家族の絆について考えたこと、ありますか?
この問いにドキッとする方も多いのではないでしょうか。いつも一緒にいた家族だから、いつも繋がりあっている家族だから、ちゃんと考えたことはないし、小恥ずかしい。
そう思う人がほとんどでしょう。
今まで自分自身を大切に育ててくれた親。絆というものは目に見えるものではないからこそ、感謝の気持ちを伝えたり本音で話をし合ったり、一年に一度はそういう時間を大切にしたいものです。
今回、3名の男女にインタビューを実施し、育ててくれた親への想いを聞いていきました。反抗期が長かったり、分かり合えているものだと思っていたり。様々な境遇の男女に投げかけられる、普段なかなか聞かれないような質問。改めて聞かれて、意識して「そういえば…意外と親と本音で話すことはあまりないかも」と気づく人も。
そんなインタビューの中盤。親へ感謝の気持ちをしっかりと伝えなければと思っていた矢先、突然渡されたのは親からの手紙。
そして運び込まれたテレビ画面に映るのは、今まで知らなかった自分自身への想いを丁寧に話す親と長年一緒に暮らした実家の映像でした。昔のことを思い出しながら当時どんなことを考えていたか。逆に、最近どんなことを思っているか。ゆっくりと丁寧にそれぞれがインタビューに答えてくれます。もちろんそんなことは3名も初めて聞かされることばかり。
辛かったことも楽しかったことも、家族で笑いあったことも何度も反抗してきたことも、全てこの実家で起きたこと。そんなさまざまな思い出が3名それぞれの中で、こみ上げてきます。
今年の年末年始、実家に久しぶりに帰れる人も帰れない人も。たまには時間をとって、小さな頃から一緒に暮らした懐かしい場所に戻って、親への感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。
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