好印象を与えるコツは?美人すぎる歯科医が教える秘密のポイント

2018.05.22 10:00
体も心も満ち足りていて、透明感があって、凛とした人って憧れますよね?そういった女性は自らのキレイ習慣をもっているもの。そして、決まって笑顔が素敵なのです。
笑顔の決め手となる場所といえば口元。特に歯は相手に与える印象を左右する存在だと言えます。では、歯のプロである歯科医は、どんな日常を送っているのでしょうか? 歯科医でありながらモデルとしても活躍する加藤順子さんに、普段の生活で行っているキレイ習慣を聞きました。
忙しいときほど、部屋を整える
instagramで6万人以上のフォロワーから支持される加藤順子さん。本職が歯科医でありながら、清涼感のある顔立ちやスタイルで次世代のファッションアイコンとしても注目を集めています。多くのフォロワーたちが魅了されるのは、歯学生時代から発信し続けているハイセンスなインテリア。加藤さんはファッションを楽しむような感覚で部屋づくりを行っています。
「私のインテリアのテーマは、陰影と遊び心。海外のインテリアブロガーを参考にしていています。シックだけど色彩が豊か。それが新しくて楽しい。Tシャツやボトムスを変えるように、好きなインテリアのアイテムを取り入れていますね。床に大理石シートを張ってDIYをすることも!
こうありたいと目指して作った空間に身を置くことが人を輝かせると思う。好きなものに囲まれる時間が心を豊かにしてくれる気がするんです」
実は“あわてんぼ”だという加藤さんの、日常に落ち着きを取り戻すためのマイルールが、部屋を出るときにきちんとベッドメイキングすること。「忙しいときほど部屋をキレイにしておきたい。空間が整うことで、心も整うと信じています」
美への近道はキレイな歯にあり?
部屋を整えることや仕事の休憩時間にジムに通うなど、心身共に美しさをキープする加藤さん。笑った時に見える美しい歯並びが印象的ですが、6年におよぶ歯科矯正治療によって手に入れたものだとか。
そして歯科医になった今、もちろん口内のお手入れに余念がありません。
「部屋と同じく、忙しいときほど口内をキレイにしておくと、イライラも煮詰まりも解消されます。歯磨きのポイントは、磨く時間よりもブラッシングの質。プラーク(歯垢)が残りがちな方は、歯に歯ブラシが当てられていないケースが多いのです。鏡でチェックしながら、歯ブラシの毛先を歯周ポケットにしっかりと当てると、歯磨きの効率がぐんと上がります」
質の高い歯磨きに加え、歯科医院での定期健診を受けること、それに、キシリトールの摂取も口内環境を整える役目があると加藤さんは話します。
「キシリトールって、実は甘味料のことなんです。ご存知でしたか?同じ甘みを持つ砂糖と大きく違う点は、虫歯の原因の元、ミュータンス菌に働きかける作用があることでしょう。キシリトールが口内に入ると、体は甘みを感じて唾液を分泌します。唾液には自浄作用があるので、口内のねばつきも抑えてプラークもつきにくくすると言われています。高濃度のキシリトールを口内に一定時間キープしておくことで効果が増すので、適切な形で摂取することをおすすめしています」
Profile/加藤順子(かとう・じゅんこ) 愛知県名古屋市生まれの歯科医。自身のライフスタイルをUPしているinstagramが人気を集める。instagramアカウント:@_katojun_
自分に素直に。健康的に過ごす
「歯がキレイだと口の中が明るく見えて、対比効果で肌も健康的に見えるんですよ。たとえば、虫歯があったり、プラークで口内が汚れていたりすると、ホワイトニング治療に進めないこともあります。やはり、さまざまな観点から口内環境を整えることが大切です」

加藤さんは、この先、近寄りがたい歯科医のイメージを払拭していきたいそう。
「自然と“いいね”と思われる人になりたいですね。instagramでは職業とは無関係のライフスタイルの投稿をしたり、モデルの活動もしたりするのは、多面的な魅力をもちたいからなのかもしれません。人はいろんな要素で構成されているし、たくさんの選択肢があっていい。もっと好きなことを自由にやるためにも、心も体も口内環境も整えていきたいと思います」
キシリトールのことをもっと知りたい!
加藤さんの話にもあったように、口の中からむし歯の原因のひとつミュータンス菌を減らす効果があると報告されている、キシリトール。「よく耳にするけれど、実際のところは知らなかった!」という人も多いのでは? そんな人におすすめしたいのが、キシリトールのあれこれを学べるWEBサイト。これから先の人生において、健やかな歯をキープするためにチェックしてみては?
[STAFF]model:Junko Kato/photo:Nobuki Kawaharazaki/hair&make-up:Mizuki Masuda/Text:Maki Funabashi