目から鱗の便利っぷり! もうこれだけで欲しくなるレベルのクルマの装備8選

2023.02.01 11:40
この記事をまとめると
■最新のクルマに装備されている便利機能を紹介
■非常に安価であったり標準装備されていたりとユーザーの味方になっている物が多い
■ヨーロッパのメーカーは個性的な装備を取り入れて注目を集めている
クルマが進化すれば一緒に装備も進化する
ノア&ヴォクシーのバックドア
  ボックス型ミニバンのウィークポイント、使いにくさのひとつが、バックドアの開閉だ。車体後方にスペースがない場所では、巨大なバックドアを全開にすることが難しい。いったん止めて、車体後方に壁やクルマがあると、クルマを前に出さないとバックドアを開けられないのである。5代目ステップワゴンはそれをわくわくゲートのサブドアで解決し、セレナは先代、新型でバックドアのガラス部分だけを開閉できるデュアルバックドアを設定し、解決している。
  が、4代目ノア&ヴォクシーはもっと実用的だ。バックドアを任意の位置で止められるパワーバックドアはノア&ヴォクシー、ステップワゴンともに用意されているが、ノア&ヴォクシーの場合、パワーバックドア非装着車でも、世界初のケーブルを用いたシンプル構造の”からくり”を使ったフリーストップバックドアを採用。
  任意の位置での保持が可能となり(好みの場所まで開けて、ちょっと戻すと保持する)、車体後方のスペースがない場所、背の低い人でも開閉しやすく、荷物の出し入れが劇的に容易になっているのである。
ノア&ヴォクシーのユニバーサルステップ
  ミニバンでも、フロアが高めの位置にあるクルマは、高齢者などの乗降はちょっとつらい。そこでミニバン各車の一部には、スライドドアの開閉と連動して下からステップが出てくるオートステップなるものが設定されている。しかしこれは電動作動によって高価。オプション価格が20万円ぐらいするのだ。結果、付ける人は多くない。そこで4代目ノア&ヴォクシーが編み出したのが、オプションで用意される非電動のからくり機構によるユニバーサルステップだ。
  地上200mmの高さから足をかけられ(奥行は180mm)、乗降を助けてくれるというわけだ。しかも、従来の電動オートステップが約20万円もするオプションだったのだが、このパワーを使わないからくり機構によるユニバーサルステップは3万3000円で装備できるのである。いまのノア&ヴォクシーはそうした、からくりが満載というわけだ。
ワゴンRのアンブレラホルダー
  雨の日のドライブでは、傘の置き場に困る。後席に放り込めば、シートやフロアカーペットが濡れてしまい、それがカビなどの原因になる。そこで考案されたのが、ワゴンRのリヤドアにあるアンブレラホルダーだ。
  約90cmまでの傘を立てて収納することができ、雨でぬれた傘も、スマートに置くことができる。
N-WGNのリヤシートアンダートレー
  上記のワゴンRのアンブレラホルダーと同様の便利さを持つのが、N-WGNの後席下にあるリヤシートアンダートレー。センタータンクレイアウト採用のメリットを生かした後席下の空間に、濡れた傘や靴を収納できるスペースを確保。用途はさまざまで、これは便利だ。
「その手があったか!」と叫ばずにはいられない!
ムーヴキャンバスのいたせり尽くせりの収納
  新型ムーヴキャンバスの室内にある収納の豊富さは、こうしたクルマを愛用する女性を中心としたユーザーの声をしっかりと取り入れたものだ。たとえば、コロナ禍のいまどき不可欠なマスク置き場や、テイクアウトしたものを車内でいただきやすい、インパネがテーブルになる広々インパネを新設定したほか、先代にもあった後席左右下の引き出し式置きラクボックスはじつにユースフル。さらに、飲み物を暖かいまま維持できるホッとカップホルダーまで用意されている。
スペーシアベースの外部電源ユニット
  ハイブリッド、PHV、BEVモデルの専用装備と言えるのが、AC100V/1500Wコンセント。車内外でコーヒーメーカーや簡易電子レンジ、照明、電気毛布などの家電品が使え、とくにアウトドア、テレワークに威力を発揮。災害時にもあれば本当に助かるのだ。
  そんなAC100V/1500Wコンセントを、ガソリン車の商用軽で実現したのが、スペーシアベース。純正アクセサリーに外部電源ユニットなるアイテムがあるのだ。ただし、ハイブリッド、PHV、BEVモデルとは違い、クルマのバッテリーから電源を取るのではなく、電源を家庭、キャンプ場の電源付きサイトから引き込む仕組み。もちろん、電源コードを、窓やドアを少し開けて引き込む……ような野暮なことにはならない。
  キャンピングカーさながらのしっかりとした電源取り込み口がリヤバンパー左側にあり、ラゲッジルーム左側にAC100V/1500Wコンセントが備わるのだ。市販の軽自動車でAC100V/1500Wコンセントが使える初のクルマであり、アウトドア、キャンプ、テレワークで大活躍してくれることは言うまでもない。
レヴォーグのハンズフリーオープンパワーリヤゲート
  レヴォーグの上級グレードのリヤゲートは、リヤエンブレムに手やひじをかざすだけでリヤゲートが開く新開発ハンズフリーオープンパワーリヤゲートを採用。両手に荷物を持っているとき、両手にペットをひいているときなど、もう便利この上なし。
  リヤバンパー下に足を出し入れするとパワーバックドアが開閉するクルマは少なくないものの、たとえば雪上で一瞬だけでも片足だけで立つのは滑って危ない。さすが、雪国に強いスバル車ならではの便利装備と言える。ちなみに、犬の鼻を近づけても開きます……(人間や犬の体内の水分を検知しているらしい)。
シトロエンのエアバンプ
  シトロエンC3などのボディサイドに、クロスオーバー感覚をUPさせるサイドパネルが付いている。じつはそれ、単なるアクセサリーパーツではなく、空気入り衝撃吸収パネルとして機能し、ドアパンチやカートなどのアタックからボディサイドを守ってくれるアイテムなのである。
  もっとも、ドアパンチされた場合、エアバンプを含むパーツ自体にはキズが付くこともあるのだが、ボディそのもののキズや凹みを防いでくれるのだから、偉い。アフターマーケットパーツでも流行りそうだ。

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