1日3食では絶対足りない!知られざる食の宝庫マカオ

2016.01.12 08:00
「マカオ料理」を知る人はそれほど多くはないかもしれません。それもそのはず、実は、マカオ料理のレストランは、まだ日本にはないからです。そんな“現地でしか味わえない”マカオ料理は、今、旅ツウやグルメの間で大いに注目を集めています。マカオは、このマカオ料理をはじめとした多彩な料理が満載の「食の宝庫」なのです!
大航海時代の味。マカオ料理
マカオ料理のはじまりは、今から450年以上前の、大航海時代に当時、ポルトガルの船乗りたちが、アフリカ・インド・東南アジアなどの寄港地で食材や香辛料を集め、たどり着いたマカオで、中国風の調理法などをミックスしてつくった独特の料理です。
代表メニューの「アフリカン・チキン」は、鳥のローストを何種類もの香辛料とココナッツミルクなどで煮込んだもの。レストランごとに味付けや調理法が異なるので、お気に入りの「アフリカン・チキン」を見つけるのも、マカオに通い詰めるグルメ達の楽しみなんですって!
アジアで楽しめるヨーロッパの味覚
ポルトガル文化の影響が色濃く残るマカオでは、もちろん本格「ポルトガル料理」もいたるところで味わえます。
日本ではちょっと珍しい存在ですが、バカリャウ(干し鱈)のコロッケやいわしのグリルなどシーフードがふんだんに使われていて、素朴な味わいが人気。
アジアでヨーロッパの味覚までも一緒に味わえるのは、マカオならでは!ポルトガル料理は、マカオビールやポルトガルワインとも相性抜群です。
ファイン・ダイニングで贅沢ディナーも!マカオの多彩なグルメシーン
マカオは食のバラエティだけでなく、グルメシーンも多彩。近年開発が進むコタイ地区では、統合型リゾートが続々オープンしています。世界各国の料理やミシュランの星付きレストランなど、ファインダイニングも勢ぞろい。思いっきりお洒落をして、セレブ気分で食事を満喫するのが、最近の旅ツウ的な楽しみ方だとか。
一方、世界遺産のある旧市街では、現地の人たちに混じって飲茶メニューにぜひトライして。本場の点心にきっとワクワク&大満足! 散策中にほおばる屋台のカレーおでん、エッグタルトもマストです! 締めくくりに、夜景が一望できる素敵なバーで旅の思い出を語りましょう。

知られざる食の宝庫、マカオ。多彩な食事を存分に味わうためにも、ぜひ、数日の滞在をおススメします。マカオグルメの魅力を知れば、何度でもマカオをリピしたくなるはず!
さあ、旅ツウも注目するマカオのグルメプランニング。いざスタートです!