日本映画の頂点は!?「第41回 日本アカデミー賞」優秀作品賞 受賞作品が映画館で観られる

2018.02.21 18:30
映画好きであれば毎年気になる、日本映画の祭典「日本アカデミー賞」。今年も41回目が3月2日(金)に開催決定。映画人による投票によって選ばれる2017年の日本映画界を彩った作品、俳優、スタッフが表彰される大舞台を前に、1月15日(月)に優秀受賞作品が発表され早くも話題になっています。

俳優では、優秀主演女優賞に『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優など、人気と実力を兼ね備えた俳優陣が名を連ね、最優秀の結果への期待も高まっていますが、なんといっても気になるのが「最優秀作品賞」です。先日、「優秀作品賞」5作品と、「優秀アニメーション作品賞」5作品が発表され、その中から2017年の頂点が決定します。

日本映画ファンならずとも「いい作品は映画館で観たい!…けど、観逃してしまった」という人や、「大好きなあの作品をもう一度スクリーンで観たい!」という人も多いはず。そこで朗報です。なんと全国6つのイオンシネマ(江別〈北海道〉、名取〈宮城〉、レイクタウン〈埼玉〉、ワンダー〈名古屋〉、大日〈大阪〉、福岡〈福岡〉)で、優秀作品賞5作品と、優秀アニメーション作品賞2作品の7作品を上映することが決定しました!
そこで今回は、ひと足お先に7つの受賞作品を振り返ってみましょう。まずは、優秀作品賞から。
『君の膵臓をたべたい』
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 (C)住野よる/双葉社
住野よるのヒット小説を映画化し、話題となった作品。膵臓(すいぞう)の病を患う高校生と、そんな彼女の闘病日記を見つけた“僕”との交流を、現在と過去をクロスさせながら描く。主演は浜辺美波と北村匠海。さらに、教師として母校に戻ってきた現在の“僕”を小栗旬、ヒロインの親友を北川景子が演じている。
『三度目の殺人』
(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ
『そして父になる』に続き、福山雅治と是枝裕和監督がタッグを組んだ法廷サスペンス。殺人の前科がある男の弁護を渋々引き受けた弁護士(福山)は、犯人と交流するうちに動機に疑念を抱きはじめ…。犯人役の役所広司ほか、斉藤由貴、広瀬すずら豪華キャストが揃う。
『関ヶ原』
(C)2017「関ヶ原」製作委員会
司馬遼太郎の『関ケ原』を映画化し、天下分け目の「関ヶ原の戦い」を描く。石田三成を岡田准一、三成を追い詰める徳川家康を役所広司、三成を支え続ける忍びを有村架純が演じる。これまでにない人物像の三成、家康とともに、謎多き合戦の舞台裏を描いた話題作。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
人気作家・東野圭吾の小説を映画化。養護施設育ちの若者と、町の人の悩み相談を聞いていた廃業したはずの店「ナミヤ雑貨店」の店主との時を超えた交流を描く。32年前に書かれた悩み相談の手紙がつなぐものとは…。主人公を山田涼介、店主を西田敏行が演じる。
『花戦さ』
(C)2017「花戦さ」製作委員会
天下人となった豊臣秀吉に、刃ではなく花で戦いを挑んだ華道家元・初代池坊専好の姿を描く。戦国時代の京都を舞台に、専好を狂言師で『のぼうの城』などの野村萬斎が演じるほか、歌舞伎俳優の市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市ら豪華俳優陣が出演。
優秀アニメーション作品賞にもヒット作が続々!
2017年もアニメーション作品は名作揃い。その中から計5作が優秀アニメーション作品を受賞しました。受賞作の中からおすすめの2作品を紹介しましょう。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
岩井俊二によるドラマをもとに、新房昭之が総監督を務めたアニメ作品。なぜか同じ時間を何度も繰り返して過ごすこととなる、中学生たちの不思議な夏休みの1日を描く。脚本は大根仁。声優陣も広瀬すず、菅田将暉、人気声優の宮野真守ら豪華キャストが勢揃い。
『メアリと魔女の花』
(C)「メアリと魔女の花」製作委員会
『借りぐらしのアリエッティ』などを手がけた米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に制作したアニメ作品。メアリー・スチュアートの児童文学をもとに、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つけた、少女メアリの冒険を描く。
全国6つのイオンシネマで、受賞作品の上映が決定!
あらためて、名作が揃った2017年の優秀作品賞と優秀アニメーション作品賞。やはりスクリーンで楽しみたい!…ですよね。江別(北海道)、名取(宮城県)、越谷レイクタウン(埼玉県)、ワンダー(愛知県)、大日(大阪府)、福岡(福岡県)、の6つのイオンシネマでは、2月22日(木)〜2月28日(水)の期間中、優秀作品賞5作品と優秀アニメーション作品賞2作品の上映が決定!
また、イオンマークのカードならイオンシネマの映画一般料金が300円割引での鑑賞が可能に。
詳しくは以下のページでぜひチェックを! 日本アカデミー賞への期待とともに、この機会に日本映画の素晴らしさをたっぷりと味わいましょう。
【優秀賞 受賞作品を観たい】