【アジア大会】女子レスリングまずは金2つ!天才卓球少女・平野美宇が代表デビュー戦飾る

2014.10.14 18:30
大会8日目、後半戦に突入した『アジア大会2014韓国仁川』。日本にとってメダル獲得が期待されるレスリング、陸上、ソフトボールがスタートした。

世界ナンバーワンの実力を誇る日本女子レスリングは、48kg級と63kg級でともに金メダル獲得と幸先の良いスタートを切った。48kg級に出場した登坂絵莉(至学館大学)は、今年の世界選手権で圧巻の連覇を果たしている猛者。だが今大会は世界選手権から2週間と試合間隔が詰まっていたこともあり、厳しい戦いを強いられ準決勝ではビネシュ(インド)に6-4の辛勝。しかし決勝戦では昨年の世界選手権51kg級王者・孫阿楠(中国)に5-1と快勝。その実力と大舞台での強さを発揮し、レスリングの今大会金メダル第1号となった。

また63kg級に出場した渡利璃穏(アイシンAW)は、準決勝で世界選手権60kg級王者のツェレンチメド・スヒー(モンゴル)を破ると、決勝戦ではラスト数秒までの2点ビハインドを起死回生のタックルで同点に追いつき内容勝ち(同点の場合、最後にポイントを取った者が勝者となる)。見事な金メダル獲得となった。男子でもフリースタイル70kg級で、普段は神奈川の中原養護学校で働く小島豪臣が銅メダルを獲得。自身3年ぶりの日本代表遠征だったが、8年前のドーハ大会銀メダルに続くメダル獲得となった。

陸上は前回大会で日本女子史上初の100m・200m二冠に輝いた福島千里(北海道ハイテクAC)が100m予選に登場…