雹被害を受けた次世代農業の復旧、持続可能な農業の発展に力をお貸し下さい!

2022.06.21 19:40
2022年6月2日(木)埼玉県、群馬県などで大粒の雹が降り、国内最先端の設備を導入し完成して間もないミニトマトの栽培ハウスなどが大きな被害を受けました。屋根に無数の大きな穴があき、張り替え工事が必要です。
保険加入直前に起きてしまった雹害からの復旧、その後の発展にご協力いただける方を募集いたします。はじめに・ご挨拶
弊社は埼玉県本庄市にある野菜の生産法人です。ミニトマトを中心に、ねぎ、なす、お米、小麦を栽培しています。「持続可能で魅力的な農業を創造し、食糧生産の価値を高める」という企業理念の元、若手農業者が野菜生産や販売を行なっています。後継者不足や生産資材の高騰、度重なる災害など問題が山積する中で、この国の食糧生産の担い手として農業の発展に貢献したいと考えています。古き良き昔ながらの手法や技術と、最先端の技術、設備を融合させて新しい農業のカタチを模索しています。

このプロジェクトで実現したいこと
2022年6月2日に起きた降雹で、穴が開いてしまったビニールハウスの屋根を張り替える資金の一部とさせていただきながら、復旧後も長い目で弊社の取り組みや発展していく様を見届けていただける、そのきっかけに出来たら嬉しいです。
多くの方に関わっていただく事で弊社スタッフ全員が、一層やり甲斐を持って農業に取り組めるようにしたいと考えています。野菜を育てていくように、ファームサイドを育てていただける、そんな関係に支援者様となれたら嬉しいです。

プロジェクトをやろうと思った理由
ファームサイドでは「量より質」を合言葉に、長く土を使った昔ながらの土耕栽培という方法でミニトマトを育ててきました。お取引先は「人形町今半」さんや、「オイシックス・ラ・大地」さんをはじめ、高品質にこだわりのある業者さんに納品させてもらっています。
土を使う事で素晴らしい部分ももちろん沢山ありますが、これからの農業、栽培の方法を色々考えていくうちに施設栽培の最先端であるオランダ農業に興味を持ちました。土を使わない養液栽培という栽培方法ですが、この方法は土耕栽培では考えられなかった事が可能になります。

全国でも屈指の最新設備が整っている栽培ハウス1,800㎡の施設を作るのに約1億円ほど初期投資が必要でしたが、「これからの農業の可能性」を探求する上で避けて通れない道でした。
栽培が始まって1年目から本場オランダの栽培コンサルタントがスゴイと言ってくれるほど結果を出す事ができました。今季は2作目の途中ですが、すでに全国でもトップクラスの実績が出ています。省力化、軽労化、データに基づいた理論的な栽培管理が可能となり、若者や未経験者でも結果が出せる、そんな農業が見えてきました。

まさに新しい農業のカタチの一つだと確信を持ち始めていた矢先に雹が降ってしまいました。
通常の雹なら穴は開くことがない強度が高い被覆資材でしたが、車の窓ガラスも割れた今回の雹には全く通用しませんでした。
大きい雹の塊は、ゴルフボールやタマゴくらいの大きさで凄まじい数分間の出来事でした。
ビニールハウスの降雹の被害は本来なら保険などである程度対応するものですが、契約間近の段階での降雹となり、契約が済んでいた一部のビニールハウスを除き大部分の張り替え工事が実費となってしまいました。保険契約をもっと急ぐべきだったのは間違いありません。悔やんでも悔やみきれませんが、せっかく見つけた未来への可能性をここで諦めるわけにはどうしてもいかないのです。どう考えても大ピンチに変わりありませんが、このプロジェクトをきっかけにファームサイドの挑戦をより多くの方達に見守っていただけるチャンスでもあると思っています。



ファームサイドの降雹被害面積   ※単位 a=アール ha=ヘクタール 
ミニトマト 55a
小麦 4ha
ねぎ 1.3ha
なす 25a        

これまでの活動
2014年 関東甲信越の豪雪によってビニールハウスが全壊(翌年再建)
2016年 前代表の死去による経営継承。家族経営から方針を転換し、外部から若者を積極採用する
2020年 法人化。スマート農業を取り入れた最新設備の栽培ハウスを建設。
2022年 高糖度栽培を実践しながら国内トップクラスの収穫量を達成する(養液栽培ハウス※5月時点)資金の使い道
CAMPFIREの手数料を引いた後、ビニールハウスの張り替え工事(約1,500万円)や設備の機能アップ、災害により被害を受けた損失額の補塡等に使わせていただきます。

リターンについて
ご支援いただき復旧したビニールハウスで栽培されたファームサイドのミニトマトを2品種(どちらか)リターンとしてご用意いたします。高額リターンには実際にご来園いただき、復旧後のハウス内の見学ツアー、収穫体験、収穫した野菜で作る園内カフェでのランチ、バーベキューなどをご用意させていただく予定です。(※通常、カフェ営業は行なっておりません)
リターン一覧
3,000円 「うまミニトマト」1kgまたは「トマトベリー」800g
5,000円 「うまミニトマト」1.5kgまたは「トマトベリー」 1.2kg
5,000円  リターンなし
10,000円 「うまミニトマト」3kgまたは「トマトベリー 」3kg
20,000円 【ねぎとミニトマト】ねぎ10kg「うまミニトマト」または「トマトベリー 」
30,000円 【お届け&ご来園コース】
30,000円 【毎月お届けコース】
50,000円 【お届け&ご来園コース】
50,000円 【毎月お届けコース】
※任意の金額でプラスアルファの支援が可能です実施スケジュール
2022年7月下旬 プロジェクト終了
2022年7月〜9月 ビニールハウス張り替え工事
2023年4月 順次リターン発送開始
2023年5月  農園内見学ツアー、収穫体験、おもてなしを実施(該当者様)
2023年5月下旬 リターン発送完了最後に
この10年ほどで災害が起きる頻度は劇的に増加しています。農業という仕事は、その災害一つで窮地に立たされてしまいます。昔から数々の災害を教訓にして対策を生み出してきたものですが、最近の気候変動には対応しきれてない部分があります。これは農業者の努力が限界に来ているという事でもあります。なくてはならない食糧を作り出す貴重な仕事ではありますが、年々難しさが増す事で離農が一層進んでいます。それでもやっぱり無くなっていい職業ではないはずです。私たちは度重なる災害の中でも持続可能な農業がどういうものなのかを手探りで探し続けていく事で社会に貢献する決意です。
クラウドファンディングでは個人的に応援者としてよく利用してきましたが、まさかプロジェクトを自ら立ち上げるとは思いもしませんでした。しかし、この大ピンチの状況をどうにかプラスに変える方法を考え続けた結果、この方法が今後に一番可能性を残せる企画だと今は思っています。ご支援いただく皆様には末長くファームサイドを見守っていただき、ドキドキワクワクする次世代へ繋がるような農業に一緒に関わっていただけたら幸いです。
株式会社ファームサイド  代表取締役 高橋雄介
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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