【アジア大会】「錦織2世」西岡良仁、日本テニス界40年ぶりの快挙達成

2014.10.09 00:00
錦織圭の躍進で活気づく日本男子テニス界に、また楽しみな新星が現れた。西岡良仁、19歳。

今大会団体銅メダル獲得にも貢献した西岡は、好調をキープし、シングルスでも決勝に進出。世界ランキング168位の西岡に対し、相手は世界ランキング43位、2010年のウィンブルドンで8強入りした盧彦勲(台湾)。だが西岡は終始攻め続け、セットカウント2-0。わずか1時間10分でアジア屈指の強豪を退け優勝。錦織と同じアメリカ「IMGアカデミー」出身の新鋭が、この種目で、1974年テヘラン大会の坂井利郎以来となる40年ぶりの金メダルを日本にもたらした。

卓球女子団体では、日本が48年ぶりの金メダルを目指し、卓球王国・中国と対戦した。日本は第1試合で福原愛(ANA)が世界ランキング2位の格上・丁寧から自身初勝利をこの大舞台で奪い、幸先の良いスタートを切るが…