人気スタイリスト小松氏の私服に見る、夏とサングラスの最適解

2018.07.31 11:00
今年の夏は、暑さがハンパじゃない。でも、だからと言ってずっと家にこもり切りなんていうのはナンセンスだ。限られた夏で最高の思い出をつくって、仕事も遊びもやり切りたい。機能やデザインに優れたメガネ・サングラスを豊富に取り揃えるZoffには、オンタイムに照りつける日射しを和らげ、そのまま仕事終わりにも活躍するデザインのアイウェアや、休日をもっとアクティブにしてくれるサングラスが揃っている。では、この夏はそれらをどんな風に取り入れるべきだろうか? 数々のファッション誌でスタイリングを手がける気鋭のスタイリスト小松嘉章さんに訊いてみた。
−−小松さんは昔からメガネをよくかけられている印象がありますけど、ご自身のメガネ遍歴を教えていただけますか?
小松:初めてかけたのは確か中学生の頃で、当時はまだ目も悪くなく、ただのおしゃれとしてかけてました。25歳くらいまでは、自分にとってメガネはファッションアイテムだったんですよ。だけど、アシスタント時代に視力が落ちてきて、運転するときには必ずメガネをかけるようになりました。そこからアイウェアを選ぶときに、実用性も意識するようになった気がします。
−−今、サングラスやメガネはどれくらいお持ちなんですか?
小松:ちゃんと度入りにしてあるのが5本くらいで、それ以外も入れると十数本くらいです。すぐ失くしたり、踏んで壊したりしてしまうので、減ることも結構ありますね(笑)。メガネをかけたり外したりするのが面倒なので、できるだけいろんなシーンに合うものを選びます。普段はメガネにもサングラスにもなる調光レンズのものをよくかけてます。
−−オン・オフ兼用できるものがお好きなんですね。
小松:というより、正直、その両方で服装があんまり変わらないんですよ。スタイリストっていう職業もあるし、ある程度普段からキレイめな服装は心がけているので。僕がジャケットを着るのは冠婚葬祭くらいです(笑)。広告の打ち合わせもCMの現場もいつも通りの服装ですし……。
−−なるほど。確かに“オン”のセルフスタイリングは、普段の小松さんのままに近いですよね。
小松:そうですね。最近はこのベンデイビスの太いデニムが気に入っていて。自分でダブルに裾上げしました。
ストライプが上品なフランネルのバンドカラーシャツにワークウェアの老舗、ベンデイビスのワークパンツという組み合わせ。足元はチーニーの革靴ですっきりと。
Zoff UV CLEAR SUNGLASSES(ZS181G02-49E1)/¥3,500+税
−−今日かけられている“クリアサングラス”はべっ甲柄のウェリントンタイプですね。
小松:はい。僕、黒縁メガネって元々あんまりかけないんですよ。どうしても印象が強くなっちゃうので。それよりも、こういうべっ甲柄とか、少し薄い色だと印象が柔らかくなるのでよく選びますね。
−−レンズはクリアタイプですが、100%のUVカット機能も備わっているそうですよ。
小松:それがありがたいですよね。レンズの色が濃いサングラスは“オン”のシーンではかけにくいことが多いけど、紫外線は気になるからクリアサングラスは重宝しますよね。仕事が終わって、少しリラックスするときにもそのまま使えそうなシェイプですよね。でも仕事、なかなか終わらないからなぁ(笑)。
−−では続いて”オフ”の方ですが、黒が基調というのは小松さんのコーディネートでは珍しいですよね?
小松:そうだと思います。僕、色の濃いサングラスをそもそもほとんどかけなくて。ちょっとコワモテっぽくなりやすい気がして、僕のキャラじゃないかなって。だから、かけるとしたら普段からかけてるメガネと同じような形のものが良くて。仕事ではモデルの子にラウンドシェイプをかけさせたりとか、全然するんですけど。自分自身のこととなると、アイウェア選びが急に保守的になる気がします(笑)。このサングラスはフレームも主張が強すぎないのが好みでした。
−−スポーツグラスではないモデルですが、かなり高めの偏光性があるそうで、眩しさの対策にもちょうど良さそうですよね。
小松:はい。セルフレームの太さもクセがなくて好きです。良い意味でトレンド感がないと言うか。
−−服装はどんな点に重きを置いて考えられたんですか?
小松:僕がかけるサングラスとしては重めのカラーリングなので、黒のワントーンにしました。足元がレザーサンダルだったり、シャツがリネンだったり、異素材を取り入れながら。
TREND SUNGLASSES(ZA181G06-14E1)/¥3,500+税
−−実際にかけた感想はいかがですか?
小松:無駄のないスマートなシェイプだし、かけていて安心感があります。それに、すごく軽い。フィットしていなかったり、重いとやっぱり疲れますもんね。
−−機能面もしっくり来たんですね。サングラスは普段、どんな基準で選んでいるんですか?
小松:ちょっと言い方が悪いんですが、乱雑に扱えるものかどうかが1番大事かも知れません。もちろんデザインも大事なんですけど、丈夫で気を遣わずに付き合っていけるかどうかがすごく重要。ファッションアイテムというより、ギアという感覚が強いような気がします。
−−こういう色の濃いレンズのサングラスもお似合いですね。
小松:ありがとうございます(笑)。でもサーフィンをやっているから、そのときは色の濃いサングラスも持って行きますね。アウトドアや海に行ったりするときにはよくかけてます。
黒でもハードすぎない、アンフィルのTシャツに合わせたリネンシャツはピッコロのもの。ゆとりと丈が絶妙なカラービーコンのショーツに、アナテックのサンダルを合わせた盛夏仕様。
−−TPOでもかけ変えられるんですね。スタイリングでもアイウェアはよく使われるんですか?
小松:企画にもよるんですが、大人っぽい媒体ほどメガネをスタイリングに取り入れることは多くなる気がします。やっぱり服装がストリートライクでも、メガネがあるだけで上品に仕上がったりするので。逆にサングラス、特にミラーレンズのものなんかは、アウトドアスタイルの提案だったり、そういうアクティブな要素を足すのに重宝しますよね。
−−確かに夏場のスタイリングには便利そうですね。
小松:そうですね。やっぱりフェスシーズンだし、そういう企画も増えるので。Zoffのサングラスはフェスにも良さそうですよね。かけ心地も良いし、機能的にも安心感があるので。
−−小松さんもフェスへ行かれるご予定はあるんですか?
小松:今のところ仕事ばかりですね……(笑)。
−−2018年9月19日(水)にZoff主催の限定ライブがあるらしいですよ!小松さんもZoffで新しいサングラスを選んで、たまには平日夜のライブに出かけてください!
小松:ハハハ。予定確認しておきます(笑)。今まで、流行りに乗っかったりもして色んなサングラスを見ましたけど、1番ベーシックなものを選ぶのがやっぱり間違いないなと思っちゃうんですよね。ラウンドシェイプとか、さらっとかけられる人は格好いいなと思うんですけど。
−−小松さんは似合う顔立ちな気がしますけどね。
小松:そうですかね? もう10年くらい、保守的なアイウェア選びをしてきたからなぁ。でも、もう1回トライしてみようかな(笑)。
日々多数の雑誌や広告でスタイリングを手掛け、アイウェアやサングラスをシーンや表現したいスタイルに合わせて使い分けている小松さん。今回、オンスタイル・オフスタイルそれぞれのスタイリングで取り入れやすいサングラスをセレクトして頂いた。これらを参考に色んなスタイルを試してみてはいかがだろうか。
■オンスタイルもオフスタイルも1本で。2WAYグラス「Zoff NIGHT & DAY」
Zoff NIGHT & DAY(上:ZN181G06-12A1/下:ZN181G06-71A1)各\7,500+税(度付き標準レンズ代込み)
通常のメガネの上から、アタッチメントのカラーレンズを着脱できる2WAYグラス“NIGHT & DAY”。「薄いフレームの色合いも今っぽいし、何よりマグネット式でオンもオフも対応出来るっていうのが便利ですよね」と小松さん。
これならオンスタイルと合わせながら、イベントや週末のアウトドアではオフスタイルにも早変わりできる。夜はメガネで、昼はサングラスという使い分けも可能だ。

今回のZoff NIGHT&DAYの詳細はこちらから
■洒落たオフスタイルを演出する「TREND SUNGLASSES」
左上:TREND SUNGLASSES(ZP182G15-14E1)/¥5,500+税
大き過ぎずかけやすいサイズ感のラウンドメタルのサングラス「薄めのブルーレンズがモダンだし、シンプルな服装に合わせるだけで今っぽい着こなしになる気がします」と小松さん。

右下:TREND SUNGLASSES(ZP181G05-49A1)/\7,500+税
小ぶりなシェイプとメタル&プラスチックのコンビがノーブル。「クラシックなので、大人っぽく見せたいときにはちょうど良さそう」
今回のTREND SUNGLASSESの詳細はこちらから
■「Zoff Rock 2018」 チケットプレゼントキャンペーン
Zoffの主催する特別ライブが9月19日(水)に開催!
出演アーティスト:あいみょん/Nulbarich
ドレスコード:『アイウェア』(メガネまたはサングラス)
キャンペーン応募対象者:全国のZoff店舗またはZoffオンラインストアにて、3,780円(税込)以上お買い上げの方
応募期限:8月19日(日)
小松嘉章
1982年生まれ、秋田県出身。2009年の独立以降、多数の雑誌でスタイリングを手がける気鋭スタイリスト。最近はレディスのスタイリングにも精力的なのだそう。www.nomadica.jp
[STAFF]model,styling:Yoshiaki Komatsu/photo:Shunsuke Shiga