が運営する産学官金の連携組織NAGANOスマートシティコミッション(NASC)との協働により、余剰になっている未利用食品原料に付加価値をつけて新しい食品を生み出す「長野アップサイクルフード」として、信州の観光みやげ品であるウエハースの端材を使用したクラフトビール『信都ご縁エール』2種※を企画。株式会社タカチホが運営する各施設にて2月25日(土)より販売を開始します。
同社が提唱する、未利用原料の再流通を促す「長野アップサイクル・フード」。第2弾となる今回は、未利用原料における「端材」に着目した商品企画です。タカチホではみやげ品の製造工程で、1日あたり10kg/年間約2.4t ほどウエハースの端材が発生しています。チョコレートが入っている端材等は飼料、二次産品に使用できないという課題を抱えていました。ビール製造が栄養素として炭水化物を含む食材のアップサイクルに適している点に着目し、マッチングをプロデュース。『信都ご縁エール』は、本来ビール製造で使用する原料の麦の10%をウエハースで代用しています。フードロスに着目した、環境にやさしいクラフトビールが誕生しました。
※使用する副原料割合の都合上、品目は発泡酒となります。

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