皆さんは毎日しっかり野菜をとれていますか? 厚生労働省が推進する「健康日本21」では、成人の1日当たりの野菜摂取量は350g以上が推奨されています。とはいえ平成29年の「国民健康・栄養調査」では、日本人の成人の1日の野菜摂取量平均値は288.2gと約60gの不足とのデータが。カゴメの行った調査では、1日の野菜摂取目標量が350gであるということを正しく認知している人はわずか16%。約8割の人が野菜不足を自覚しておらず、そのうちの7割の人は野菜摂取の必要性すら認識していないことがわかりました。
そこで「野菜の会社」であるカゴメは1月17日の記者会見において、10年変わっていない日本人の野菜不足を解消すべく、「野菜をとろうキャンペーン」のスタートを発表。『野菜をとろう あと60g』をスローガンに、様々な企業や著名人の賛同を得ながらキャンペーンを今年度から展開していきます。
「野菜をとろうキャンペーン」の狙いは、「野菜不足について自覚を促す」、「なぜ野菜が必要なのか理解を促す」、「おいしく上手なとり方を広める」の3つ。その施策としては、皮膚のカロテノイド量を測ることで野菜の充足度が分かる測定器「ベジチェック」を使った体験会の全国開催。企業・団体と連携した「野菜摂取推進プロジェクト」の推進。学識者・管理栄養士・料理家・スポーツ選手・タレント等からなる「野菜アンバサダー」による、野菜をとることの大切さや野菜の上手なとり方の啓蒙などを展開します。
また会見では、カゴメの「野菜生活100」シリーズの新CMキャラクターに上野樹里さんが就任したことも発表。上野さんはつなぎ姿がチャーミングな“ちゃっかりママ”に扮して登場しました。今回のCMは、朝の食卓で、野菜が苦手でなかなか食べようとしない娘と、時間がなく忙しい朝でもなんとか野菜を食べてほしいママとの、あの手この手の攻防を描いています。野菜嫌いでも「野菜生活100」なら美味しく飲めて、野菜を好きになってくれる「ちゃっかり野菜LOVE。」ストーリーとなっています。
CMについて上野さんは、「(CMに登場した猫の)サラダを最初見たときには、ちょっとなめてかかってるような感じの猫で、これで本当に食べてくれるのかな、と(笑)。(娘に何としても食べてもらいたいという一心での)猫のモノマネをしたりだとか印象的なシーンから始まっていて、撮影も楽しかったです」とのことでした。
「野菜生活100」シリーズには、新しく「野菜生活 Soy+」(ソイプラス)が加わり、2月25日から販売開始。砂糖や甘味料不使用の、まるごと大豆しぼりにこだわったまろやかで飲みやすい果実・野菜・大豆ミックス飲料。日本人の野菜不足に本気で取り組むカゴメのチャレンジは今年も要注目です。