【アジア大会】男子競歩、十種競技で金メダル!福島千里&なでしこは連覇ならず

2014.10.10 01:35
『アジア大会2014韓国仁川』13日目、日本は陸上競技2種目で金メダルを獲得。その一方で連覇を期待された競技で破れるなど、アジアの壁の高さを感じさせる1日となった。

金メダルを獲得したのは陸上男子50キロ競歩。谷井孝行(自衛隊体育学校)がアジア大会の競歩種目では日本選手初となる金メダルを獲得した。また、男子十種競技では右代啓祐が金メダルを、中村明彦(ともにスズキ浜松AC)も銅メダルを獲得している。右代はもともとパワー型の選手で投擲種目を得意とする選手だが、昨季終了後から体幹トレーニングにも力を入れ、短距離系の種目でも記録を伸ばしていた。今大会も、首位に立てた一番の要因は、競技後半にあった円盤投げ・やり投げでの挽回だったが、全体のレベルが上がっていることも証明できたといえるだろう。

陸上ではほかに、連覇が期待されていた女子200mの福島千里(北海道ハイテクAC)が銅メダル、男子400mハードルでは岸本鷹幸(富士通)、同じく女子400mハードルで久保倉里美(新潟アルビレックスRC)がそれぞれ銀メダルを獲得。女子100mハードルでは木村文子(エディオン)が銅メダルを獲得している。

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