長い歴史がある石川県・加賀温泉郷。近年、旅館・飲食店・商店などが一丸となって街おこしをさらに強化してきました。2022年秋、これまでの集大成のひとつとして、紅葉の季節に、加賀温泉郷をさらに「赤」に染めるプロジェクトです。はじめに・ご挨拶
ご覧いただきありがとうございます。加賀温泉郷にぎわいづくり実行委員会の前田真吾（兄）、前田恵吾（弟）です。加賀市は片山津温泉にある、一品料理や季節料理も扱うお好み焼き居酒屋「なか伸」を経営しています。
プロジェクトの推進組織である「加賀温泉郷にぎわいづくり実行委員会」は、企画に賛同する地元の事業主を中心に構成されている、加賀温泉郷の旅館や商店、飲食店からなる団体です。昨年好評をいただいた「まち歩きスタンプラリー実行委員会」をきっかけに、「もっと加賀温泉郷を盛り上げるためにいろいろなことを行っていきたい！」と発足した、まだできあがったばかりの新たなグループです。
加賀温泉郷のご紹介
ここで改めて、加賀温泉郷の説明をします。
加賀温泉郷は、石川県の南部に位置する加賀市内にある、3つの湯からなる北陸屈指の温泉郷。もっとも長い歴史を持つ山代温泉は開湯1300年を誇り、松尾芭蕉や与謝野晶子、谷崎潤一郎、北大路魯山人など、有名な文化人や芸術家が愛した土地です。
日本三名山のひとつ「霊峰白山」の恵みにより育まれた温泉。柴山潟に囲まれ、水と溶け合う感覚を味わえる片山津の総湯。松尾芭蕉の句から命名された風流な名を持つ山中温泉の総湯・菊の湯。温泉の神様がいるような非現実的な空間が広がる山代温泉の古総湯…。温泉そのものの魅力はもちろん、長い歴史で育まれた伝統のおもてなしや、日本海の新鮮な魚介、地元の食材を活かした「加賀パフェ」などのグルメなども大きな魅力のひとつです。
プロジェクトを立ち上げた背景
〜2018年に迎えた観光大使と、新たに生まれた新たな取り組み〜
加賀温泉郷ではこれまでに、地元の人たちがさまざまなチャレンジを行って来ました。たとえば、加賀温泉郷の旅館やお店で実際に働く女性たちを起用したキャンペーン「レディー・カガ」や、温泉旅館の中にステージを作って開催した「加賀温泉郷フェス」などが記憶に新しい成果です。
2018年からはモーニング娘。'22の加賀楓さんが観光大使を務め、ますます盛り上がりを見せています。
北陸を中心としたお客さまのみならず、首都圏や関西地方など、遠方からお越しの方もどんどん増えてきました。
旅館だけでなく、現地の飲食店の良さをもっと知ってもらいたいと始まった「ナイトバル」企画、そして市内の多くの店の新しい魅力を発見してもらえるように始めた「まち歩きスタンプラリー」。加賀さんの好きな食べ物を取り入れたメニュー開発など、さまざまな企画を多数行い、そのたびにたくさんの方にお越しいただきました。
ファンの皆さまが「おいしかったよ」と声をかけてくださったり、SNSで写真をアップしてくださったりと、この縁がなければ生まれなかった出会いがたくさんあり、いつも私たち自身も楽しませてもらっています。
2018年以降、ナイトバルやスタンプラリーなど、これまでにない長期スパンで商店、飲食店が主役となるイベントが開催され、多くの方々が何度も加賀温泉郷に足を運んでくださったり、イベント期間以外でも加賀温泉郷にひょこっと遊びに来てくださるようにもなりました。
2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、例外ではなく加賀温泉郷も大打撃を受けた中で、加賀温泉郷に多くの愛と応援をいただきました。情勢を見ながら実際に訪れてくださった方、「今は難しいけれどいつか行きたい」という声を寄せてくださった方…それぞれの方の応援が、本当に支えとなりました。
ここで、改めて私たち現地のお店が思っていることをご紹介させてください。
特定非営利活動法人はづちをさんより
「はづちを楽堂が加賀温泉駅５０周年やスタンプラリーに参加させていただいたのは、コロナ禍まっただ中のことでした。未だかつてない街中の静けさに、途方に暮れていました。
その中で、観光大使の加賀楓さんファンの皆様が足を運んで下さったのです。とても楽しそうにお買い物して下さったり、お話をして下さったり。その姿に、正直沈んだ気持ちでいた私たちは元気をたくさん頂いたのです。
何度も顔を見せに来て下さる方々や、ＳＮＳでお声をかけて下さる方々に今も元気をいただき続けています。スタンプラリーを通じて地元の商店の方々とも仲良くしていただき、とても嬉しく思っています。
そして気づいたのです。加賀楓さんはもちろん加賀楓さんのファンの皆様、一緒に来て下さった石田亜佑美さん、石田亜佑美さんファンの皆様、このスタンプラリーでお知り合いになれたモーニング娘。のファンの皆様、一緒に楽しんだ参加店の皆様。私たちはそんな皆様のファンなのだと。本当にありがとうございます。」
「なか伸三代目として加賀で働きはじめて20数年となりますが、このような観光客の皆さまと商店との繋がりは今まで経験したことのない新鮮なものでした。 さらに、これまではなかったような加賀温泉郷の商店、飲食店など参加店同士の繋がりや交流も生まれました。まさに加賀は引力でした。
この多くの繋がりを生んでくれた加賀さんには、実行委員会メンバー含め関わった全ての人間は感謝しかございません。モーニング娘。を卒業されても、加賀温泉郷は一生カエデ推し！です。」
なか伸 前田真吾、前田恵吾
紅葉の季節に、加賀温泉郷を美しい「赤」に染めたい！
今回クラウドファンディングを決めたのは、他でもない、4年以上加賀温泉郷の観光大使を務めてくださっている加賀楓さんが、モーニング娘。’22を2022年をもって卒業することが発表されたことがきっかけです。
加賀さんをきっかけに加賀温泉郷を愛してくださっている皆さまに何か恩返しができないか、これから迎える美しい紅葉の季節の頃に、加賀温泉郷でも、これからの旅立ちを応援できるような企画ができないか。そして、皆さまの人生の幸せな思い出を作ることができないかと私たちは考えました。
2022年秋に、これまでの集大成のひとつとして、山々が美しく彩られる紅葉の季節に、加賀温泉郷をさらに「赤」に染めるプロジェクトを始動させます。新規に撮影を実施し、パンフレットやポスターなどの制作、石川県内のみならず、関東や関西まで広く露出していくことを考えています。また、ラッピングバスの運行、イベントの開催、加賀温泉郷のこれまでの歩みをまとめたムック本の制作などなど…。
もし無限に予算があれば叶えたい企画はもっとたくさんありますが、実は加賀温泉郷のPR・企画予算は、皆さんが想像するよりずっと多くありません。今年度、自治体などから与えられた予算はほぼゼロに近いため、あらゆる手を尽くして自分たちで費用を捻出し、企画を行っています。
そこでどうか、皆さまのお力を借りたいのです。
皆さまからお預かりした支援金は、加賀温泉郷にぎわいづくり実行委員会が責任を持って、2022年秋以降のさまざまな企画に使用させていただきます。
加賀さんの卒業まで残された時間はそう多くないため、クラウドファンディングの募集期間終了を待たず、企画の予算を達成したものから、どんどん実行に移していきます。どこにどれだけ予算を割けるのか、このクラウドファンディング次第でリアルタイムに決まっていきます。
そして…。
お客さまへの感謝を伝え、加賀温泉郷全体で新たな出発を応援！
さらに、卒業のニュースを聞いた北鉄加賀バス株式会社さまから「何かできないか」と話をいただき、乗合バス車両をご用意いただきました。しかもなんとこのバスは、オリジナルのラッピングも可能というもの。できれば、皆さんに喜んでいただけるようなスペシャルなラッピングを施したい。さらには記念乗車券や、実物大記念バス停などの制作も実現させたいと考えています。
ただ、残念ながら、実行に移す予算が現時点ではほぼありません。
本当に正直なところ、どのくらいの予算がかけられるかによって、可能な範囲が変わってきます。
今回の卒業発表を受けてすぐにこのような話をいただき、チームを立ち上げて相談を重ねてきました。コンセプト、予算、リターン品の候補などをチームで議論しています。
何とかして目標を達成したい。2022年秋、皆さまと一緒に、加賀さんでいっぱいになった加賀温泉駅を、そして加賀温泉郷を見たい。加賀温泉郷を運行するバスにスペシャルなラッピングを施して、これまでの感謝の気持ちを伝え、新たな出発を応援したい！
今はそんな気持ちで一杯です。どうかこのプロジェクトに、ご支援をお願いできないでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
加賀は引力です。不思議なご縁で引き寄せられた加賀温泉郷と皆さまのこれまでの集大成となるような企画を、一緒に実現していきましょう。ふたつの「加賀」の明るい未来を願って。
皆さまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
＜資金の使い道＞
集めた支援金の内訳は下記を予定しています。
・リターン品：345万円
・発送費用：60万円
・活動資金：315万円
・CAMPFIRE手数料等：180万円
・総計：900万円
＊上記は概算です。
＊本プロジェクトの運営と企画制作、プロモーション、イベントの実施は、企画制作会社の株式会社REACHが主体となって進めてまいります。
