愛知の離島・日間賀島より!自慢の“食”を全国に届けたい~24歳漁師の挑戦~

2022.08.12 04:15
人口2000人あまりの小さな離島から発信!自分でとったタコ・しらすや地元のお土産などを全国に届けると同時に、生まれ育った島を変えるために行動しますはじめに・ご挨拶
はじめまして。
愛知県の離島、日間賀島で漁師をしている宮地と申します。高校卒業後に家業を継いで漁師になり、今年で7年目を迎えます。
普段はシラス漁(家業)やたこつぼ漁(個人業)をしており、自ら漁獲したタコやしらす、そして日間賀島の自慢のお土産品などをもっと全国に広めるため、この度のプロジェクトを開始しました。
私自身、このような通販事業を行うのは初めてのことではなく、産直サイトや大手通販サイトでの運営歴があります。しかしそれらは「モール型EC」といって集まるお客様の数や地域が限られてしまう(ショッピングモールや商店街に出店するのと同じ)ため、自身の思い通りに広めることが難しいといったデメリットがあります。
そのデメリットを解消するためこれからは独立した公式サイトを立ち上げ、自身で広告宣伝を行い、さらなる周知を行っていく予定です。
愛知県内では有名な“日間賀島産タコ”。
ふっくらとした食感で旨味がぎゅっと詰まったものタコはスーパーで売っているものとは比べられないほど格別で、テレビや雑誌などのメディアにも何度も取り上げられました。 プロジェクトで実現したいこと
今回は「生まれ育った島の自慢の食をもっと広く届けたい!」という名目ではありますが ゆくゆくは「衰退している故郷を変える」という意志もあるので NEXT GOAL のことも見据え末長い活動をしていきたいと思っています。 
中学卒業時(当時15歳)
【生い立ちとプロフィール】
愛知県南知多町日間賀島生まれ。「島生まれ、島育ち」
家業であるしらす漁は、どこの世代から続いているのかもわからないほど歴史が長く、曽祖父、祖父、父はみんなシラス漁師でした。 物心ついたときから食卓には魚があるのは当たり前で、ちょっと歩いたら海が見えるのは当たり前の環境で育ちました。
日間賀島は人口2000人あまりの小さな離島。小学校も中学校も小規模でクラス替えもなく、18人いる同級生とは保育園から高校進学までずっと同じ教室で学び、2つ歳上、歳下なら確実に顔も名前もわかる、5歳差でも(小学校がかぶるので)どこのだれかだいたいわかる、こんな環境で私は育ちました。
ここでの暮らしはいわゆる一般的な暮らしとはかけ離れている特殊な環境ではありますが、その分特別な情や思い入れも多くあります。
【県内では有名な観光地】
私の住む日間賀島は、愛知県の数ある観光地の一つとして有名で、季節を選ばず新鮮で美味しい魚介類を堪能できます。 また、オーシャンビューの絶景を売りにした撮影スポットは若者にも人気で、毎年20~30万人が訪れ、日々多くの観光客でにぎわっています。 テレビ局の取材が来ることも後を絶たず、愛知県民なら知らない人はいないというほどの知名度があります。
【目に見える活気とは異なる島の衰退傾向】
そんな路上のにぎわいとは裏腹に、数字で見る観光客数は年々減少傾向であり、近所の旅館も「昔はもっと満員だったのに。土日のお客様も今では昔の半分くらい」という話をしていました。
衰退の傾向を見せているのは観光業だけではありません。 漁業界も、水揚げ高の減少や原油の高騰、そして過疎化による人口減少、それに伴う人手不足という様々な課題に直面しており、昔では当たり前だった「家業を継ぐ」という若者も今ではかなり減ってきています
つまり漁師の子でも漁師になることはなく、高校や大学進学後に名古屋でサラリーマンとして働くなどということが主流になりつつあるのです。
最高の観光地、絶品の魚介類がとれる日間賀島も、何かアクションを起こさないままでは活気をなくし、廃れていく一方です。 
日間賀島はロケーションが最高で風情もあり、非日常感を味わえるとして評価も高い。 そして島のまわりでとれる魚介類は有名なタコをはじめとにかく美味い。
そんな良いこと、良いものがいっぱいある日間賀島の知名度が及んでいるのは県内だけです。
・もっと知名度が上がれば需要が高まる
・需要が高まりたくさん売れるようになれば漁師全体の収入も上がる
・収入が上がれば市場にも笑顔が戻り、島全体にもっと活気が出る
・島全体に活気がでれば漁師になる若手、島に残る若者も増える
世の中そんなに上手くはいかないというのは承知の上ですが、そういう問題をひとつひとつ解決していくことが将来的な島の再復興にも関係していくと考えています。
そして、これらの問題を解決するには豊富な知識量と経験が必要なのは明確で、ただ単に漁に出て市場で魚を売り歳を重ねていくというだけでは何も変えられるはずはありません。
自身でWebサイトの設計を行い集客し、利益や予算を考えモノを販売するといったことは、漁業者のなかでは前例も少なく難しいことではあります。しかし誰も挑戦しなかったからこそ前例もなく、多大なる可能性に期待をすることができます。
そして「事業を始める=単なるお金儲け」ではなく、「事業を始める力と事業を発展させる力」で衰退していく島を変えることだってできる!と思い、今はマーケティング理論やWeb集客などを必死に勉強している最中です
これまでの活動・過去の経験など
1番最初のきっかけは3年ほど前。
そのときは島の将来がどうとか漁業界がどうとかより、単純に将来的な自身の収入が不安になって行動するところから始まりました。
ちなみに「漁師ってみんなお金持ちなんじゃないの?」というのはけっこう聞かれたことがありますが、実際そうでもありません。(おそらくそれはマグロ漁船で1匹何百万円!などが有名でそういうイメージを持つ方が多いのだと思いますが、それはほんの一部にすぎません。)
いくら魚がたくさんとれても相場が安ければ儲からないし、相場が高くても魚がとれなければ儲からない。そして強風で漁に出られなければ意味がない。漁をして生きていくということの厳しさは、どんな時でも感じるものです。
大富豪になりたいというわけではありませんが、ずっとこのままではいつか絶対生活に困ることになるとなんとなく思っていましたし、結婚して家庭を持つと収入的に困ることが多いという話は漁師の先輩方からよく聞かされました。
「じゃあ、どんな状況であっても自身で収入を上げる力を身に付ける必要がある!」
そんなこんなで色んなチャレンジや失敗を繰り返し 2019年の夏、最初に行きついたのがたこつぼ漁で、およそ50万円の資金を投入して専用の船とたこつぼを購入。 規模は小さいながらも「自身でやる」を初めて実現できました。
自分で漁獲したタコ。この日は少ないですが多い時はこの生簀(いけす)の底が見えないくらいになります。

2021年3月には個人事業「蒼海水産」を創業し、専門加工社と契約して日間賀島のタコを使った「たこのぶつ切り」や「たこの唐揚げ」などの製作、そしてそれらを産直サイトや、大手通販サイト「Yahooショッピング」にて販売したりしました。
そして通販事業を運営すると同時に全くの予想外だったことがあります。それは「見ず知らずの顔もわからない人に感謝される」という喜びを感じることでした。
自身がとったタコを写真付きのレビューで伝えてもらえる。
どんな調理をしたか何が楽しかったのかを教えてくれ、美味しかったからまたリピートすると言ってくれる。
今まで漁でとったものは市場に卸して終わりだったし、ろくに接客業もしたことはなかったのでこのようなことは初めてで、お客様からの応援の声は売上より何より嬉しいものでした。
喜んでもらえるからきれいに箱詰めしようと思えるし、より美味しく食べてもらうための調理レシピも研究して作りました。
タコを召し上がっていただいたお客様からの感想。
直販を始めてからはタコがとれたり売れたりするよりもこういったお客様からの声が何よりも嬉しく励みになっています
 人から感謝されるということは原動力になる。このことは最終的な目的である「衰退している故郷を変える」というゴールにも必ず結びつくと思っています。
そして、今まで経験してきた「事業を発展させる力」と「感謝される喜び」をかけ合わせ、今までだれも成し得なかったことに挑戦していきたいと思います。
【NEXT GOAL~次なる目標は~】
新しい公式サイトを立ち上げ後、安定して集客でき売り上げが立つようになったらオリジナル商品を作ろうと考えています。
しらすを使うのかタコを使うのか、干物か缶詰か調味料か、何を作るかはまだまだ決まっていませんが、自慢の魚介類を使った特製のものを作り、販売していく予定です。
進捗状況などはこちらのページでも告知をするので、その時はまた応援していただけると嬉しいです!
リターンのご紹介
【テレビじゃ聞けない!漁師の仕事やプライベートの紹介(文章形式)】¥1,000
船酔いする?ぶっちゃけ儲かる?やりがいを感じることやきついことは? 特殊な職業である漁業者の悩みや本音を書いたQ&Aを支援者の方限定で教えちゃいます (PDFか手紙の郵送となります。お届け方法は後日別途お伝えします)
【気になる離島の生活事情の紹介(文章形式)】¥1,000
出かけるときの移動はどうしてる?離島ならではの困ることは?コンビニはある?
私は漁師という特殊な職業にプラスして、24年間離島暮らしという特殊な生活もしています。
そんな離島ならではの生活をQ&A方式にして支援者の方限定で教えちゃいます。(PDFか手紙の郵送となります。お届け方法は後日別途お伝えします)
【4種のしらす食べ比べセット】+【お礼の手紙】¥4,000
私がとったしらすを、島のしらす専門加工場が色々な味に仕立てました。自慢のしらすを色々な味で楽しめる、産直サイトでも人気の品です!
また、支援していただいた方限定のお礼の手紙も同梱します。
〈内容〉
 ・しらす(70g)
・ちりめん(60g)
 ・佃煮(70g)
・ちりめんふりかけ 2種 【鮭・しそわかめ(各40g)】
【私からの直送・日間賀島産タコ】+【お礼の手紙】+【独自研究して作った調理用紙】¥5,000(数量限定)
「私が自ら漁に出てとってきた自慢のタコ!!」本プロジェクトの中でも何度か登場した「日間賀島タコ」と、支援していただいた方へお礼の手紙を同梱して送ります
また、だれでも簡単に美味しく調理していただけるように独自に作った調理レシピも同梱します。旨味がぎゅっと詰まった自慢のタコをぜひご賞味ください
【世界に1つだけ。あなたの名前を入れたオリジナルたこつぼ】¥10,000
↑私が実際に漁で使っているたこつぼです。(“た”は卓海の“た”。日間賀島のたこつぼはこのように自身の名前を入れるんです)
これと同じものを新品で作り、お好きな名前を入れます。(文字数:1~4文字)
どんな高級家具店にも売っていない、あなただけの特別なインテリアとしていかがでしょうか。
(実際のものは海に沈めるためにコンクリートを入れますが、汚れ防止のため今回のものはコンクリートなしでお作りします) 
【超豪華鮮魚セット!~漁師の島に住む気分を味わう~】¥25,000
漁師の島に住んでいると自身でとるものだけではなく近所から魚をもらうことも多い。 みんな魚をそのままほいっと渡すスタイルなので、もちろんその時は自身で捌いて食べるんです。 YouTubeで魚を捌く動画もヒットする時代。あなたも魚捌きに挑戦し、漁師の近所に住んだ気分になってみませんか? 私が近所の底引き漁に同行し、とれた魚で鮮魚セットを作ります。
資金の使い道・スケジュール
・画像作成などの外注費
 ・宣伝広告費
・通販サイト運営費(月額など)
・CAMPFIRE手数料
・自身のスキルアップのための本や教材費
7月中旬ごろ プロジェクト開始
8月中旬ごろ プロジェクト終了
8月下旬~  順次リターン発送


どうぞ応援・ご支援よろしくお願いします!!<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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