今年1番の話題を呼んだ「カルチエ」。プレシャスなコンビニを振り返る

2018.10.01 00:00
洗練されたジュエリーや時計で世界中の人々を魅了するジュエリーメゾン、カルティエ。そのカルティエが、プレシャスなコンビニを期間限定(2018年9月21日〜30日)でオープンしました。その名も「カルチエ」。連日、長い行列ができた話題のスポットを、J-WAVEのラジオ番組「SEASONS」にて山中タイキさんが現地から生レポート(9 月22 日放送)。ナビゲーターを務めるマリエさんと「カルチエ」の魅力についてトークを繰り広げました。

どこまでもプレシャスなコンビニ「カルチエ」
カルティエは、“1本の釘“をプレシャスなジュエリーへと昇華させた人気のジュエリー「ジュスト アン クル」を生み出しました。同様に、日本人にとって身近な存在であるコンビニを特別なものに仕立て上げたのが「カルチエ」です。
期間限定の店舗が現れたのはキャットストリートにほど近い場所。たたずまいはコンビニですが、ガラス越しに見えるゴールドの輝きがプレシャスな雰囲気を漂わせています。山中さんも少し緊張しつつ、自動ドアを開けて早速潜入。
山中:「今日はあの高級ブランドカルティエがなんとコンビニを期間限定でオープンしたということでやってきました」
マリエ:「実は、私ももう行きましたよ」
山中:「カルティエがコンビニなんて前代未聞ですよね。今日は気合いを入れてジャケットをきています(笑)。外観はまさにコンビニなんですが、中にはいると高級感がすごい!全体がゴールドと白で統一されています。買い物カゴも全部ゴールド。こんなコンビニあっていいのでしょうか?」
マリエ:「贅沢だよね〜」
山中:「どこを見てもフォトジェニックな場所ですね。気になったのは、『カルチエ』のロゴ。新しく作ったのかと思いきや、実は70年代に制作され、商標登録されたものを活用しているそう。レトロモダンなデザインが、今の気分にぴったりです」

プレミアムなフードや日用品がずらり
「カルチエ」には一般的なコンビニにあるようなフード類も並んでいました。しかし、そのどれもが普通ではない逸品。たとえば、赤坂の有名店「TAKAZAWA」のシェフ高澤義明氏が手がけた “おにぎらず”に、北海道産の男爵イモに様々な食材をのせて焼き上げる新感覚コロッケ、入手困難なプレミアムスイーツが人気の「été」のパティシエ・庄司夏子氏が手がけたシリアルナンバー付きボックスに入ったマンゴータルトをはじめ、他では手に入らない飛び切りスペシャルなフードの数々。もちろんキッチンペーパーや石鹸などの日用品も、すべて上質なものばかり。
山中:「僕が気になったのが、このカップ麺ですね」
マリエ:「そう!私も買っちゃったよ!」
山中:「5400円と10800円の2種類があり、中身はレストランの予約券になっているんです」
マリエ:「私の大好きな『KABI』っていうレストランの予約券。このお店は予約の取れないお店だから」
山中:「それにキャビアの入ったカップアイスクリームのお値段がなんと3240円」
マリエ:「わー、すごい!」

「ジュスト アン クル」の世界観を存分に堪能
コンビニのイートインスペースをイメージした2階フロアは「ジュスト アン クル」のタッチ&トライエリアに。「ジュスト アン クル」は1本の釘をモチーフにした70年代のニューヨークで誕生したジュエリー。日常品である釘をプレシャスな作品に昇華させるという型破りなデザインであり、多くの人に愛されています。「ジュスト アン クル」の豊富なラインナップを実際に手にとり、試着・オーダーすることが可能であり、従来よりもスリムに仕上げた新作をいち早くチェックできる空間になっていました。
ブレスレット〈左〉「JUSTE UN CLOU」 WG ¥847,800/〈右〉「JUSTE UN CLOU SM」PG¥356,400/リング「JUSTE UN CLOU SM」YG/PG各¥132,300(すべてカルティエ)
「コーディネートのアクセントになるシンプルなデザインが好きなので、無駄を削ぎ落とした『ジュスト アン クル』のデザインは魅力的。新作のスリムタイプのブレスレットはつけ心地が軽やか。特にピンクゴールドは肌の色になじむのでデイリーに使えそう。一方、従来の太めのブレスレットはほどよいボリューム感と重みがあり、こちらも男性に好まれるのではないでしょうか。重ね付けすることで、より華やかな印象になりそう」と山中さん。

日常のアイテムをプレシャスな姿へと昇華させるカルティエ
山中:「今回のためだけに作られたアイテムも多数あり、中でも注目なのが、『ジュスト アン クル』のために製作されたスペシャルマガジン。表紙がゴールドです。モデルの秋元梢さんやUTAさんによるファッションストーリーや、名和晃平さんと清川あさみさんによる対談など、読み応え、見応えたっぷり」
マリエ:「ただの雑誌じゃないんだから。作り手もすごいの」
山中:「アート作品も展示されているんですね。お店の奥のバックヤードに、あのアルゼンチン人のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒの作品が置かれているんです。普通とは全然違います。その違和感が日常を非日常にしてくれる。買い物欲がアップするウキウキ感があるんですよね」
マリエ:「ありますね。買った時についてくるビニール袋まで贅沢」
中山:「そう。そこまでこだわっている『カルチエ』。まさに、大人のためのプレミアムな空間です」
アクリル製のアイスキャンデーのオブジェを並べたインスタレーションやカルティエのオリジナルシャンパン(非売品)などをディスプレイしたドリンク用ショーケースなど、SNS映えするスポットも豊富。
「他にも、コンビニに不可欠な電子レンジをアートにアレンジしていたり、コピー機で自分の手をプリントアウトして『ジュスト アン クル』のスタンプでアレンジできる体験型のコンテンツを用意しているなど、隅々までこだわりが詰まっています。気づけば長居してしまう場でしたね」と山中さんは振り返ります。
訪れた人を残らず虜にしたカルティエのプレシャスコンビニ。「カルチエ」は伝説的な存在として多くの人々の記憶に刻まれました。
【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時: 毎週土曜 12:00-15:00
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが 楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
[STAFF]photo:Shinichi Miura/Text:Tetsu Takasuka