俳優・田辺誠一さんが番組ナビゲーターを務め、毎回1人のゲストの「美学」=信念、強さ、美しさの秘密を紐解き、そこから浮かびあがる「人生のヒント」を届ける、スポーツグラフィックマガジン「Number」と企画協力したドキュメンタリー&インタビュー番組『SHISEIDO presents才色健美 ~強く、そして美しく~ with Number』(BS朝日、毎週金曜22:00~22:24)。5月17日の放送は、元競泳・平泳ぎ選手の田中雅美さんが登場。1996年のアトランタ五輪から3大会連続で五輪に出場し、'00年シドニー五輪の400mメドレーリレーで銅メダルを獲得。引退後はスポーツコメンテーターやタレントとして活躍する傍ら、現在は女優として演技を学ぶ田中さんの素顔に迫った。
■努力の成果は「結果」ではなく「報い」である
平泳ぎのエースとしてアトランタ五輪、シドニー五輪、アテネ五輪と3度の五輪に出場した田中さん。中でも、世界ランキング1位で迎えたシドニー五輪では、日本中の期待が集まった。しかし、結果は100mが6位、200mは7位に終わり、「人生の中であの瞬間が一番辛かった」と振り返る。400mメドレーリレーでは銅メダル獲得に貢献したが、最終目標である個人でのメダルを逃した田中さん。落ち込んだ気持ちを立て直してくれたのは、アメリカ留学中にホストファミリーのお父さんがかけてくれた言葉「Never too late Never give up」(何かを始めるのに遅すぎることはない、決して諦めないことが大事である)だった。田中さんはこの言葉を「やりたいと思った時がチャレンジの時」と解釈。「挑戦によって新たな出会いが生まれ、自分の世界は広がる。私にとって挑戦とは、常に軸にあるもの」と話す。