フリーランスとして働くために重要なのは「コミュニティ」選び
J-WAVE
2020.04.15 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で
様々な企業や個人が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

3月16日・月曜日から3月19日・木曜日の放送では、「コミュニティデザイナー」として新しいコミュニティと仕事を生み出しているフリーランス、黒田悠介さんの働き方に注目しました。

東京大学からベンチャー企業に就職、その後自らも起業、キャリアカウンセラーを経て、
“フリーランス”という働き方を選択、日本最大級のフリーランスコミュニティ「FreelanceNow」を立ち上げるなど、働き方の多様性を高めるための活動もされている黒田さん。まず現在のお仕事を伺うと・・・
・企業のコミュニティ作りを支援する「コミュニティデザイナー」。
・スタートアップから大企業の新規事業まで、1対1の議論を通じて立ち上げを支援する「ディスカッション・パートナー」。
・多彩なメンバーがディスカッションで繋がる会員制コミュニティ「議論メシ」の代表。
・日本最大級のフリーランスコミュニティ「FreelanceNow」の立ち上げ
などまさに多様な肩書きを持ち、自由に働いているという印象。
そんな黒田さんが選択しているのが、フリーランスという働き方。それではどうしてフリーランスになったのかを伺うと、個人のキャリアの選択をサポートするキャリアカウンセラーをやっていた時代に「フリーランスってどうでしょう?」と相談を受け、自分は会社員も起業もしたことがあるけど、フリーランスをやったことがなかったことに気づき、やってみようと思い立ったとか。そして想像以上に自分に合って、ハマってしまったとか。
黒田さんは「フリーランスにはお金、場所、時間など様々な自由がある、自分にはお金の自由よりも、時間の自由、関係性の自由があるフリーランスが合っていた」と仰っていました。
そんな黒田さんの現在の仕事の一つが、1対1の議論を通じて企業の立ち上げを支援する
「ディスカッション・パートナー」ですが、そこから派生したのが「議論メシ」という
コミュニティ。
名前の由来は「議論でメシを食っていく人が集まるコミュニティ」だそうです。ここは3割が経営者、3割がフリーランス、3割が会社員、残りが学生さんという“ごちゃ混ぜの議論の場”。ここから、店舗デザイナー×一軒家オーナー、出張料理人×地域コーディネーターなど、どんどんコラボレーションや副業が生まれているそう。
「議論メシ」の合言葉は、「ひとりのしたいこと」を「みんなでできること」に。
「議論メシ」の活動から黒田さんが感じたことを伺うと「これからの働き方は個の時代というより“コミュニティ”の時代。どんなコミュニティに所属するかが、会社選びと同じくらい大切になってくると思う」と仰っていました。
そんな黒田さんは自らを「文系フリーランス」と呼んでいるのですが、その働き方にも試行錯誤があったようです。
例えば、納品物がない文系フリーランスは、プロジェクトが進むことが仕事で、目に見える成果が無く分かりにくい。デザイン作品のように過去の成果を見せることも難しいというようなハードルが存在するとか。
そんな文系フリーランスが次の仕事を得るために黒田さんは、「自分の仕事に対して口コミが生まれるかが大事、自分の仕事の“エヴァンジェリスト”が生まれるかが仕事の広がりにつながる」といいます。
では、フリーランスで口コミが生まれるほどの仕事をするには、どうすればいいのか? 黒田さんは「ディスカッション・パートナーならアイデアを出すのは当たり前、プラスアルファで知り合いを紹介してプロジェクトを進められるか。ライターなら記事を書いたあとのSNSへ波及できるか。ライター、インタビュアー、カメラマンなど、チームで丸ごと受けることでクライアントの面倒を解消できるか。そんなことで文系フリーランスの仕事の価値が上がっていくと思います」と語っていました。
個人のキャリアの選択をサポートするキャリアカウンセラーを経て、“フリーランス”という働き方を選択した黒田さん。現在は「コミュニティデザイナー」として、様々な「つながり」から、新しい仕事を生み出しています。
会社員にも、起業家にも、フリーランスにもなった黒田さんが、今の時代の中でフリーランスという働き方を選択することについては、「フリーランスが最高!と言うつもりはない、ただ、様々な生活の条件を優先しながら
自分の働き方を見つけていける、ワークライフ・インテグレーションが出来るのがフリーランスのいいところ」だと考えているようです。

フリーランス“コミュニティデザイナー”黒田さんは自分の今後について「自分らしい働き方を見つけて実現できる人を増やしたい。そのためにはやりたいことを一緒にやれるチームを作れるコミュニティを作りたい。そんな状況があれば人は色んなチャレンジが出来ると思う」と仰っていました。

4日間に亘ってご紹介した黒田悠介さんの働き方と取り組みから番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは
『会社選びと同じくらい大事なことはコミュニティ選び!』でした。

アイデアが生まれる、コラボレーションが生まれる、ピンチの時にもサポートしてくれる…。そんなコミュニティといくつ繋がっているか。ますます重要になっているようです。