生半可なウデじゃ楽しめない! かつて走り屋を狂喜させた歴代コーナリングマシン

WEB CARTOP
2022.11.02 10:00
この記事をまとめると
■自動車メーカー各社の歴代コーナリングマシンを紹介
■ユーザーを選ぶほどのピーキーすぎるマシンも多くあった
■ロードスターは初代から現行モデルに至るまでコーナリング性能にこだわっている
自動車メーカー各社の名コーナリングマシンを探せ!
  操縦性とスタビリティは、本来相反する要素だが、やっぱりよく曲がるクルマは面白い。スポーツドライビングの醍醐味は、コーナーを駆け抜ける爽快感で、ステアリングをドライバーが積極的に切っていくこのフィーリングが面白い。ステアリングを切っても曲がらないクルマ、アンダーステアの強いクルマは、結局アクセルをなかなか踏めないし、ワクワクしない。
  というわけで国産各社のしっかり曲がって、コーナーでワクワクできるクルマをピックアップしてみよう。
トヨタ
  トヨタの場合、今のGR86もコーナリングマシンといえばコーナリングマシンだが、ひと昔前だと、MR-Sなどは、速いクルマではなかったが、ミッドシップらしく軽快なアジリティでコーナリングマシンといえた。
  また70スープラの2.5GTツインターボRも、FRらしいコントロール性の良さがウリで、イメージどおりのコーナリングができた1台と記憶している。
ホンダ
  ホンダはハンドリングに関しては攻めきったクルマが多い。その筆頭は初代NSX。オールアルミボディで軽量化と高剛性を達成し、電子制御やハイテクに頼らず、ダブルウイッシュボーンサスを丁寧に仕上げて、接地性変化が少なく、切れがよく、コントローラブルで、懐の深いハンドリングを実現。シャシー性能の高さは当時世界中のメーカーに大きな影響を与えた。
  FFのハンドリングの歴史を変えたという意味では、インテグラタイプR(DC2)も画期的だったし、ビートも素直で面白かった。S2000も文句なしに曲がったが、その分ややピーキーで万人向けではなかったかもしれない。
日本の自動車メーカーのラインアップはFRマシンで溢れていた
日産
  日産のFR車は名車が多く、R32、R33、R34スカイラインのFRモデル、GTS-tタイプMやGTS-25t、25GTのクーペはどれもなかなかレベルの高いコーナリングマシンだった。
  S15シルビアやZ33、Z34などもポテンシャルが高いが、ノーマルではちょっと物足りない……。とくにシルビアはチューニングでの伸び代が大きく、日産車はチューニングとセットでコーナリングマシンという位置づけのクルマが多い。また日産のFRスポーツは、パワーもある一方で車重もそこそこあるので、ドラテク鍛錬車としても向いている。
マツダ
  もしかすると、マツダが一番コーナリング性能にこだわっているメーカーかもしれない。
  まず歴代ロードスター。ロードスターはコンパクトFRのセオリーどおりに作られたクルマで、操縦性は極めて素直。ドライビングの良し悪しがそのままクルマの動きに現れ、よく曲がるが限界域は穏やか。ビギナーから上級者までストレスなく乗れるのが最大の長所。
  RX-7もFDなどは「世界中のどんなサーキットでもインからライバルを刺せるハンドリングを目指した」とされ、ピーキーと言われても「曲がる」ことには妥協しなかった。
  その点、FDの後継車ともいえるRX-8は、FDにはなかった直進安定性と、コーナリングパワーとコーナリングフォースを両立。希代のコーナリングマシンに仕上がっていたので、これは高く評価しておきたい。
  その他、三菱のランエボ、とくにエボⅨもMRなどは、スーパーAYC、ACD、スポーツABSなどのハイテクを満載。電子制御のロジックを理解し、それを上手く手なずけられると、他車とは違う異次元のコーナリング性能を発揮した(ただし、好き嫌いは分かれるところ)。
  いずれにせよ、すべてのクルマ、とくにスポーツカーは“シャシーはエンジンより速く”というのが、面白いクルマの鉄則。もちろん何をやっても破綻しそうもない、安定感だらけのクルマではワクワク、ドキドキできないが、操作に忠実で、レスポンスがよく、インフォメーションが豊かで、限界域が広い……。そんなコーナリングマシンなら、10年経っても20年経っても30年経っても色褪せないので、そうしたクルマがどんどん出てきてほしいものだ。

あわせて読みたい

【Tipo】平成の始まりを告げたロードスターとライバルたち―― FFでもロータスはやっぱりロータス!! 2代目『ロータス・エラン』編
CARSMEET WEB
いま買わないと価格高騰の危険! まだ普通の値段で狙える国産穴場スポーツカー4選
WEB CARTOP
30歳を迎えた吉岡里帆と、4月9日に30歳になる ももさんの同世代トーク!
UR LIFESTYLE COLLEGE
豊富なEVラインナップからアナタならどれを選ぶ? 電気自動車のパイオニアが提供するニッサンEVの最新モード
CARSMEET WEB
【軽自動車が初の快挙】「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」各部門の受賞モデルを一挙公開!
MonoMaxWEB
開運スポットをドライブで楽しむ!【人気占い師シウマ×カローラ スポーツ】
antenna*
日産のスポーツカーは「シルビア」&「GT-R」だけじゃない! 「FRスカイライン」もチューニング隆盛期の立役者でした
AUTO MESSE WEB
「ランエボ」「シルビア」の復活希望! むかしのスタイルで復刻してほしい昭和・平成「国産車」たち
AUTO MESSE WEB
コンパクトなのに1台5役の「電気なべ コポット」新発売
PR TIMES Topics
セダンは死せず! いま乗らないと後悔する走りがシビれる絶品国産セダン4選
WEB CARTOP
最後の純ガソリン車、決めた? 200万円台で買えるお薦め「締めのクルマ」4選
ベストカーWeb
【坂井利彰氏おすすめ】筋疲労を3つのモードでケア「オムロン 低周波治療器」
antenna*
2022年、プロがもう一度乗りたいとウズウズする国産車5選!スポーツカーばかりと思いきや……
GetNavi web
45年間のご愛読と4500を超える応募に感謝!! 読者が選んだ日本のベストカー30
ベストカーWeb
【冬キャンプ特集】初めてでも安心!寒さ対策万全キャンプギア13選
Jeep®
中古でもいいから欲しい! もう1度乗りたい!! 理由様々 プロ8名の「いま買いたいクルマ」
ベストカーWeb
日産「シルビア」に1120台だけのカブリオレがあった! メタルルーフを採用した「ヴァリエッタ」とは
AUTO MESSE WEB
内なる充実のための“のんびり”を求めて、ドライブ旅へ。Honda ZR-V e:HEV× ライフスタイルプロデューサー・村上 萌さん
antenna*
バブル時代の日産「S13シルビア」が今なおクルマ好きに支持される理由とは? 30年前のデートカーに再注目です
AUTO MESSE WEB
「SUVでタイプRの魅力を再現」ってマジですか!? 来年春発売新型SUV ホンダZR-Vを峠で走らせたら激スゴだった
ベストカーWeb
Honda ZR-V e:HEVと“異彩”を高めるドライブ旅へ。〜ライフスタイルプロデューサー・村上 萌さん〜
antenna*