「ともにつくろう」寒い空き家で断熱リノベをプロと実践｜ときがわ町移住者応援隊

寒すぎて、せっかくの移住暮らしがつらい。DIYで少しずつ良くしたいが、いざ始めようとすると分からないコトがたくさんあり、なかなか手がつけられない。そんな方いらっしゃいませんか？今春ときがわ町の空き家に移住したＳさんの家を、断熱をアップさせるDIYリノベを、プロと一緒に実践しながら学ぶプロジェクトですはじめに・ご挨拶
こんにちは。NPO木の家だいすきの会　鈴木進、山本幸恵です。
NPO木の家だいすきの会は、奥武蔵野の森の木を使った家づくりを通じて、森の循環利用、森と共生するライフスタイルが世の中に広がり定着することを目指して活動しています。
今回は、埼玉県の木材産地・ときがわ町の空き家を活用し、森のある暮らしを望む移住者さん達を応援したいと立ち上がりました。

何故、「ともにつくろう」なのか？
奥武蔵野の森の木を使った家づくりのサポートと共に、2019年から移住を応援する取り組み（「ときがわ・ときのわ」）を地域の方々と一緒に取り組んでいます。
取り組みを通じて出会った移住者さん達とお話しするなかで、空き家に移り住み、暮らしを始めたところ、寒い！暗い！などの困ったコトがあるものの、移住をスタートさせたばかりで大きな出費は難しいという状況があることを、あちこちで耳にしました。
一方で、楽しくDIYリノベを取り組みたい方/実際に取り組んでおられる方にも出会いました。
それならば、それならば、Do It Ourselves、ほしい暮らしを「ともにつくる」チカラを、皆でつけれないか！と考えました。
そして、「ともにつくる」チカラで、楽しく、快適に空き家を活用する事例が増えることで、移住者希望者さんを勇気づけられるのではないか。さらには、空き家所有者さんも自身の空き家活用を検討していただくきっかけになるのではと考えています。

このプロジェクトで実現したいこと
寒すぎる！空き家・移住の住まいを、少しずつ楽しみながらDIYリノベしようと考えていたのに、いざ取り組もうとすると、分からないことがいっぱい。家族と暮らす住まいならば、なおさら安全面なども不安…。
そんな悩みを抱えている方は、多いのでは？
それならば、Do It Yoursefではなくて、Do It Ourselvesで、プロの大工さんと設計者を講師にむかえ、同じ悩みを抱える移住者さん、古家住まいの方と一緒に実践しながら、断熱リノベを学ぶワークショップを実施したい！
そこで、断熱性能がグンとアップするDIYリノベを、みんなで一緒に実践しながら学ぶワークショップを行う資金をクラウドファンディングで集めたいと考えました。
舞台は、ときがわ町の空き家を購入して今年の春移住してきたSさんのお家。
SさんもYouTubeを見ながら夫婦でDIYリノベを予定していましたが、
・あちこちに目につくカビ、
・毎晩出てくるムカデ、
・購入時には分からなかった配管問題などなど…。
リノベの前にいろいろと出てきた課題を前に、DIYリノベをどうやって進めていくのがいいのか不安になっていました。
このSさんのお家のリビング・ダイニング空間を題材に、次のようなプログラムで、DIYリノベをプロの大工さんに教えてもらいながら、実践して学ぶワークショップを実施します。

ワークショップ1回目
床の断熱リノベ方法を学ぶ【断熱・仕上げ編】
プロの大工さんや設計士に、断熱を高めるためのポイントを教えてもらい実践するワークショップ。 畳の間のリビング、フローリングのダイニングの床を撤去し、床下地をつくって、断熱材を設置。仕上げに、ときがわのヒノキ無垢板をはります。

ワークショップ２回目
建具の改修方法を学ぶ【断熱建具編】
プロの大工さんや設計士から、窓断熱を高めるためのポイントを教えてもらい実践するワークショップ。 リビング&ダイニングの障子を、断熱性能がグンと上がる断熱障子にリノベします。 

目指していること
「ともにつくる」を共有し支えあう「つながり」
ネット上の情報だけではわからないことをクリアにして、安心してできるDIYリノベを実践しながら学ぶワークショップを通して、移住者さんや地域住民さんが「ともにつくる」を共有し支えあう「つながり」を、地域に生み出していきたいと考えています。
また、あれこれ考えながら自分で手を動かして住まいを整えると、時間はかかりますが、古いお家に愛着がわいてきます。一方で、DIYリノベではどうしても難しい部分もあります。そのようなDIYリノベをプロが支える仕組みづくりもしていきたいと考えています。

これまでの活動
NPO木の家だいすきの会では、奥武蔵野の森の木、特に埼玉県ときがわ町の木を使った自然素材の家づくりやリノベをコーディネートしています。
所沢市内の学童保育のプレイルームや生活クラブ生協埼玉本部の託児室の床を、埼玉県産材などの無垢の木材で張りかえるワークショップなども運営してきました。これまでのノウハウも生かし、性能もアップさせるDIYリノベのサポートも、今後取り組んでいけたらと考えています。

▼実施スケジュール
2022年11月23日（祝)　床の断熱リノベ方法を学ぶ【断熱・仕上げ編】ワークショップ実施
2022年11月27日（日)　建具の改修方法を学ぶ【断熱建具編】ワークショップ
2022年12月上旬　　　  空き家活用に関心がある方、移住者同士がつながる完成見学会

▼資金の使い道
ご支援いただいた資金の使い道は、以下のようなに考えております。
・ワークショップにかかる費用（講師料、道具代、保険代など） 72%
・リターンにかかる費用 11%
・クラウドファンディングにかかるシステム使用料・決済手数料 17%
リノベにかかる材料費等は、お家の所有者であるSさんが負担して実施します。

▼リターンのご紹介
●床の断熱リノベ方法を学ぶ【断熱・仕上げ編】ワークショップ　参加権
畳の間のリビング、フローリングのダイニングの床を撤去し、床下地をつくって、断熱材を設置。
仕上げに、ときがわのヒノキ無垢板をはります。最後は自然由来のオイルを塗って完成！
ときがわの食材をたっぷり使った昼食付き
●建具の改修方法を学ぶ【断熱建具編】ワークショップ　参加権
既存の障子を、断熱性能がグンと上がる断熱障子にリノベする方法を学び、リビング&ダイニングの障子を断熱障子につくり変えます。驚くほど断熱性が上がることを体感しましょう。
ときがわの食材をたっぷり使った昼食付き
●つながる♪完成見学会　参加権
これから移住を検討される方、既に移住された方、空き家活用に関心がある方、DIYが好きな方がつながる完成見学会
DIYリノベ・ワークショップで完成させたリビング＆ダイニングが、どう仕上がったか見学ください。
ときがわの美味しいお茶を飲みながら、移住のコト、空き家活用のコト、DIYリノベのコト語り合いましょう。
●空き家活用、移住者をただただ応援！
感謝の気持ちと完成写真をメールにてお送りします。

最後に
DIYリノベをプロから実践しながら学び、「ともにつくる」チカラを共有したら、
地域の空き家や古家を活用して、さらに楽しく、快適に「ほしい暮らし」を実現していきましょう。


＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。